++山根一男の徒然日記++
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5月 31日(木) 可児市議会6月定例会 開会
5月 30日(水) しめきり直前に意見聴取
5月 29日(火) 議会基本条例制定に向けて
5月 28日(月) 6月議会 議運・全協
5月 27日(日) 第31回可児市消防操法大会
5月 26日(土) 第2回可児市議会報告会 福祉センター
5月 25日(金) 第21回ばら制定都市会議
5月 23日(水) 5月26日 議会報告会開催【告知】
5月 22日(火) 『2時間でわかるセクハラ対策法』 後援申請
5月 21日(月) かたびら掲示ボード設置運営事業(案)
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 2012年5月29日(火)
 議会基本条例制定に向けて
 可児市議会として、議会基本条例を今年9月に制定しようという動きが加速している。だんだん迫ってきているので、当然のことだが…踏み込めば踏み込むほど、考慮すべきことが増えて行く。 
 
 可児市議22名のうち、12名が議会基本条例特別委員会のメンバーとして、条文整備などの準備を進めている。このところ、数日ごとに少人数で集まって条文に付随する解説文や、マニュアル的なルール作りに追われている。 
 
 6月議会の一般質問通告締め切りが明日の16時と迫っている中、今日も午前中みっちり3時間かけて、お互いの分担テーマについて検討しあった。私は第3グループ、可児市議会基本条例(案)第4章(市民と議会の関係)、第5章(市長等と議会の関係)を担当している。 
 
 メンバーは私の他、天羽良明議員、川合敏己議員、出口忠雄議員、伊藤壽議員の5名だ。考えてみれば、この4章・5章というのは議会基本条例の根幹であり、かなりのボリュームがある。 
 
 私たちのグループにたたき台づくりを割り振られているルール案件は、広報広聴(情報公開・説明責任)、参考人制度及び公聴会制度、請願・陳情の取扱い、議会報告会、反問権についての5件である。 
 
 5人のメンバーがそれぞれ、いろいろ調べながら原案をつくる。つまり、上記の項目を可児市議会としてどのように実行可能なものにしてゆくかというマニュアル作りである。 
 
 私は広報広聴の担当だ。現在、議会広報特別委員会の委員長でもあるので、比較的取り組みやすい。いろいろ検討してゆくと、市議会には『広聴』を体系的に取り扱うしくみがないことが分かる。 
 
 議員それぞれが、市民からの意見や提案を聞けば良い…というのは、昔の話で今、必要を求められているのは、二元代表制の一方の柱である『議会』として、市民の声をどう受けとめ、それを市政にどう活かしてゆくかである。 
 
 二元代表制のもう一方の柱である首長、つまり市長を頂点とする執行部は市民の声を、直接政策に活かし予算化することができる。だが、議会には予算編成権がないので、政策提言はまず首長にその必要性を認めさせ、予算化させることから始めなければならない。 
 
 しかも、その前に議会が一致して、その政策を推さなければならない。ここのハードルが高くて、今までなかなか議会が一致しての政策提言や条例化案などはできて来なかった。 
 
 私自身も、最近まで、それぞれ考え方も立場も違う議員同士が、まとまることなど不可能で、それぞれが、それぞれの立場で仕事をすれば、それでいいと考えていた。 
 
 しかし、議会改革の流れの中で、やはりそれではいけないということに気付いた。議会には予算の承認権という絶大な力がある。これを活かして、真に市民の代表として、しかも22色の特色を持った集団としての力を結集することも大変重要である。 
 
 集合体としての議会の強み、その象徴が『議会報告会』である。6月2日(土)午後2時から4時頃まで、帷子公民館にて、先週の福祉センターに続く第2回(通算3回目)の議会報告会がある。 
 
 その日は、私は司会ではなく、質問に答える側の席にいる。地元だけに、帷子の住民のまちづくり意識の高さを知っているだけに、緊張する。私以外の9名は、野呂 和久議員、山田 喜弘議員、佐伯 哲也議員、中村 悟議員、林 則夫議員、伊藤 壽議員、冨田 牧子議員、伊藤 英生議員、山口 正博議員である。 
 
 参加には、特に名前を書いたりする必要もない。市民の方はもちろん、可児市民でなくても参加できる。この機会に一度、議員とはどういう人種か見てみるのも良いかと思う。ぜひ、議会報告会(意見交換会)を体験してほしい。お待ちしています! 
 
 
 


  私は他市に在住しております。
そのため、可児市のことはほとんど分からないのですが、山根さんのブロウに出会い、可児市の様子がこうして私のような他市の者にも分かります。
可児市は、こういう所なんだなぁと想像しながら拝読させていただいております。

また、山根さんのブログに出会うまでは、自分の住んでいる市の市政にあまり興味がなく、選挙の投票には行くものの、あとは市議さんがなんとかやって下さるのでしょう、ぐらいに思っておりました。
が、山根さんのブログで詳しく市政のあり方が提示され、しかも政治音痴な私でも分かるように書かれているのを拝読し、自分の住んでいる市の市政に初めてと言っていいくらいなんですが、興味をもつようになってきました。とても恥ずかしいことですが・・。
また、山根さんのブログで初めて議員さんがどんなことをされているのかも知りました。

山根さんのブログは、私を市政のあり方に目を向けさせてくれるきっかけとなりました。
今後も、自分の視野を広げるためにも、拝読させていただきたいと思います。

虹色の街 ..5/31 20:00(木)

  上記のコメントの2〜3行目、「ブログ」がブロウになってました。ごめんなさい。
虹色の街 ..5/31 20:22(木)

  虹色の街さん 私のブログを通して、身近な政治について興味を持ってもらえたこと、とても嬉しく思います。
本来、市議というのは住民にかなり近い存在であるべきで、私の場合はこの『ブログ』という手段を通じて、そのことを表現しています。ただ、世の中の平均的な議員像からは、少しはずれるかもしれません。
また、このブログ自体、徒然日記というくらいですから、政治的な報告に終始するものではありません。それに、文字量がかなり多いほうだと思います。7年間に蓄積された量は、膨大な量となり、おかげで意外なところで検索にひっかかります。
過去の文章は、批判も含めて誰でも見ることができ、私としては逃げも隠れもできません。過去には、このブログに書いたことが、大波紋を巻き起こしたことも何度もあります。それもブログ内ならいいのですが、ブログの外で問題にされることも多くあります。
何も公表しなければ、何も起きないわけですが、書くことによって問題になったり、責められたり、賞賛されたりいろいろです。
人の意見は様々で、自分自身も常に同じ考え方であるとは限りません。ただ、その経過・過程をほとんどさらけ出していることになります。
その結果、山根一男は信頼のおけない奴だと思う人もいれば、逆の人もいるでしょう。私は山根一男以上でも、山根一男以下でもないのです。
何を言われても、このブログは続けていきたいと思いますので、末永くおつきあいいただければ幸いです。
 
山根 一男 ..6/2 4:05(土)
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