++山根一男の徒然日記++
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5月 31日(木) 可児市議会6月定例会 開会
5月 30日(水) しめきり直前に意見聴取
5月 29日(火) 議会基本条例制定に向けて
5月 28日(月) 6月議会 議運・全協
5月 27日(日) 第31回可児市消防操法大会
5月 26日(土) 第2回可児市議会報告会 福祉センター
5月 25日(金) 第21回ばら制定都市会議
5月 23日(水) 5月26日 議会報告会開催【告知】
5月 22日(火) 『2時間でわかるセクハラ対策法』 後援申請
5月 21日(月) かたびら掲示ボード設置運営事業(案)
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 2012年5月19日(土)
 6月17日にセクハラ防止シンポ【告知】
 6月15日(金)午後1時10分に、3年越しで争われてきた『可児市セクハラ裁判』の判決が出る。この事件については、私は当初から被害者の側に立ち、被害者を支援を目的とする可児市セクハラ被害者を支援する会という会のメンバーでもある。 
 
 裁判なので、どのような結果になるかは分からないが、大切なことは勝ち負けよりも世の中からセクハラ被害で泣き寝入りをする女性(女性とは限らないが…)を無くすことであり、少なくとも可児市役所でそのようなことが決して起きないようにすることである。 
 
 そこで、勝っても負けても6月17日(日)午後1時30分より、約2時間強、なんと事件の舞台となった春里公民館で『可児市セクハラ被害者を支援する会』主催でシンポジウムを行うことになった。 
 
 テーマは『2時間でわかるセクハラ対策法』である。ときあたかも6月23日から29日まで、可児市男女共同参画推進週間となっており、それとも連動さた民間イベントとなる。 
 
 セクハラ裁判原告、つまり被害者の女性や、弁護士の林真由美氏、セクハラに詳しい広島大学准教授の北仲千里氏、そして私もパネラーとして参加予定である。 
 
 判決がどう出るかにもよるが、そこそこマスコミの関心も呼びそうである。原告女性は、おしりを二度さわったとする直接の被告と、その後の対応などを誤ったあげく、証拠隠滅のための文書改ざん疑惑まで持たれている可児市に対し、総額500万円強の賠償金を請求している。 
 
 民事訴訟なので、賠償金請求は当然だが、原告の意図はお金ではない。女性の名誉のためにたたかっている。宴席でおしりをさわられたくらいで訴訟に至るケースはほとんどない。 
 
 でも、私も「さわられたくらい〜」と書いてしまったが、そもそも、それをくらい…としてしまうこと自体が女性の尊厳への軽視なのである。このことは男性はもちろん、女性の側にも色濃くある。 
 
 また、事業者は従業員をセクハラの被害から守る義務があるし、そもそもセクハラが起きないような環境、もし起きたとしても迅速に対処して解決してゆく体制を整える義務があるが、それを怠ると裁判で訴えられるという事例が今回である。しかも、原告女性は可児市職員であり、自分が勤務する職場を在勤のまま訴えている点もすごいことだ。 
 
 ともあれ、ある意味6月15日の岐阜地裁御嵩支部での判決は歴史的な判決となる可能性があり、その真相と心からのセクハラ防止を説く、この6月17日(日)13時30分からのシンポジウムは注目に値する!
 


  今日、友達6名(50代女性)とランチをした場で、昨日たまたまこのブログを目にしていた私は、友達がこの裁判のことをどんな風に思うのかなと、話題にしてみました。

みんな真剣に思いを語ってくれました。わたしの投げかけで真剣になってくれた友達に感謝しながら、私も語りました。
これだけ真剣に思いがどんどん出るということは、やはり私達女性にとってセクハラは他人事ではないんだなと思いました。

以下、ランチ仲間の思いを載せさせていただきます。
・大抵の女性はこうしたことがあると、泣き寝入りして、悲しい思いを封じ込めて辛い時期を過ごすよね。
・我慢して、誰にも言えずに、辛い思いを抱えて、不信感となって心に傷を残すよね。
・在勤のまま訴えるって本当はとても辛いだろうに、かなりの勇気を振り絞って臨まれたんでしょうね。
・男性から女性へのセクハラって、人として女性が見くびられてるって感ずるよね。男性のほうが立場が上とか、馬鹿にされたとか、侮辱されたとか、ほんとに悲しい思いになる。
・この女性が、勇気を出して行動を起こして下さったことで、セクハラについて深く考えたり、女性の立場で男性をみるとか、男性の立場で女性を見るとか、互いが相手の立場に立って思いやるきっかにもなると思う。
・やはり、男女を問わず安心して生活できる環境って大事。
・女性が、明るく安心して生活できるのは、男性の理解が必要。
。この裁判は、そういった意味で、これからの男女が、安心して生きていくきっかけになる大事な裁判だと思う。

以上、50代女性ランチ仲間の思いです。
こうした勇気ある裁判によって、明るく思いやりのある世の中(人)へと向上していくことを、心から願います。私も向上できるように努めたいと思います。
虹色の街 ..5/22 17:29(火)

  虹色の街さん 投稿ありがとうございます。とても素敵なペンネームですね。
このように、セクハラ事件のことを仲間内で話題にしていただき感謝です。きっと、原告の女性の方もとても喜ばれると思います。
 彼女が、ほとんどの場合、うやむやに終わってゆく宴席でのセクハラ被害を、裁判にまで持ってきたのは、まさに、皆さんのような普通の会話の中で問題視してほしかったからだと思います。
 まだまだ、日本では女性の尊厳は守られてはいないと感じます。社会全体の価値観というのはそう簡単には変えられないとは思いますが、虹色の街さんが身近な友だちに投げかけていただいたことは、ほんの少しではありますが社会をより良く変えてゆく力になります。ありがとうございました。
山根 一男 ..5/23 1:40(水)
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