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 2012年4月19日(木)
 名鉄広見線対策特別委員会 傍聴
 午前9時から可児市議会名鉄広見線対策特別委員会を傍聴した。委員長が共産党の伊藤健二議員になってからは、初めての傍聴だ。 
 
 このところ、毎日のように自分が所属する議会運営委員会、議会広報特別委員会、議会基本条例特別委員会や、そのための準備打ち合わせなどが、開催されていて、他の委員会を傍聴するのは久々だ。 
 
 名鉄広見線特別委員会は、それほど多く開催されているわけではない。今年度が、名鉄広見線(新可児〜御嵩区間)への赤字補てん(運行経費助成)3年間の最終年度である。 
 
 この区間の運行を維持するために、平成22・23・24年と毎年、可児市が3000万円、御嵩町が7000万円、計1億円を名鉄に対して支払っている。この3年間の乗客の推移を見ながら、25年度以降の存続か廃止を検討するということになっている。 
 
 名鉄広見線活性化協議会という組織ができており、何とか乗客を増やそうという涙ぐましい努力が続けられている。しかし、3年間で乗客数を年間約12万人増の111%とする目標だったが、23年度実績では96万7千人と対前年では97.2%と乗客を減らしてしまった。 
 
 通学定期も通勤定期も、対前年度では97%と減少してしまった。そんな中で、少し希望が見えるのは住民団体やサポーターによる利用促進である。 
 
 具体的には「かも1グランプリ」や「御嵩宿こいのぼり事業」「御嵩宿のひなまつり」など、市民主体の新規事業で軒並み2000人以上の乗客増に貢献している。この分野では対前年乗客増加率143.5%と好調である。 
 
 しかし、これだけ努力しても、なかなか乗客が増えて行かないことは、いかに客を増やすことが、困難であることの証明でもある。 
 
 車がこれだけ便利な今、ローカル線を維持してゆくことは並大抵のことではない。去る3月20日の中日新聞では、名鉄が広見線存続に向けて努力してゆく経営方針であることが報道されていた。 
 
 存続に向けてはひとまず、一安心したところだが、そのニュアンスとしては平成25年度以降も、引き続き可児市と御嵩町から合計年間1億円の運行支援金をあてにしていることが分かった。 
 
 可児市議会としては、このままなし崩し的に年間3000万円の拠出を続ける場合には、その根拠を明らかにしていかなければならない。鉄道路線は、一度廃止してしまうともう二度と復活はできない。 
 
 通学の足としても重要である。地域公共交通の場合、それを利用する人と、そうでない人の落差が大きいように感じる。どこまで維持できるのかたいへん苦しい選択だが、これからもぜひ応援していきたい。 
 
 
 

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