++山根一男の徒然日記++
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山根一男掲示板

2月 28日(月) 三月議会開会・佐伯哲也市議辞職
2月 27日(日) 第14回捜索日&村上こうし事務所開き
2月 26日(土) 今井雅人代議士 マリオットで巨大披露宴
2月 22日(火) 全協 平成23年度可児市予算説明
2月 21日(月) 国保運営協議会
2月 20日(日) こんぺいとう講演会&名城大学 公開講座
2月 19日(土) 市長と語る!『いじめ・不登校』徹底討論会
2月 16日(水) 岐阜県民主ネットワーク
2月 15日(火) 地域のあしを考える会 市長面談
2月 14日(月) 日本ライン今渡駅 朝立ち
2011年 2月
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 2011年2月1日(火)
 『わが町可児』サポートスタッフ
 だいぶ迷っていたが「わが町可児」サポートスタッフに登録した。きっかけは、とある喫茶店で2年前の可児市民ミュージカル『あいと地球と競売人』で共演(?)した妖怪のドン役のランちゃんにと偶然に会ったことだ。今度の音楽劇『わが町可児』では主役を務めるという。 
 
 地域の物語 音楽劇『わが町可児』は、一昨年前の『あいと地球と競売人』、昨年の『オーケストラで踊ろう!』に続く、市民参加型舞台の第三弾で今年3月12日(土)18:30〜3月13日(日)14:00〜の二回、アーラ(可児市文化創造センター)主劇場で開かれる。料金は2000円となっている。 
 
 キャストは可児市民を中心に100名を超える。アメリカの劇作家ソートン・ワイルダーの名作「わが町」を原作に、可児のまちに暮らす普通に人々のかけがえのない人生を描くものだ。 
 
 2010年に岸田國士戯曲賞を受賞した柴幸男氏の演出で、文学座からも南一恵氏と大場泰正氏が客演で参加する。ミュージカルというよりは演劇に近いようだ。 
 

 二年前の「あいと地球と競売人」では、私は死神役で舞台に立った。本当に感動的な舞台で、私の人生の1ページを飾るほどの体験だったが、それだけに今から思えば練習は過酷を極め、10月頃から3月までものすごい時間を費やした。 
 
 それだけ得がたい体験ではあるが、同じような体験を繰り返すほどの時間的な余裕は、今の私にはない。それで、せめてサポーターになって多少ともお手伝いをしたいとは思っていたが、それもなかなか躊躇された。 
 
 しかし、公演も近づいて来たし、私たちが公演したときにはサポーターの方にたいへんお世話になったので、恩返しも兼ね、それとそのときのメンバーも結構出ているので、少し気になることもあって、時間は自由だというので参加登録した。わずか17名しかいないと聞き、少し心配になっている。 
 
 アーラの有効な使い方については、12月議会でも一般質問したばかりで、市民参加型の舞台はそのもっとも手っ取り早い方法だと思う。言うだけではなくて、できる限りの協力をしたい。 
 

 早速、作業が割り振られた。ミニチュアの家を沢山つくる関係で、その型紙を切り取る作業だ。こういう仕事があるとは想定していなかったが、やってみると面白い。嫌いではないほうだ。 
 
 まだまだ、何十個も作らなければならないらしい。その他、まちに出て宣伝も兼ねながらいろんは人の笑顔を撮る仕事や、舞台稽古進行中の手伝いなどもあるようだ。 
 
 制作やインタビュー等を含めると毎日のように仕事はあるが、その中から数時間でも自分のできるときに協力するというシステムだ。音楽劇「わが町可児」がをより多くの方に観てもらい、その感動が波及するように、微力だが協力したい。 
 
 このブログをお読みいただいた方にも、ぜひ一歩踏み出して応募してほしい。まだまだ、人手は足りずやることはいっぱいある。泣いても笑っても3月13日で終わりが来るので、それまでの間やれることをやって、より多くの感動とやりがいを味わいたいと思う。 
 
お問合せは可児市文化創造センター「わが町可児」サポートスタッフ募集係 
Tel.0574-60-3311  info@kpac.or.jp 
 
 

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 2011年2月5日(土)
 伊勢正三 『風』ひとり旅コンサート
 今日は妻の誕生日ということもあって、アーラ(可児市文化創造センター)であった伊勢正三コンサートのチケットを買っていた。いつもそんなことをしている訳ではない。むしろ、夫婦で有名アーチストのコンサートに行くのは27年目にして初めてだということに気づいた。 
 
 ずいぶん前からチケットを買おうかどうか迷っていたが、決断したのは10日くらい前で、1000席近くある主劇場の席はもう残り20席ほどだった。当然3階の端っこの方しか空いていなかった。 
 
 それで、双眼鏡を持参して行った。18時30分からの開演だったが、予想通り駐車スペースもほとんどない状態だった。客層は見事なまでに統一感があった。四十歳代後半から六十歳代前半、若者は皆無に近かった。 
 
 伊勢正三はショーヤンの愛称で知られている。私などは「風」というよりも『かぐや姫』の三人のメンバーのひとりとして、名曲「なごり雪」や「二十二歳の別れ」等の作曲、ボーカルとして思い出に残っている。 
 
 ちょうど私は高校二年生の頃、かぐや姫は全盛でアルバム「さぁど」は全曲頭に入っているくらい聴いた。かぐや姫といえばリーダーの南こうせつの印象が強いが、唄はショーヤンの歌が好きだった。 
 
 その伊勢正三も来年が還暦だという。一番聴きたかった「あいつ」は二曲目に歌ってくれた。どの曲もいいが、「二十二歳の別れ」や「なごり雪」「海岸通り」を聴いたときは特に感動した。 
 
 あれから35年ほど経っている。これまでの人生の中で何度も聴いたり、歌ってきた曲、全国各地のカラオケ等で今日も歌われているであろうその曲を、オリジナルで聴いているのだ。 
 
 それとギターの素晴らしさにも圧倒された。アコースティックライブというだけあって、生ギターの音色の多彩さに触れた。アコースティックギターといえば、可児市には世界的に有名なヤイリギターの工場があり、ショーヤンもコンサート前に寄って来たという。 
 
 これも可児市が誇るべき資源だ。もっとアピールしていいと思う。やはり本物はいい。そして生はすごい。あっという間に時間は過ぎた。アンコールを二回もした。最後のほうは1F席はほとんど総立ちになり、皆が手拍子で盛り上がっていた。 
 
 熟年ボーイズ&ガールズだが、すごい乗りだ。われわれ世代にとっては、やはり青春時代に夢中になった、こういう音楽が一番盛り上がるようだ。これはこれで大切なことだと思う。 
 
 アーラのおかげで、このような素晴らしいコンサートを楽しめた。音楽を通じた人のつながり、喜びがさらに増幅されてゆくようなしくみや土壌が拡がっていってほしい。 
 

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 2011年2月6日(日)
 世界大動物園(ラスパ御嵩)
 ラスパ御嵩の駐車場で2月末頃まで『世界大動物園』というのをやっている。入場料は大人1600円、3歳以上の子ども1000円だ。最近、この前を通ったときはなんか胡散臭い気がしていた。 
 
 ただ、先日ケーブルTV可児の情報バラエティ『カニバラ』でこの移動動物園のことをやっており、これなら安心して子どもを連れて行けると思った。やはり、地元の映像メディアは大切だ。 
 
 それで、今日は数時間時間が空いていたので、隣の美濃加茂市に住んでいる4歳と2歳の孫二人を連れて行ってきた。4歳になる龍馬は保育園に行っているので、日曜日しか会えないが、その日曜日は私がいろんな行事で出ていることが多いので、もう1ヶ月以上孫の顔を見ていなかった。 
 
 
12月に生まれたばかりの乳飲み子をかかえた娘の負担を少しでも軽くすることにもなる。いわばこれも子育て支援だ。園内には白ライオンや、白ヒグマ、白ヘビなど40種類以上の動物がいた。 
 
 大きな動物園ではとても考えられないが、ここでは猛獣以外はだいたい手で触れるのが良い。ラクダやシマウマ、ロバやシカなど子どもたちは恐るおそる手を伸ばしてえさをやった。 
 

 えさはニンジンである。入園口で一袋500円で売っている。モルモットやウサギなどの小動物もいて、こちらは抱いたりすることもできる。那須サル劇場という名前で、サルの芸も見せてくれる。 
 
 考えてみれば、遠くの動物園に行くことを考えたら1600円というのもそう高くはない。小さな子どもにはちょうどいい大きさだし、直接動物に触れることもできて楽しめる。 
 
 それにしても、一人で孫二人を連れていったが…どちらも片時もじっとしていない。ちょっと目を離すといなくなっている。限られた空間だから良かったが小さな子を育てている母親の苦労がよく分かった。子育て手当は必要だと身にしみて感じた。 
 
 
 

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 2011年2月7日(月)
 総務企画委員会 傍聴
 13時より、総務企画委員会があった。メンバーは渡辺重造委員長・川合敏己副委員長・芦田功議員・肥田正志議員・柘植定議員・可児教和議員・伊藤健二議員・山田喜弘議員の計8名である。 
 
 傍聴者は私と共産党の冨田牧子議員だけだった。議員でも事前に傍聴を申し込んでいなければ当日資料がもらえない。また、議会の会期中でもないこの時期に常任委員会があることは珍しい。 
 
 議題は三つ。1.平成23年度の可児市役所組織の一部見直しについて 2.可児市市政改革プラン2011(詳細案)について 3.岐阜県総合教育センター可児分室跡地取得について 
 
 この時期に委員会を開催するだけあって、かなり重要な議題だ。傍聴していてよかったと思った。まだ総務企画委員会所属議員と傍聴していた二人しか議員も知らないことだが、ブログ読者にはお知らせしたい。 
 
 まず、組織改革だが企画部の中に財政課ができる。これまで総務部内にあった財政係は企画部に移動する。つまり、可児市の財政は総務部から企画部に移管される。議会での説明も総務部長から企画部長に代わる。 
 
 これは、考えようによってはかなり大きな機構改革だ。財政係というのは市の予算編成等、お金を握っている。国でいえば財務省、昔の大蔵省だ。 
 
 もうひとつ大きな改革は、市政情報課が廃止となり、その中の広報公聴 
係は秘書課に編入され、秘書広報課となる。それと共にこれまで企画部内にあった秘書課は総務部に移る。 
 
 秘書広報課は秘書係と人事係と広報公聴係の三係体制となる。その他、工事検査室や教育政策係、市史編纂室の廃止(その機能は別部署に引き継がれる)など、課が二つ減り、係も二つ減る。 
 
 行政のスリム化の一貫ともいえるが、市長が代わったことで、少しずつその考えが反映されつつあると思った。広報公聴係は、広報かにや市長への手紙、コミュニティネットかに(可児市ホームページ)、ケーブルTV可児などを管轄しており、それを市長直轄の部局にしたということは、より市民とのコミュニケーションを身近にしようという意思の表れだと思う。 
 
 第二番目の議題『可児市市政改革プラン2011』の説明では、このことが益々明確になっている。こちらは23年度以降の市政改革への取組みをより明確にしたもので、各所に選挙時に示された市長公約がちりばめられている。 
 
 大項目としては、1.市政の主権者である市民参画の促進 
2.まちづくりの主役である多様な主体の協働の推進 
3.効果的で効率的かつ持続可能な市政運営の推進 
4.行政の信頼性の向上 である。 
 
 例えば1.については、市政懇談会の拡大と、テーマを決めて関係するNPO、ボランティアと対話する歓談会の実施や、これまでほとんど職員のみでやられていた行政評価への市民の参加等でる。 
 
 2.でも市民サービスや市政の意思形成過程の「見える化」や、課題別検討委員会に、計画の段階からの市民参加等が謳われている。例として放課後児童クラブの6年生までの延長については、当初から市民参加型で検討を進めてゆくことが必要だとの考え方が示された。 
 
 いよいよ冨田新体制の片鱗が見え始めてきた感がある。徹底した情報公開と本当に意味での市民参画の推進。これが冨田市政の根底にある。行政の信頼性の向上という部分で、私も何度も提言してきた職員提案制度の活用なども入っている。 
 
 願わくはセクハラ問題(現在、可児市は被告になって係争中)や、中学生のいじめ問題、豪雨災害での防災体制の不備等で、可児市役所の信頼性はかなり低下しているので、ぜひ挽回してほしい。
 

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 2011年2月8日(火)
 岐阜コミュニティ創造大学 創立!
 13時30分より春里公民館にて『岐阜コミュ二ティ創造大学』の第1回準備委員会が開催された。講師や運営に携わる19名が集まった。定款が承認され、岐阜コミュニティ創造大学の設立が宣言された。 
 
 すでに講師希望者は40名を超えている。大学教授や医者、税理士、FP(ファイナンシャル・プランナー)、ブラジル人、会社社長、NPO法人理事、経営コンサルタントetc.…40歳代から60歳団塊世代まで各分野で活躍中の方、活躍してきた方が講師登録している。 
 
 不肖私も、まちづくり分野の講師として名前を連ねてはいる。大学といってももちろん学校法人とかではない。校舎のない学校というか、『学び場』である。 
 
 近頃、都市部を中心に『大学』が増えているらしい。近くでは「大ナゴヤ大学」「シブヤ大学」「京都カラスマ大学」「福岡テンジン大学」etc. 
大ナゴヤ大学HP⇒http://dai-nagoya.univnet.jp/ 
  
 それらとは比較にはならないが、私も『若葉台よもやま大学』というのを事実上主宰している。約2年半の間に14回の講座やコンサートを行った。可児市でも『高齢者大学』というのもある。 
 
 岐阜コミュニティ創造大学の設立目的を定款から引用する。⇒『この大学は、かつて経験したことのない人口減少高齢化社会において、岐阜県内の社会貢献を志す市民に、学びと活動の場を提供する。同時に地域再生のための新しい公共を担うリーダーを養成し、地域を支援する活動グループを組織して、市民の心豊かな暮らしに寄与することを目的とする。』 
 
 つまり、生涯学習の一貫と捉えることもできるが、その最大の特色はまちづくりのリーダーの発掘と育成だ。NPOの活動なので、可児市に特化したものではないが、あくまでもベースは可児市である。 
 
 可児市だけでも団塊世代の方(昭和22〜24年生まれ)が7000人もいらっしゃるとのこと。中には現役時代に名古屋などで大活躍してきた人が沢山いるはずだ。そういった方々の新たな学びや地域デビューのきっかけになればいいと思う。 
 
 この構想の土台は、NPO法人なんでもサポートセンター岐阜の理事長の中島幸雄氏が数年かけて培ってきたものである。そのなんでもサポートセンターの理事であり事務局長でもある私としては、この構想を強力にバックアップすべきなのだが、ここ数年はさぼり気味であった。 
 
 今後、市長の目指す可児市像を実現してゆくためには、市民参画ははずせない。本当の意味での市民参画を実現してゆくのに必要なのは、1にも2にも 
人材(人財)である。 
 
 そんな人材を発掘し、育てあげることを目的として、この講座は企画されている。NPO法人の活躍分野は17ある。本来は市が行ってもよい事業である。結果的にはこの講座の受講生が『新しい公共』の担い手として、活躍するようになれば、行政も益を被る。 
 
 本年5月29日(日)を開学の日として目標設定した。ここから逆算して、いろいろなことを決めていかなければならない。行政との協働のあり方も大きなテーマである。 
 
 自分としては、どこまで携われるか不透明な部分はあるが、中島さんが数年間をかけて構想を練って来られて、いよいよ産声をあげたこの事業事業はぜひ充実したものにしてゆくべく、できる限りの協力をしていきたい。 
 
 
 

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 2011年2月9日(水)
 駅立ち・議会改革アンケート
 朝6時50分から可児駅前で、民主党の村上こうし県議会議員と共にマイクを持った。村上議員と一緒に立つのは、一昨日の西可児駅前に続いて2回目だ。最初小雨がぱらついていて、どうなるかと思ったが、8時頃には薄日が差してきて、少し暖かくなった。厳しい季節ではあるが、今後も続けてゆく予定だ。 
 

9時からは、可児市議会議会基本条例調査研究プロジェクトチーム(PT)メンバーによる『議会改革のためのアンケート調査』調査票封入作業が行われた。 
 
送付数は2000通である。住民基本台帳から無作為に選び出された可児市民が対象である。予定では今日と明日、二日間かけてアンケート用紙の送付作業をすることになっていたが、事務局や印刷屋さんの協力もあって、メンバーの仕事は封筒への封入作業のみで約1時間で終わった。 
 
 来週中にでも送付される予定だ。可児市民50人に1人に届く。運のいい人(?)はぜひ、忌憚のないご意見を聞かせてほしい。締め切りは3月18日だ。 
 
 内容は議会に対する市民の関心度等を問うものだ。議会に関心ありますか?とか市議会を観たり聴いたりしたことはありますか?といった感じだ。 
 
 中には可児市議会の議員定数が22人であるのは適当であるか?とか議員報酬が月額40万円であることについてどう思うか?という設問もあり、名古屋市議会の問題がこれだけ取りざたされている時期だけに、かなり厳しい意見が飛び交うのではないかと予想している。 
 
 このようなアンケートを議会が主体で行うのは、可児ではもちろん初めてのことである。出てきた結果をどう受け止め、今後の議会運営に生かすかも未知数ではある。現在の可児市議の任期は今年8月までだが、ここまでこぎつけただけでも大きな進歩だと思う。
 

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 2011年2月10日(木)
 水源汚染問題ネットワーク・可児 市長面談
 14時に市長と面談するアポを取っていた。『水源汚染問題ネットワーク・可児』といって7年前に可児市久々利地区の新滝ヶ洞溜池で魚が大量に死んだ事件を機に生まれたグループである。 
 
水源汚染問題ネットワーク・可児の解説http://www.news.janjan.jp/area/0702/0702029304/1.php 
 
 私は当初からこの問題に関わり続けていて、この件に関する一般質問も何度もやった。任意団体ではあるが、これもNPOである。NPOにもいろいろあるが、行政と距離を置くというか、敵対してきた経緯のあるグループである。 
 
 前の市長では考えもしなかったが今回冨田成輝市長は快く会っていただけることになった。席上、市長から「過去において職員の不適切な言動や対応があったとしても、それは首長がそうさせていたことであり、全責任は現在の首長である私にある」と言って深々と頭を下げられた。 
 
 これには私もほろりとしてしまった。ここ2年ほどは、問題の久々利大萱・大平地区に念願の水道が引かれるということもあって、少しトーンダウンしている感があるが、それまでの運動は熾烈なものであった。 
 
 県の公害審査会に提訴したり、国土交通省に情報公開請求をしたり…マスコミに報道依頼したりと闘争の歴史がある。事態が完全に解決したわけではないのだが、感情的なわだかまりは市長のこの一言で氷解したように私は感じた。 
 
 首長に一番必要な資質は誠意ではないだろうか。公務員に限らず前任者のせいにして逃げるリーダーが多い中で、冨田市長のこの態度は立派だと思った。 
 
 新滝ヶ洞溜池の水質汚染問題に関しては、あまりにも膨大な経緯があったので、ここでは語りつくせない。今回、会が市長に手渡した文書を文末に転記することでご理解いただきたい。 
 
 この件に関して今月24日に久々の対策協議会が開かれる。ご関心のある方はぜひ傍聴を申し込まれたい。 
 
 以下転記↓↓↓ 
 
 可児市長 冨田成輝 様 
       《要望書》 
 平成15年(2003年)4月26日、久々利大萱地区の新滝ヶ洞ため池に放流された魚1000匹の死亡により、水質汚染事件が発覚しました。それからすでに7年が経過しています。 
 これは、国土交通省の直轄事業である東海環状自動車道建設に伴なう五斗蒔トンネル付近の掘削残土を、可児市が富士カントリーゴルフクラブから借地して、地域住民の水源である簡易水道付近の谷間に残土埋立地として利用したところから、始まりました。 
 埋立残土を通して出る水に有害物質が含まれていることがわかったのです。 
 国土交通省が行った道路建設工事で、本来、事前の予測調査と十分な対策を取っていたならば、防ぐことができた筈のものでした。 
 十分な対策を取らず、残土を河川上流の谷間に埋め立てたその責任は重大ですが、可児市もまた、残土1トン当たり、1170円のお金を貰い、企業から借地した谷間に、平成12年(2000年)9月〜平成15年(2003年)4月まで約88.7万立方メートルの残土を仲介した責任も一方ではある筈です。 
 しかも地元住民には、事前説明も何の協議もなく埋立てられたことは、情報公開に反するというより隠蔽にあたります。 
 
 この事件が起きるまでは、河川の水で米作りなどをしていましたが、事件後は、この水系にある稲作は休田しており、常に水質の監視、調査を行っています。今もそれは続いています。 
 私たち、この山里に居住していいる住民は、もとの何事もなかった頃の谷川の水に回帰させてほしいと願っています。 
簡易水道の安全性確保は、上水道を付設することで、ひとまず解消されようとしていますが、環境破壊、河川汚染の問題は、未解決のままです。 
 河川上流に常に監視、点検を怠れない水処理プラント施設が存在し続けなければならない状況は異常です。 
 また、残土埋立地の地震による崩落や、水害による決壊を心配しながらの生活は、とても安全、安心とは言えません。 
 
 冨田市長さんに於かれましても、この山奥の問題に関心を持ち、目を向けて頂きます様、また、是非一度現場の視察をして頂けますようお願い致します。 
(以下6行略) 
  
                         平成23年2月1日 
 
               水源汚染問題ネットワーク 
 
                代表  梅田 裕孝 
                    可児市久々利 298-2
 

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 2011年2月12日(土)
 息子がブータンへ
 今年大学を卒業する長男大典(だいすけ)が、九月から2年間ブータンに行くことになった。海外青年協力隊というやつだ。福祉系の大学で教員を目指していたが、採用試験には落ちてしまった。 
 
 自分で進路を見つけてきた。小学校の教員になるにしても、海外での経験を子どもたちに話してやりたいという動機で、JICA(国際協力機構)に応募した。試験があり、第一志望はタンザニアだったが、ブータンという通知が来た。 
 
ブータン王国HP⇒ 
     http://www.iip.co.jp/bhutan/ 
 
 2年間、約9万円ほどの給料が日本国内で出る。現地での滞在費は別に出るので、帰国後はまとまった貯金ができていることになる。なかなかしっかりした選択だと感心した。 
 
 それにつけても、息子がそういう進路を取るとは意外だった。ブレイクダンスに明け暮れ、海外旅行なども興味がないように思っていた。そんな息子がタンザニアを希望するとは驚きだったが、嬉しくもあり心配でもあった。 
 
 自分も大学生の頃、父に一年休学して海外を放浪したいと願い出た経験があった。その時は、説得され結局大学4年の夏休みにシベリア鉄道に乗ってロシア(当時はソ連)経由、全ヨーロッパ〜アフリカの一部〜タイの75日間ユーラシア大陸一周の旅で終わった。 
 
 だから息子から2年間海外に行きたいと言われても反対できなかった。ただアフリカは不安だっただけにブータンはありがたい。私はブータンには行っていないが、今までに行った二十数カ国のうち、一番印象深いのがブータンの近くのネパールだ。 
 
 今でもネパールには心の一部を置いてきてしまったので、いつか取りにいかなければならないと思っている。ブータンはさらに素朴で、物質的にはかなり貧しいが、幸福度は世界一を目指している国だという。 
 
 息子は首都ティンプーの小学校の体育教員として、子どもやブータン人の先生に教えるらしい。あちらでブレイクダンスがあるのか、そういったものは禁止なのか分らないが、もしかしたらブータンでのパイオニアになれるかもしれない。 
 
 日本には徴兵制はないが、まるで青年海外協力隊はそれと二重写しになった。もともとボランティアの根源の意味は志願兵である。息子は戦地へ赴くわけではないが、親の立場からすればタンザニアもブータンも未知なる世界で、大げさにいえば生きて帰って来られるのか心配である。 
 
 一緒に可児川豪雨災害の行方不明者を捜索している方の中に、何度もJICAの派遣で海外に行っており、65歳になる今年も2年間の予定でモザンビークに行くという人がいる。 
 
 その方の話によると、それほど危険な地域には行かないという。ただ、文化の違いからかうつ病になる人が結構多いという。ただ、ブータンはとても過ごしやすい国で大丈夫だろうとのことだ。 
 
 心配は尽きないが、親にできなかった息子の挑戦を支持したい。日本を代表しての国際貢献の最先端で経験を積み、人間を磨いて来てほしい。
 


  非常に勇気ある選択ですね。
山根さんもさぞかし悩まれた事と思います。
JICAに関しましては昨年の「事業仕分け」において非常識な給与形態に端を発し、その存在意義が問題視された組織であります。
その辺の状況を少し頭に入れつつ、活動するのも良いかと・・・
思いましたが、何も知らない方が夢があっていいのかな?

それにしても2年は長いですね。
私の経験では新鮮な環境に感動し、楽しめるのはせいぜい2、3週間まで。
1ヶ月を過ぎた頃からは”早く帰りたい”と思うようになります。

とにかく健康には細心の注意を払い、絶対に無理をしない事。
そして、どうしてもつらくなったら帰国する事。
若い人はどうしても「自分で決めた事だから」と意地を張ってしまいがちですが海外で、しかも意思疎通が十分にできない地域ですから自己判断を最重要視しないで、「諦める事は負ける事ではない」、と割り切る事も必要です。

なにはともあれ、同じB−BOYとして頑張って来て頂きたいと思います。
レオン ..3/1 15:31(火)
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 2011年2月13日(日)
 第13回行方不明者捜索 木曽川へ
 前回(1/30)、前々回(1/16)と大雪に見舞われ、それでも41号線下等で捜索活動を続けてきたが、今日は快晴だった。ただし、かなり寒い。 
 
 2/9の会合と昨日、仲間数人で下見して、今日の捜索場所はほぼ決めていた。可児川が木曽川に合流するところ(湯の華アイランドの下)と、そこから100mほど可児川を遡った中州部分だ。 
 
 どちらも、細かい砂が1m前後堆積している。冬になり、可児川・木曽川ともにかなり流量が減り、水位が下がった。夏の頃は川の底だった部分が相当露出している。 
 
 木曽川に至ってはかなり広範囲に渡って、夏は川底だったところに入って行ける。当然、ここは警察や消防にようる捜査がされていない場所だ。加えて雑草が枯れてしまっているので見通しが良い。 
 
 今日は、広報かにに掲載された告知を見て来たという方がお二人見えた。そのうちお一人は教育学部3年の女子大生で、新しいことにチャレンジしたくて参加したという。 
 
 午前中は、二手に分かれて可児川河口部分と100m上流の中洲部分の土砂の除去を行った。すべてシャベルと一輪車の手作業で、とても半日やそこらで 
終わる量ではない。河口部からは三宅と書かれた財布が見つかり、早速警察に確認してもらった。 
 

 午後からは人数も減ったので、木曽川下流域自然公園下の岩のごつごつした場所で、夏場は川の底だった場所だ。写真は水が溜まったところの水位を下げて、強力な懐中電灯で水底を確認する作業だ。 
 
 結局、ひとつの水溜りの水位を50cmくらい下げるだけで、午後は終わってしまった。冷たい水の中に入っての作業になるが、やり始めてみるとついつい夢中になって時間を忘れた。 
 
 水溜りといってもかなり広く深い。支流からの水も流入しており、完璧に川底を確認するにはゴムボートが必要になりそうである。途方もなく広い木曽川にあって、捜索範囲はごくごく狭い。ため息が出そうだが、探し続ける限り発見の可能性はある。 
 

 皆、その可能性を信じて汗を流している。写真はたぶんアライグマ(間違っていたら教えてください。)昨日の下見のときは入っていなかったが、今朝みたらワナにかかっていた。可愛そうな気がしたが、害獣である。冥福を祈った。 
 
 次回、捜索活動は2月27日、その後は3/6・3/20・4/10・4/24(いずれも日曜日)午前9時30分 可児川下流域自然公園駐車場(湯の華アイランド傍)集合である。運営会議は2/20(日)・3/13(日)・3/30(水)いずれも19時15分〜アーラ(可児市文化創造センター)和室である。 
 
 詳しくは『可児川豪雨災害行方不明者のご家族を応援する会』HPへ 
     http://www.geocities.jp/kanigawagouusaigai/index.htm
 

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 2011年2月14日(月)
 日本ライン今渡駅 朝立ち
 先週、9日の可児駅前に引き続き今日は、朝6時50分より民主党県議会議員 村上こうし議員とともに、日本ライン今渡駅前で朝立ちした。とっても寒い朝だった。コートを来て立つわけにもいかず1時間強で心底冷えた。 
 
 駅が改修されてから、今渡駅前で朝立ちしたことはなかったが、ここは駅に向かう人だけでなく、前の道の通勤車両が多く、しかも信号と踏切で渋滞しているので演説を聴いてもらえる可能性が高い。 
 
 早朝からの駅立ちは一人ではなかなか勇気がいるが、仲間がいると結構楽しい。多くの人に政策や政治的スタンスについて聴いてもらえる。もっとも駅に急ぐ人の多くはそれどころではないとは思う。 
 
 しかし、こういうことは政治家の特権ともいえるかもしれない。特に民主党ののぼり旗も挙げられるので、ごく自然に受け止められる。ただ、皆さんがどういう評価をしているかは定かではない。しかし、こういう時だからこそ民主党の旗を挙げて堂々と市民にアピールしたい。 
 
 国の政局のことも大切だが、一番大切なことは市民の皆さんにより身近な市政であり県政である。岐阜四区の衆議院議員今井雅人議員の秘書の方も朝立ちに参加されている。国政・県政・市政と三拍子揃ったアピールができるのが強みだ。 
 
 今渡が地元である冨田成輝市長も応援に駆けつけてくださった。現職市長で街頭に立つということはなかなかできることではない。義に厚い方だと思った。
 

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 2011年2月15日(火)
 地域のあしを考える会 市長面談
 10日の『水源汚染問題ネットワーク・可児』に続いて、『NPO法人地域のあしを考える会』のメンバーと冨田成輝可児市長との面談を橋渡しした。ただし、どちらも私自身がメンバーといってもいい団体でもある。 
 
地域のあしを考える会HP↓ 
http://heartland.geocities.jp/kani_takasi/ 
 
 地域のあしを考える会は、可児市内での地域公共交通に関してデマンドバス方式を提案することを目的に3年ほど前に発足した。その前年にNPO法人NPOなんでもサポートセンター岐阜が企画・開催した『団塊世代塾』の修了者をベースに活動を続けている。 
 
 本日は13時より現若葉台自治会長や愛岐ヶ丘自治会長(地域のあしを考える会理事でもある)を含め4名で冨田市長と面談した。 
 
 市はすでに『電話で予約バス』という名前で『デマンド方式のバス』を川合・土田地区で導入している。バスといってもタクシー車両をそのまま使っているので、『バス』という言い方はしっくりこないが…タクシーではない。 
 
 本年4月からは、現在のさつきバス路線「春里・姫治」「羽崎・二野・久々 
利」線で本格運行されることになっている。 
 
 デマンド方式のバス(現在可児市ではタクシー車両を利用)の特徴は、電話による予約に応じて運行するために、従来の定時定路線バスのように誰も乗客がいないのに走るということがないために無駄な経費が節約できるということだ。 
 
 このため停留所の数は、いくらでも増やすことができる。利用者も目的地に行くときだけでなく、帰りの時間も予約できるので便利である。 
 
 可児市のコミュニティバス『さつきバス』は、市内をある程度網羅してはいるが、毎日ではなく隔日だったり、一日に数回しか便がなかったりでたいへん利用勝手が悪い。しかし、これほど不便なバスでもその運行のために、市は年間6000万円ほどの補助をしている。民間企業でいうところの赤字額だ。 
 
 それで利用者は増えていればいいが、年々減ってゆく傾向にある。高齢化が進んでいるのに増えていかない理由としては、お年寄りが運転免許を手放さず高齢者運転手が増えているという実態があるようだ。 
 
 しかし、何よりの原因はさつきバスは不便だからであろう。そこで、デマンド化が模索され、一部地区で導入されてはいるが、いまいち利用者は増えてはいかない。 
 
 4月から本格運行が予定されている「春里・姫治」地区では、電話で予約バスの試行実験では以前のさつきバスに比べて、利用者は前年度比40%ほど減っているという。 
  
 隔日運転が毎日に変わってもこの結果とは残念だ。おそらく一番のネックは、料金がそれまでの高齢者料金であれば100円だったのが300円に跳ね上がったことだろう。電話で予約するということがまだ受け入れられていない可能性もある。 
 
 それでも本格運行に移行するのは運行コストが大幅に削減できるからだという。 
 
 さて、デマンド方式を導入し始めているという点では、会としても私としても評価はできるのだが…問題はその方式である。現在は、路線ごとにタクシー会社で従来からやれれている電話による手作業による配車方式を採用している。予約客が少なければいいが、多くなると対応は難しくなるし、予約受付も従来の勘に頼る部分があり、正確さ迅速性に欠ける。 
 
 それと、最大の問題点は路線ごとに順次『デマンド化』してゆく予定のようだが、路線をまたぐ利用ができない。つまり西可児駅から桜ヶ丘に行く場合(現在はまだそのような路線はない)直接行くのは無理で、市役所等市の中心街での乗り換えを余儀なくされることだ。つまり、300円で行けるのは路線内だけで、それ以外は倍の600円かかる。 
 
 このことは実は市内が一律300円で好きなように移動できるようになると市内交通業者(タクシー・バス・私鉄)が立ち行かなくだろうという仮説に基いたものである。 
 
 市民にしてみれば、希望する場所へ300円で自由に最短距離で移動できるほうがいいに決まっている。場合によっては、利用者の多い隣の美濃加茂市の木沢病院なども、その気になれば登録することも可能だ。 
 
 現状、それをしないのは市民の利便性よりも、交通業者の権益を重視しているからに他ならない。確かに安くて便利な交通網をつくっても既存交通業者が撤退してしまっては、市民にとって痛手ではある。 
 
 しかし、そのようなことはきっと解決策はあるはずだ。冨田市長もまずは市民の利益を優先させ、その上で業者との交渉をするのが筋だとはっきりと市民本位の姿勢を言われた。 
 
 私も一昨年、群馬県の前橋市まで視察に行って、市内郊外部分を広域で自由に迅速に(パソコンが導入されている)移動できるデマンドバスの利便性が目に焼きついていて、ぜひ可児市でも実施すべきだと考えている。 
 
 冨田市長も、地域公共交通は常に現在進行形であり、これで良いという完璧な形は存在しない。今後、十分勉強していきたいとメンバーに伝えられた。 
 
 私も現在の可児市の地域交通政策について、全面的に否定しているわけではないが、今の方式ではこれから若葉台とか長坂・桜ヶ丘といった高齢者が大勢住んでいる住宅団地などを対象とするようになると無理が出てくるのではないかと思っている。 
 
 最低でもパソコン導入と、路線を超えた移動の自由を実現していただきたい。それと、タクシー車両の利用では、確かにコストは最小限の抑えられるだろうが、利用者にとってはタクシー車両に赤の他人と乗り合わせるという感覚は持ち合わせていない方が多いだろうと思う。 
 
 地域の人にその存在をしっかりアピールしてゆく意味でも、8人以上乗りのワゴン車両の導入を考えてほしい。今日の面談はたいへん有意義だった。すぐに現在の方針を軌道修正ということは難しいかもしれないが、『もっと別の良い方法』もある…ということをアピールできたことの意味は大きい。 
 
 

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 2011年2月16日(水)
 岐阜県民主ネットワーク
 一昨日14日の夜のことだが、岐阜市のグランヴェール岐山で開かれた『岐阜民主ネットワーク』の総会に初めて参加した。民主系の地方議員やその候補者、連合や会の所属議員からの推薦があった市民などがメンバーだ。 
 
 岐阜県内には現在9名いる民主党国会議員は特別会員ということになっている。必ずしも党籍がなくとも会員にはなれるようだ。地方議員の中にも二通りあって、単に党費(年間6000円)を払っている議員と、毎月定額の寄附をしている党員議員だ。私は後者になる。 
 
 とにかく民主党の地方議員というのは、特に岐阜県について言う限り決して多くはない。岐阜県民主ネットワークのメンバーもせいぜい50人ほどだ。 
 
 ただ、それでも主要な市町に民主党系議員がいるので、その横の連携ができることは心強い。この日の会議で、今焦点になっている『議会改革』についてももっと横のつながりを強化して、より良い形を模索してゆくことになった。 
 
 総会終了後の懇親会には、古田肇岐阜県知事も参加され、小一時間ほどだが、各議員と話された。私も、面と向かってお話するのは初めてのことで、ミーハー的だがツーショット写真まで撮らせていただいた。ちょっとぼけていて残念だ。 
 
 民主党に正式に入党して、ほぼ1年になる。中央では何かと波紋が広がっているが、組織としては乗越えなければならない試練だろう。民主党所属の地方議員としては、決して心穏やかではないが、与えらた立場の中で最大限のことをやっていきたい。 
 
 こうして、県知事とも気軽にお話ができたり、直接政策提言したりすることは、無所属で行動していた頃には考えられないことである。組織に入れば、当然義務も生じ、それはしがらみといっても良いが、それと引き換えに世の中をより良く変えてゆく上での大きな力を得る。 
 
 民主党への風当たりはかなり強いが、それも新たに政権を得て、より良い国づくりを進めてゆく上では、どうしても避けられない道だと思う。自分としては、まずは今置かれている状況の中で、最大限の努力を積み重ねていきたい。 
 
 
 

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 2011年2月19日(土)
 市長と語る!『いじめ・不登校』徹底討論会
 夕方17時15分から、可児市塩河(しゅうが)のささゆりクリーンパークの付随宿泊施設『わくわく体験館』にて、市長と語る!『いじめ・不登校』徹底討論会が開催された。 
 
 主催はいじめ・不登校ほっとラインNPO法人てのひらの会で、私もメンバーなので主催者のひとりである。まずは、このような民間主体の企画に冨田成輝市長が率先して参加していただいたことに感謝したい。 
 
 トップが代わればこれほど変わるものか!以前では考えられなかった。若さと行動力、市民の中に飛び込んでゆく勇気、フットワークの良さ、何よりも市長選公約にも掲げていた「いじめ撲滅」への毅然たる決意を感じた。 
 

会場は和室でそれほど広くはない。40名以上入ると少し窮屈だった。現にいじめ・不登校の子を抱える保護者や、子育て系のNPO法人代表者、塾の先生、カウンセラー、元自治会会長など多彩な顔ぶれだ。 
 
 立命館、中部学院、岐阜聖徳大学の学生らも参加しており、年齢層は19歳から70歳以上と幅広い。議員も可児は私だけだったが犬山市の久世高裕市議や、美濃加茂の藤井浩人市議など、いずれも20歳代の二人が参加してくれた。こういう場に集まって来るだけあってかなり濃いメンバーが集まった。 
 
 ただ、残念ながら現職教師や自発的参加の公務員らの姿はなかった。さすがに入りにくいのだろう。でも、いじめ事件で汚名を冠せられている可児市である。一人くらいはそういう熱血先生や職員がいてほしかった。 
 
 6チームに分かれたグループディスカッションの発表の中には、いじめ問題の解決や抑止に関して、学校や教師に押し付けるのは酷だという意見と共に、教育委員会を含めて、学校や教師にいじめの根を根絶することはできないという意見が相ついだ。どうしても保身に走ってしまう傾向があるという理由からだ。 
 
 それこそ可児市が推進する地域・学校・家庭の連携によるEduce9(エデュース・ナイン)が本当に機能すれば、こういった問題はかなり改善できるはずだ。教育先進市犬山市の久世市議によると、犬山では常に地域の方が学校に立ち寄り、授業参観しているという。 
 
 いじめ問題を解決するのに、学校や先生が努力せよとか、親がしっかりせよという言葉は当たり前のことで、そんな精神論や建前論では何も解決しない。今、必要なのは具体的な方策なのだ。 
 
 17時15分から、30分間の夕食タイムの他は、21時半頃まで熱心な議論や発表が続いた。22時からの第二部の進行役は私だった。人数は半数以下の16名となったが、冨田市長や市長に随行してきた市職員も含めて車座になって議論は続いた。 
 
 喧々諤々の議論が続いたが、さすがに夜が更けるにつれて人数は少なくなっていった。最後まで語ったのは女子1名を含む大学生5人と私ともうひとり。寝たのは午前5時30分だった。
 


  てのひらの会のみやじまです。
このイベントでも様々ご尽力いただきありがとうございました。

私は主催者代表でありながら、あまりの疲れで3時くらいにダウンさせていただきました。夜を徹しての議論は学生達にはかないませんね(笑)
是非、また3月議会でも取り上げていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
みやじま健太郎 ..2/25 2:45(金)
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 2011年2月20日(日)
 こんぺいとう講演会&名城大学 公開講座
 日曜日にはけっこういろいろな催しがバッティングする。今日も二つの講演会が重なっていて、どちらに行こうかずっと迷っていた。こういう場合、やはり先約を優先すべきだが、もうひとつのほうも気になる。 
 
 結局、時間が早く終わるほうへ先に行き、その後もうひとつの講演会に移るという欲張りな選択をした。 
 
 13時30分から15時30分頃まで、中恵土公民館で行われた、子どもの社会参加を支援する『こんぺいとう』主催の「自閉症児者の理解と支援」−高機能自閉症を中心に−に参加した。講師は岐阜大学教育学部の別府 哲(べっぷさとし)教授だ。 
 
 こんぺいとうの講演会には、いつも大勢の方が参加する。今日も100人は超えていた。ただ、少し残念なのは日曜日の講演なのに、参加者のほとんどは女性で男性や夫婦連れの姿は、数えるほどしか見受けられなかった。 
 
 PTAの講演会などと同じ現象だが、発達障がいを抱えている家庭でもやはり、子育ては母親に押しつけられている状況が観て取れた。特に発達障がいを持つ子の社会参加や就労には、お父さんの理解と努力が欠かせないと思う。 
 

名城大学都市情報学部では、サービスサイエンスと都市情報学Xとして、定期的に可児キャンバスで公開講座を開いている。15時30分の別府哲先生の講演終了後脱兎のごとく虹ヶ丘の名城大学都市情報学部を目指した。 
 
 中恵土から虹ヶ丘は結構遠い。それでも16時前には会場に着いた。パネルディスカッションの終了予定が16時30分になっていたが、15分ほどオーバーした。 
 
 『テーマが郊外住宅団地の今とこれから』−人口減少・高齢化に対応しチャレンジするまちづくりへ−と…まさに、可児市における高齢化率ダントツナンバーワンの私の住む若葉台のためにあるようなテーマだ。 
 
 コーディネーターであり基調講演をされた海道清信教授は、若葉台のすぐ下に住んでおられる。コンパクトシティに関しては超有名な先生である。先生とのおつきあいは結構古く、もう10年近くになる。 
 
 地域共創・共生フォーラムで定期的にお会いする機会があり、実は今日の公開講座のテーマもその中から生まれた経緯がある。また、海道先生は『可児川豪雨災害行方不明者のご家族を応援する会』の代表を引き受けてくださっている。単なる大学の先生ではなく、地域のことや人道的なことにも熱い心を持った方だ。 
 

小一時間ほどだったが大変参考になった。買い物や交通手段などこれから益々深刻化してゆく団地の課題を解決してゆくことは容易なことではないが、ぜひ高齢化先行団地若葉台に住む市議としては、ありとあらゆる方向からこの問題に取り組んでいきたい。 
 
 今でも若葉台には65歳以上の方が1100人以上住んでいる。総人口は3400人なので、65歳以上の方が50%を超えるのもそれほど先ではない。そのとき限界団地と言われないように自治会等とも連動しながら、今からさまざまな手を打っていきたい。
 

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 2011年2月21日(月)
 国保運営協議会
 今日は午前・午後前半・午後後半と三つの重要な会議があった。午前9時からは議会運営委員会だ。現在私はメンバーではないが、三月議会の骨子を知る上でも傍聴すべき議運(議会運営委員会)だ。 
 
 三月議会は、来年度の可児市の予算を決定する議会なので、かなり重要な議案が含まれているが、内容については明日に議会全員協議会でも説明があるはずなので、ここでは午後1時30分から開かれた「可児市国民健康保険運営協議会」について触れたい。 
 
 この協議会には市議が4人入っている。私の他、会長でもある亀谷光議員、可児市議会きっての国保通、伊藤健二議員と川合敏己議員だ。この他お医者さんや自治会関係者等全部で13名で構成されている。 
 
 女性委員はいない。公募委員もいない。委員報酬は一回の出席で8000円になる。今日は2時間を少し超えたが、発言したの議長である会長の亀谷委員を別にしてもほとんど9割は市議の委員で、その他の委員からは二人ほど簡単な質問があっただけだった。 
 
 国保運営協議会は市長の諮問機関で、議会に対して決議事項を上程する。今日の議題のひとつ、出産一時金の支払いを産科医療保障制度加入の分娩機関で出産した場合に、現行の38万円から42万円に引き上げるというものだが、これは三月議会に上程される。 
 
 議会改革の視点からしても、議員が市長に答申した案を、今度は議会で議決するという図式は明らかに変なのだが、可児市では慣例的に行われている。議会からは一度引き揚げたいという打診もしているのだが、執行部側からは公益代表として議員は残してほしいという回答だったようだ。 
 
 議会改革が進みつつある可児市では、おそらく議員は審議会・協議会から身を引くことになると私は思うが、心配なのはそうするとほとんど意見も質問も発言もないままに審議会・協議会は進んで行くのではないかということだ。 
 
 市民感覚からしても高額な委員会報酬の件を含めて、現在90以上もあるという審議会・協議会を本当の意味での市民の意見を聴く場にすることは、今後の大きな課題だと思う。 
 
 本題からそれてしまった。先述の出産一時金の増額は全会一致で決定された。平成23年度可児市国民健康保険特別会計は、22年度から7億5200万円も増えて97億9200万円となる見込みだ。 
 
 不思議なのは国民保険税の徴収総額は、22年度から約1億7000万円もショートして27億3700万円となるのに、22年度1億2400万円も市の一般会計から補てんした分は、23年度はゼロで済むという。 
 
 前期高齢者(65〜74歳)交付金というのが、22年度に比べ約7億3000万円も増えたことが一番の理由なようだが、国からの交付金、国庫支出金などは複雑過ぎるのと、制度がすぐに変わるために、職員でも正確な予想ができないのが実情のようだ。 
 
 ひとつ恐ろしいことは、次回の予告みたいなものだが、国保税の課税限度額が23年度4万円引き上げられたのに続き、24年度もまた4万円引き上げられる見込みだという。 
 
 23年は73万円(決定済み)、まだ決まってはいないが24年度は77万円ということになる。可児市で言えば国保税の高額納税者、約512世帯(3.44%)がこの対象になりそうだ。 
 
 国民健康保険加入者には高齢者や無職者が多い。高額納税者というが、これには年収700万そこそこの私も入っている。年収の10%を超える国保税というのは、確かに限度を超えつつあるように思う。 
 
 このような情勢の中で、以前に接骨院による不正請求を指摘する声が市民からあり、国保課に調査と善処を求めていた。その結果、一部の接骨院で不正らしき請求が見つかり現在、県の機関に照会中だとのことだ。 
 
 可児市の今年度の国保税の滞納率は28.89%、差し押さえ件数は4月から12月までですでに112件にのぼるという。血と汗のにじみ出ている国保税を食い物にし、不正請求する輩は決して許されるものではない。 
 
 市にはそういった不正請求を取り締まる権限はないというが、原資は市民の血税である。今後も不正に対しては、厳しい態度で臨んでもらいたい。
 

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 2011年2月22日(火)
 全協 平成23年度可児市予算説明
 午前9時から全協(議会全員協議会)があった。私は昨日の議会運営委員会を傍聴しているので、だいたいはすでに聞いていた。それでも、1回よりは2回、2回よりは3回聴いたほうが理解は深まる。 
 
 今日の協議題は、その他を含めて7件、結果的には1時間40分ほどかかった。人事案件(固定資産評価員の選任)が含まれているということで、非公開とされた。 
 
 その一件のために全部を非公開にするのはどうかと個人的には思ったが、それ以前の問題として、今日全協があることを知っている市民はほとんどいないし、全協の傍聴を希望する方自体が今まではほとんどいない。 
 
 協議会とはなっているが、どちらかというと一方的に執行部からの説明を聴く会だ。一部は各種審議会の報告など、議員による説明もあるし、質疑もあるがだいたいは説明をいて、二、三質問が出るくらいだ。 
 
 協議題は、2月28日から始まる『可児市議会三月定例会』の議案に関する事前説明といっところだ。最大の案件は平成23年度可児市予算に関する説明だが、これも可児市議会では、初めて予算特別委員会というのが3月1日に開催されるので、今日のところは本当の概略のみで、質疑もなしだった。 
 
 23年度可児市予算について、ほんの概略だけお伝えしたい。 
一般会計の合計(財政規模)は、前年度対比10億5000万円、4%増の272億円。 
国民健康保険事業特別会計や水道事業会計など、13の特別会計を合わせた総予算は、対前年19億2320万円、4%増の494億9330万円である。 
 
 一般会計歳入に占める市税の割合は50.8%で、かろうじて50%を超えている。金額は対前年0.5%増の138億1000万円である。前年大幅に落ち込んだ税収だがわずかながら増加に転じたのは良い傾向だ。 
 
 ただし、市税など市が自主的に収入できる財源を自主財源というが、これが5.3%減の159億8353万円で構成比は58.8%である。 
 
 つまり、残りの40%強は地方交付金やら、国庫支出金、県支出金など国や県からの補助金という訳だ。これを依存財源という。今回、この金額がかなり増えた。このことが総額ベースでの対前年4%増ということになった。 
 
 数字の羅列だけでは、興味も持てないかもしれない。いくつか新規事業があるので紹介しよう。 
●老人福祉施設整備事業に2億1480万円 
●子宮頸がん等予防ワクチン接種事業に1億3900万円 
●特定不妊治療費助成に300万円 
●コミュニティFM局出資金として400万円 
●帷子小学校の体育館耐震補強事業に4720万円 
●若者サポートステーション開設、勤労者生活資金融資資金に3177万円 
などだ… 
  
 こうしてみると新規事業はほとんどない。一方で福祉・介護・医療などの費用は、子ども手当などを含む、民生費合計で対前年7億7972万円、9.3%増の91億2379万円とうなぎのぼりに増えてゆく。 
 
 コミュニティFM局出資金というのは、まだ詳しくは聞いていないが、以前から訴えかけてきたので嬉しい。FMでんでん(かにかも放送)無き後、可児市と御嵩町をエリアとする新たなコミュニティFM放送局を、ケーブルテレビ可児が中核になって創設するという計画は聞いていた。 
 
 まちの活性化、人々の交流促進、防災対策としてもコミュニティFM放送局は早く再開してほしいものだ。 
 
 23年度可児市予算については、これから詳細に審議してゆくので、機会を改めて報告したい。 
 
 

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 2011年2月26日(土)
 今井雅人代議士 マリオットで巨大披露宴
 可児市が含まれる岐阜四区の衆議院議員今井雅人氏の結婚披露宴に招待されていた。それが、今日の午後12時から名古屋駅前のマリオット・アソーシアホテル16Fの大宴会場であった。 
今井まさと氏HP↓ 
http://imai-masato.com/index.php 
 
 招待者約370名。たぶん東海地区でも最大規模の結婚披露宴ではないだろうか。私にとっては、これほど大きな結婚披露宴に参加するのは初めてだ。媒酌人は、民主党国家基本政策委員長の樽床伸二代議士。 
 
 国会議員だけで34人。可児市長の冨田成輝氏はもちろん、美濃加茂・下呂・郡上・高山など岐阜四区の15の市町村の首長。最初のスピーチは岐阜県知事の古田肇氏だった。 
 
 新郎側の主賓スピーチは、十六銀行頭取の堀江博海氏、新婦側は結婚前の約4年勤めた岐阜新聞・岐阜放送会長の杉山幹夫氏、乾杯の音頭は下呂温泉ホテル水明館社長の滝多賀男氏だった。 
 
 
その他、県議会議員や市町村議長・議員(可児市議は私ひとりだけだった)、大学教授、金融関係を中心とした社長、可児市はもちろん各商工会議所会頭等、変わったところでは友人でミュージシャンのサンプラザ中野くんさん等…これでもかというくらい現職与党国会議員の華麗なる人脈を目の当たりにした。 
 
出会いのきっかけは、一昨年8月の衆議院議員選挙で今井さんが当選を果たしたときの岐阜放送のリポーターが新婦こと高木(旧姓)恵子さんだったとのこと。入籍は昨年10月だったので、ほぼ出会ってから1年のスピード結婚だった。年齢差19歳の格差婚である。 
 
 今井雅人代議士は剣道7段、今でもフルマラソンを走る体力を有し、FXや為替トレードの世界ではマット今井の名前で超有名な方だ。もちろん民主党議員の中では貴重な金融通、若手のホープである。 
マット今井の『トレーディングのつぼ』コラム↓ 
http://www.gaitame.com/gaitame/imai.html 
 
 恵子さんは、スタートはNHK徳島放送局のアナウンサーで、5年ほど前に岐阜放送のアナウンサーとして岐阜県に来られた。実家は愛知県である。絵に描いたような才色兼備の素敵な方だ。 
 
 ひともうらやむような結婚とはこういうカップルのことを言うのかもしれない。明日からまた、この今井さんと共に、岐阜県から日本を変えてゆくべく仕事をしていくことになる。
 


  今井さん・・・羨ましい限りです。
私も婚活考えねば(笑)
みやじま健太郎 ..2/27 8:34(日)
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 2011年2月27日(日)
 第14回捜索日&村上こうし事務所開き
 可児川豪雨行方不明者のご家族を応援する会の定例捜索日と村上こうし県議会議員の事務所開きの日が重なった。もともと日曜日は行事が多い。長く続けているとこういうことは起こり得る。 
 
 たいがいは他の予定をキャンセルして定例の捜索を優先するのだが、市議の先輩で、岐阜四区唯一の民主党県議である村上こうし議員の事務所開きに不義理をすることはできない。 
 
 捜索のほうは熱心な方はたくさんいるが、最初のだんどりや全体のコーディネートをお願いできる方がいない。特に今日は常連の方の休みが多かった。それでも新しい方も増えて全体では28人程の方が集まった。 
 
 ありがたいことに、村上さんは事務所開きの神事の予定を当初の予定の午前9時から1時間遅らせてくれた。幸いなことに捜索活動の集合場所、可児川下流域自然公園駐車場から、西可児駅近くの村上こうし後援会事務所までは車で10分ほどだ。 
 
 午前9時30分に捜索活動のオリエンテーションを始め45分に終えた後、事務所開きの神事に滑り込んだ。実は神事というのは、私の選挙では全くやったことはない。しかし、組織選挙では関係者の連帯感を増す意味もあるのだろう。厳かな気持ちになった。 
 
 
午前11時からが村上こうし後援会事務所開きだった。どれくらい来てくれるか心配していたが、結果的に往来を埋めるほどの人だかりになった。受付名簿記入者だけで130名を超えたのでざっと200名近い。 
 
 後援会長である西可児医院の院長浅野さんの挨拶の他、衆議院議員 今井雅人(まさと)氏、連合岐阜 三尾禎一会長、衆議院議員 山田良司氏に続き私も地元民主党議員として挨拶した。 
 
 可児市長 冨田成輝氏や、御嵩町長 渡辺公夫氏も来賓としてスピーチをされた。とても力強い激励だった。それに応えて村上こうし議員もこれまで可児市議5期、岐阜県議1期計20年にものぼる議員経験を活かして、この地域を元気にし、地域の福祉や教育の充実を熱く語られた。 
 
 民主党に対する逆風は覚悟しているが、村上議員はいいときも、悪いときも常に民主党の看板を掲げてやってこられた。国民の意識はマスメディアにかなり支配されているので、本当に移ろい易い。 
 
 私は民主党議員になってからは高々1年ほどだが、それまでの10年間もさきがけの頃から応援していた。当初は政権を取るなんて夢のまた夢だった。その意味では、あまりにも早く取りすぎてぼろが出てしまったかもしれない。 
 
 しかし、60年近く続いた自民党の一党支配に風穴を明け、政権を取ったのだ。1年や1年半で結果を出せというのはどう見ても酷だ。最低でも4年は辛抱してもらいたいが、小沢氏のことがネックになって現在の混乱がある。残念だ。 
 
 ただ、中央の混乱を地方がどうこうできるものではないし、地方は地方の仕事を粛々とやるだけだ。私は真の民主主義を根づかせること、つまり本当の意味での市民主体の政治は、文字通り民主党でなければできないと思っている。今日から4月10日まで、長くて短い闘いの日々が始まる。 
 
 
 

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 2011年2月28日(月)
 三月議会開会・佐伯哲也市議辞職
 まだ二月だが、今日から可児市議会三月定例会が始まった。三月議会というのは、翌年度の市の予算が決定される極めて重要な議会でもある。しかも、今議会では初めて予算特別委員会が議長を除く全議員で組織され、今まで以上に徹底審議をしてゆくことになる。 
 
 また、新年度予算は昨年10月末に誕生した冨田成輝市長にとって初めての予算編成である。就任間もないので、どこまで市長の思いが予算に反映されているか分らないが、今までとは少し違うはずだ。 
 
 違うといえば、ひとつ見つけた! 議会のとき執行部席に座る方は地味なネクタイをする人がほとんどだ。特に赤系統はめったにいない。それが今日の冨田成輝市長は色鮮やかなピンクのネクタイでひときは目立った。 
 
 男の目から見ても、おしゃれな市長だと思う。昨日の村上こうし県議の後援会事務所開きの挨拶では、澄み渡った青空のようなブルーのネクタイをされていた。奥さんのアドバイスでしてきたというが、その色は村上陣営のカラーである。 
 
 市長が明るい色のネクタイをしていると、まちも明るくなるような気がしてくる。 
 
 男性にとってネクタイは、場合によってはその時々の心境を宿す。私も執行部に対峙し、ここ一番というときは真紅のネクタイを締めて一般質問に臨んだことがあった。普段はエンジ色か濃いグリーン、最近は紫系が多い。 
 
 さて、議会の中盤ころ緊急動議が出された。佐伯哲也議員からの議員辞職願いである。議員が辞職するのに議決が必要というのも変な感じがするが、会期中の辞職の場合はそうなる。私も4年半ほど前、市長選に出るために議員辞職した経験があり、ついそのときのことを思い出してしまった。 
 
 佐伯議員が辞めるのは、理由は何も言わないが4月10日の県議選に出るためであることは衆目の一致するところである。私とは家も同じ若葉台で近い。現在、建設経済委員会の副委員長でもあり、とても優秀で有能な議員であるだけに可児市議会にとっては大きな損失だ。 
 
 佐伯氏は3年半前の市議選で、県議に上がった村上こうし議員のあとがまの唯一の民主党候補として(そのとき私は無所属だった)新人ながら3000票近い得票でトップ当選した。 
 
 民主党へ対する追い風が吹きはじめていた頃である。その後、一昨年夏の衆議院議員選挙では、新人の今井雅人候補を村上こうし県議とともに支え、代議士誕生に貢献した。私に対しても民主党入りを勧めてくれ、一緒に会派を組もうと努力してくれた。 
 
 この3年半ほどの、民主党岐阜四区の発展は彼の努力に負うところが多い。 
ただ、残念なことに今回彼は、県議選に関して民主党の公認が自分ではなく、現職の村上県議におりてしまったために党を出て、無所属でたたかう決意をしたようだ。 
 
 若くて有能で優秀な方だけに、辛抱することができなかったのだろう。民主党への逆風が吹いている今は無所属のほうが有利だとも語っていた。結果的には、お世話になった村上こうし県議や今井雅人代議士に弓を引く形で去って行った。 
 
 いったいこの三年半は何だったのだろう。民主党を一生懸命盛り立てようと努力する彼の姿に私も感動して党に入ることを決めたのだ。それが雲行きが怪しくなるとさっさと出て、今度は古巣に砂をかける行為に出る。ただ、県議になりたかっただけということなのだろうか? 
 
 古いようだが政治の世界にも最低限の仁義はある。むしろ色濃くあるかもしれない。ただ、中央の政界を見ていても変節してゆく政治家はごろごろいる。佐伯氏の選択は今風なのかもしれない。 
 
 一寸先は闇という言葉があるが、政治の世界に限らず何があるのか分らないのが世の常である。彼も一世一代の決断をしたのだろうから、今度は、その道を正々堂々と貫いてほしい。私は受けて立つ側にいる。 
 


  佐伯さんがどういう方か少しわかった気がします。
せめて1期務めあげてから、というのが市民の大方の希望でしょう。
あの時、風が吹いていたとはいえ1票を入れた市民の一人として残念です。
可児市民 ..3/2 17:30(水)

  まともな人は、佐伯氏には距離を取るでしょうね。
彼は何がやりたいのか見えません。

信義・信念は薄く、権力欲だけはありありと見えますが。

そんな方は県議会どころか、市議会議員としてもいかがなものかと思って見つめています。
まともな人 ..3/4 1:34(金)

  ただの噂で有って欲しいですが、彼は民主党籍がある時から自民系との繋がりを強めて、今後は当選すればまさに『変節』も良いところの自民系へも含みを持たせているとか。
当選するための自民系へのブラフなのか、それともそこまでどうしようもない方なのか・・・。
私も裏切られた気分です。
噂好き ..3/5 9:48(土)

  佐伯さんの議会発言、『なぜ福祉会館でプロレスがダメなんだ。』
『可児市で青パトの位置づけは?』など、どうでも良い事に熱弁を振るいながら、ほとんど結果的に“異議なし”
路線ではなかったでしょうか?
(佐伯さんに限らないとは思いますが。)
『可児市の水道料金が高いのは仕方無い。』
と言う説明会も意味解かりませんし、市役所の弁護士として働く事に意味有るのでしょうか....
民主党かつトップ当選なので 
私が知らないだけなら申し訳無いですが
思い切った姿勢がもっと出来ないのでしょうか。
職員等 ..3/5 16:11(土)

  私は、民主党の結党以来一度も、
民主党の候補の方に票を入れた事がありません。

それは、どうしても感じられてしまう胡散臭さを拭えなかったのと、自民党を超えるクオリティを感じられなかったからです。

そして、民主党が政権を取ったら、私が感じていた胡散臭さと、自民党以下のクオリティが大きく花開いてしまった。

そりゃ・・・私のようなド素人ですら、出来ないと断言できるほど、門前払いレベルで実現不可能なマニフェストばかり、デカデカと掲げられていたんだから、なるべくしてなった・・・という感じです。

佐伯さんの離党は『古巣に砂をかける行為』に映るかもしれませんが
たとえ、トップ当選を果たせるような優秀な議員であっても「離党」されてしまう状態にあるのが、今の民主党の現状・・いや、惨状ではないでしょうか。

私にはむしろ、離党される人の方が健全な思想の持ち主だと感じられます。
K.M ..4/4 23:14(月)

  佐伯は子供のころから良く知っている。同級生一同はあんな身勝手な奴が 可児を愛してる訳ないことは良く知っています。自分のためだけに生きている奴ですよ。若葉台の集まりとかスッポカス奴です。
名無し ..4/17 22:35(日)

  皆さん、勝手な事、書き放題ですね! 佐伯さんは、人として素晴らしい方です!
県議選、勝って欲しいです!
元可児市民 ..2/25 22:14(水)
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