++山根一男の徒然日記++
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5月 31日(火) フェロシルトに関する請願書
5月 30日(月) 議運
5月 29日(日) 街づくりネットワーク・多治見
5月 28日(土) 資源回収そして、選挙応援
5月 26日(木) 派遣の仕事
5月 25日(水) 中学校教育指導訪問
5月 23日(月) フェロシルトの件で三重県庁に乗り込む
5月 22日(日) 市民からの要望・一般質問
5月 21日(土) 自治ネット
5月 20日(金) 議会全員協議会(電子投票上告)
2005年 5月
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 2005年5月16日(月)
 フェロシルト問題で三重県へ
 ウラン・トリウム等放射能を含む廃棄物をリサイクル認定品と三重県がお墨付きを与え、岐阜・愛知などに捨てられている問題で四日市市の三重県庁舎まで行って来た。 
 可児からは私を含めて5名だった。他に瀬戸・土岐・瑞浪などフェロシルトが廃棄されているまちを中心に20名ほど『放射能のゴミはいらない!市民ネット』など8つの市民グループと三重県環境森林部ごみゼロ推進室4名、フェロシルトの製造元、四日市市に工場のある石原産業から取締役工場長ら5名ほどと報道関係者らによる『三者懇談会』ということだ。 
 
 フェロシルトは土のような形状をしているが、土ではなく95%の土を混ぜないと草も生えない。硫化塩を大量に含み、10万トン以上野積みされている瀬戸市等では雨が降ると下流の川は真っ赤に染まる。オオサンショウウオの生存東限といわれる地域でもあり、その影響は計り知れない。 
 
 今日の話で、可児市に捨てられているフェロシルトは、今まで言われていた3000トンではなく、9600トンであることが分かった。また、お隣の美濃加茂市にも40トン持ち込まれていることが明かされた。可児市大森地区では地下水を飲む世帯もあり、体内に入ると骨に付着して骨髄が被曝する可能性がある。また、乾燥して風に飛ばされた粒子を吸い込むと肺がんなどを誘発する危険性が指摘されている。 
 
 そもそもこのような危険きわまりないフェロシルトを「埋め戻し材」としてリサイクル推奨品として認定した三重県に多くの問題があることが指摘された。三重県には産廃税なるものがあり、それを逃れるために明らかに産廃であるにも関わらず「商品」と認定して、よその県に搬出しているという構図も指摘された。大きな事故を起こしたRDFと同じような構造である。しかも、認定するにあたって十分な現地(廃棄現場)調査もされておらず、学識経験者も前に指摘した通り、三重大の4名だけで、それも協議ではなく個別に意見を聞いただけである。 
 
 この他にさまざまな矛盾点が明らかになってきた。多分、明日の朝刊で報道されると思う。三重県は、NPO等の分野でかなりの先進性がありお手本にすべき県だと思っていたが、今回のことでかなり失望した。 
 
 

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