++山根一男の徒然日記++
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4月 24日(火) 4月30日に『普通に生きる』上映会【告知】
4月 22日(日) 放射能や広域がれき処理問題についての講演会
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4月 18日(水) いよいよ20日、セクハラ裁判【告知】
4月 15日(日) 福島第一原発事故の今、そしてこれから
4月 14日(土) 若葉台でシャンソン
4月 13日(金) ナミねぇ
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 2012年4月8日(日)
 野呂美加さん講演会 アピセ・関
 この講演会は前から気になっていた。昨年、5月に初めて東北へ被災地支援のボランティアバスを企画され、それに乗って宮城県岩沼市でガレキ処分等を体験した結果、今度は自分たちでボランティアバスを企画するようになった。 
 
 そのきっかけをつくってくれた下呂市の鎌倉庄司さんらが、今度は新たな形の被災地支援『保養ボランティア』を提唱されている。鎌倉さんは、つい先日の中日新聞でもチョコボのことで大きく取り上げられていた。 
 
 
チョコボは「食べるボランティア」として、このブログでも何度か取り上げさせていただいたが、案の定ものすごいヒット商品となっている。新聞報道だとすでに9000箱が売れ、500万円を宮城県南三陸町と岩手県大槌町の災害復興センターに寄付されている。 
 
 つまり、上代1000円の半額500円がそっくり、被災地支援、それも特定された被災地の支援に回るのだ。これは、具体的でいい!今回、「このひと箱も福島の子どもの笑顔につながる」と題して『チョコボ:福島の子どもの保養活動支援バージョン』が登場した。 
 
 これまでのチョコボが18個(クランチチョコレート)入り1000円だったのが、こちらは10個入り600円である。手頃なだけに二つ、三つ買って知り合いに配ろうかと思う。 
 

 ちょっとした手土産にもいい。パッケージの裏面に「保養活動」の説明がされていて、これを差し上げることで、さらにボランティアの輪が広がることになる。上代600円の半額が福島の子どもたちの保養活動等に使われる。 
 
 ちなみに、包装紙に書かれている『福島キッズわくわくプロジェクトとは』という文章をそのまま転記する。保養ボランティアの趣旨がわかる。 
 
 原発事故の影響で生活を制限されている子ども達に思いっ切り外遊びする時間をプレゼントしたい、そんな想いから生まれたプロジェクトです。福島の子どもたちの保養合宿や週末保養などの支援や気軽に保養に参加できるシステム作りを行います。また、保養活動の支援金を生み出す商品の開発、チャリティーイベントの企画などで福島の子どもを応援していきます。 
 
 つまり、保養活動とは、福島県で被ばくした子ども達を、例えば夏休み期間だけでも岐阜県などに連れてきて、自然の豊かなところでのびのびと生活してもらう活動だ。 
 
 NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表の野呂美加さんは、そのような活動を19年間続けておられる。チェルノブイリ、つまりベラルーシの被ばくした子ども達をすでに648名を日本で保養させている。 
 
NPO法人チェルノブイリへのかけはしHP↓ 
http://www.kakehashi.or.jp/?p=5827 
 
 この保養活動は全世界で行われており、保養により被ばくした子どもたちの放射能数値が著しく下がることが実証されており、中でも最も数値を下げた実績があるのが北海道を拠点とする野呂美加さんが主宰するNPO法人チェルノブイリへのかけはしなのである。 
 
 福島⇒岐阜とはわけが違う。当然、渡航費などはすべて負担することになるので、19年間そういった活動を続けて来た方のお話はものすごく説得力がある。筋金入りの市民活動家という感じだ。 
 
 私としては、関市まで講演を聴きに行くことは珍しい。しかも、13時から始まって、第二部までいたので19時近くまでなんと6時間近く釘付けになった。こんなに長くひとりの方の講演を聴いたのは、最近では記憶にない。それくらいショッキングな話だった。 
 
 小児甲状腺がんなどの症状が出始めるのは、5年後以降でチェルノブイリでは26年経った今でも、むしろ症状を持つ人は増え続けていて、ある時期から出生率と死亡率が逆転したそうだ。 
 
 ベラルーシには徴兵制があるが、被災前の兵役検査の合格率は約8割あったのが、最近では3割程度に減ってしまったという。それだけ、身体に欠陥がある人が増えている。 
 
 恐ろしいことは、チェルノブイリの時は、まだソ連であり原発周辺の住民は強制的に撤居されたが、福島の場合は爆発の事実も知らされないまま、しばらく放射能を浴び続けた(今も)ので、状況はチェルノブイリより悪くなる可能性が高いという。 
 
 まだまだ自分は放射能についての認識が甘いことに気付かされた。しばらく放心状態だった。放射能は数値ではない、あるかないかが問題なんだという言葉も胸にささった。 
 
 たとえ、自分は良くても、幼い子どもたちはアウトになる可能性がある。人によって安全の基準は大きく違うのである。やはり原子力は人類が手を出すべきエネルギーではないという思いが強くなった。 
 
 4月15日(日)13時30分〜16時まで、可児市広見公民館ゆとりピアにて、チェルノブイリ救援・中部、理事の河田昌東(かわだまさはる)氏の講演がある。テーマは『福島原発震災から一年余の真実』 
 
 他の予定とバッティングしていて、どうしようか迷っていたが、やはりこちらに行くことにした。主催は『福島原発震災を知り、考える可児・加茂市民の会』(問合せ先:平井法律事務所0574−61−1516)参加費:800円 
 
 

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