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 2022年2月13日(日)
 鎌倉幕府倒幕の密議が交わされた洞窟が可児市に!
 岐阜市在住のルポライターの方からオファーがあった。可児市緑ヶ丘の天ヶ峯おちょぼ稲荷神社にある洞窟を調べていて、ここに入って記事を書くのに許可を出してもらえる管理者を探しているという。 
 
 数年前まで、洞窟まつりが行われていた。その方によると、日本中で夏祭りを洞窟の中でやっていた美濃ののはここだけだという。 
 

 戦時中は、地下軍需工場とするために拡幅された。三菱重工がここでゼロ戦を造ろうとしていたらしい。ただ、機材を入れる前に終戦となった。 
 
 さらに、すごいのは今から六百数十年前、鎌倉時代末期に後醍醐天皇の命を受けた側近 日野資朝が山伏姿で東国へ下る途中、この天ヶ峯の洞窟で、美濃の武士 土岐頼貞・多治見国長らと倒幕(北条高時を討つ)の密議をしたという。 
 
 今、NHK大河ドラマで放送中の鎌倉殿の13人の時代(承久の乱1221年)から100年以上後のことだが、後醍醐天皇による建武の新政(1333年〜1336年)より少し前のことになる。 
 

 さて、この洞窟を誰が管理しているのか?ルポライターの方は、地元自治会や可児市にも問い合わせたがわからないという。ただ、この辺りのことに詳しいのは林則夫可児市議だろうと教えられたという。 
 
 林則夫議員は、御年87歳、11期目の大先輩である。それで、今日私のほうで仲立ちをして、そのルポライターの方をお連れして林則夫議員宅を訪ねた。 
 
 聞けば林議員のお父様が戦時中、当時の平牧村(後に可児町⇒可児市)の村長をやっていてその洞窟の軍需工場建設の事情等くわしく語っていただいた。 
 
 ただ、誰が洞窟入り口の鍵を持っているかは結論がでなかった。地下ということで地権者はいない模様。おちょぼ稲荷神社奉賛会というのもすでに活動を終えているようだ。 
 
 一番可能性が見えて来たのが、昭和54年頃から39年間に渡って、日本で唯一と思われる「洞窟まつり」を実施して来た可児商工会青年部の方ではないかという結論に達した。 
 
 それで林議員からその頃の商工会青年部の方に問い合わせていただいたが、洞窟の入り口は鉄柵を溶接してあり、絶対に誰も入れなくしてあるとのこと。 
 
 ただ、その後洞窟に行ってみると、確かに溶接してあるが、扉の片方だけ溶接は外されていて、開くようになっていて、比較的新しい鍵がかかっていた。 
 
 洞窟の入り口は、他に5か所はあり、水がついて入りにくい入口もあるが、入ろうと思えば入れるという。だが、記事として公表する場合、何等かのお墨付きがいるとのことで、引き続き鍵の所有者を探すことになった。 
 
 ただ、その方が生きているかどうかも分からない。このルポライターの方の情熱がなければ、この歴史的にも価値ある洞窟の存在が、文字通り封印され風化してしまうところだった。 
 
 そのルポライターの方は、廃墟や歴史遺産などについて多く書かれている。けっこうそういうことに興味を持つ人は増えているようだ。可児市にはまだまだ埋もれている観光スポットがたくさんある。
 


  かつてかなり調べましたが零戦の工場とは根拠ありますか? 
 
御嵩町の洞窟は、五式戦闘機と飛竜で一時的に稼働していましたが、緑ケ丘の方は、稼働前に終戦だったと思われます。 

頂上の神社、10年前は戦時中の落書きが沢山ありましたが、消されてます。

(正式には緑ヶ丘では無く緑ケ丘らしい)
職員等 ..3/7 19:32(月)

  それより、東アジア反日武装戦線の一員が潜伏していた洞窟と伺ってますが、なぜか知られていません。 
職員等 ..3/7 19:35(月)
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