ポコズママの会「私の流産・死産体験記」

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妊娠33週・常位胎盤早 ....

妊娠8週・稽留流産

・[232] サンママ

Name: ぽちこ ..bbtec.net
Date: 2005/04/12(火) 22:49

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Title: 妊娠33週・常位胎盤早期剥離
	私は９月５日に、常位胎盤早期剥離の為、３３週５日で死産してしまいしました。原因は不明です。その日の朝、目が覚めた時に、今までに感じたことの無い痛み（張っている様な感じ）をお腹にに感じ、とりあえずトイレに行ったのですが、特に出血等はなく、しばらく横になっていたら直るかな？と横になっていました。でも、痛みはひかず、前夜まであった胎動も感じられず、徐々に不安になり、日曜日の早朝だったので、とりあえず病院に電話をして、主人を起こして病院まで連れて行ってもらいました。始めに内診してもらったら『子宮口が２cm開いている』と。次に心音を聞こうとしたら、なかなか探せなくて、エコーで見てみると、すでに胎盤が剥がれ落ち、赤ちゃんの心臓も止まっていました。助産師さんが主人を呼んできて、エコーを見ながら先生が説明を始めました。私は涙が止まらず、主人は呆然としたまま説明を聞いていました。私が通っていたのは個人の産婦人科で、先生の説明によると、『誘発剤を使ってもどの位時間がかかるかわからないし、胎盤剥離の場合は早く処置しないと母体に影響がある。』『輸血しないといけない場合もあるから、安全の為に、総合病院に移す。』『お母さんのせいじゃないよ。』との事でした。点滴をしながら救急車を待つ間、主人と二人無言で泣き続けました。私は先生と看護婦さんに付き添われ救急車で、主人は車で総合病院にうつりました。帝王切開で取り出した赤ちゃんは、１８００g・４０cmの男の子でした。全身麻酔で、手術は２時間位。術後は尿の出が悪く、ひどいむくみと重度の貧血だったそうです。子宮は残す事ができました。貧血がひどく、本来なら輸血しなければいけないのですが、先生が不思議に思うくらいに、私自身が貧血の症状（頭痛やめまい等）を感じず起き上がったりしていたので、輸血はしないですみました。ただ、重度の貧血にはかわりなく、貧血だと傷がくっつくのに時間がかかるとかで、毎日点滴と薬で血を増やし血液検査の結果で、抜糸・退院の日取りを決めるといったかんじでした。病室は個室にしてもらいましたが、トイレはついてなくて、そのたびに妊婦さんや、赤ちゃんに会ったりするので、早く退院したくてしょうがなかったです。先生に『早く退院したい』と言い続け、２週間で退院できました。ただ、貧血は相変わらずで、薬を処方され、退院後も飲み続けるようにと。私は赤ちゃんを見ていません。とっても会いたかったのに、抱っこしてあげたかったのに、自分で拒否してしまいました。もう動かないとゆう事実を目の当たりにしたくなかった。主人と実母・義母は抱っこしてくれました。主人は抱っこした時にとてもうれしかったそうです。そして、すごく悲しかったそうです。私は今ごろになって、赤ちゃんを抱いてあげなかった事を、とても後悔しています。会いたかった。（掲載日：2004/11/5）

Name: ベビママ ..bbtec.net
Date: 2005/04/12(火) 22:48

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Title: 妊娠8週・稽留流産
	昨日、手術を術を受けてきました。「心臓が点滅してるのが見えないから４日後にまた見てみましょう。」と言われた後の４日間、「なんで私の赤ちゃんがこんなことにならなきゃいけないの！？」と泣いて泣いて過ごしました。旦那も家族も仕事場の人も「稽留流産は誰のせいでもない。そういう運命だ。次頑張りなさい」と言うけれど、「まだこの子が死んだとは決まってない！たまたま見えなかったのかもしれない！なんで今『次』なんて言うの！？」と自分と赤ちゃんだけが取り残されたような疎外感を感じていました。でも４日後、やはり心臓の点滅は見えませんでした。赤ちゃんを信じて過ごした４日だったけど、自分でも少しずつ現実を受け入れていたのでしょう。診断が確定した時ははっきりしたことでやっと自分の進まなきゃならない方向が定まったような気持ちになりました。それに診てくださった先生がとても良い先生で、私の様子を見ながら時間をかけて全てのことをわかりやすく説明して下さっていたからだとも思います。大阪府でも大きな総合病院でこんなにも患者の身になってくれる先生に巡りあっただけでも不幸中の幸いでした。翌日に入院し、次の日の朝に手術。麻酔からさめて診察後退院。この一週間はあっという間の出来事でしたが、お腹の赤ちゃんとは十分に会話できたと思います。今回は産まれてくることができない体に宿った魂だったけど、その魂はきっと次の妊娠時には産まれてこれる健康な体を手に入れて戻ってきてくれると信じています。それに今回の赤ちゃんに私は命の神秘と尊さを教えてもらい感謝しています。色々な奇跡を乗り越えて、母親と父親の元にやってきてくれる大切な命です。いつか赤ちゃんをこの腕に抱くことができたなら、それを第一に考え愛し感謝しながら育てていきたいと思います。今はもう「少しの間だったけど、私の胎内に来てくれてありがとう。また会おうね。」という感謝の気持ちでいっぱいです。（掲載日：2004/11/5）

Name: サンママ ..bbtec.net
Date: 2005/04/13(水) 19:39

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Title: 2回目の流産
	「ベビママ」としてここに体験談を記載して頂いてから４ヶ月後…昨日２度目の流産手術をしてきました。１度目の流産を乗り越えようともがき苦しみ、やっと前向きになれた矢先の２回目の妊娠。１回目が「おそらく染色体異常」と言われていたので「まさか２回もあるはずがない！今度こそ！」という希望と「もしもまたダメだったら…」という不安に襲われる毎日でした。２回ともに心拍確認後での心拍停止。１回目と全く同じような点滅のないエコーの画面を見た瞬間、私の中の何かが崩れました。「もう疲れた…」その言葉しか出てこない脱力感…しかし１回目のようなパニック感はなく、冷静に現実を受け入れる自分もいました。１回目は「なぜ私だけがこんな不運な目に！」という悔しさ。でも２回ともなると「不育症」への恐怖が襲ってきます。でも同時に検査や治療に対する意欲もまた芽生えてきました。「原因さえわかれば、治療さえすれば、次こそは！」そう思うことで自分を奮い立たせているのだと思います。「不育症」は原因も治療法もまだ現代の医学では未開発の分野です。検査しても治療しても必ず次回は大丈夫という保障はどこにもありません。でも、何もせずにまた妊娠しても流産の確率は５０％と言われている私にとっては、その未開発の医学しか頼る術がないのです。「もし１回目の時にちゃんと原因を追究していたら、今回の赤ちゃんは助けられたかもしれない…」そう思うと涙が止まりません。３回繰り返さないために、今回の赤ちゃんは染色体検査をお願いしてきました。自負で６万円かかる検査です。赤ちゃんを傷つけるようでつらいですが、赤ちゃんに原因があったのか、母体に原因があったのか、それを知ることが今後の不育症検査への第一歩になります。もし私に原因があったのなら、もう２度と産まれてこれたばずの赤ちゃんを私のせいで死なすわけにはいきません。そのためなら出来ることは何でもやるつもりです。そしていつの日かこの腕に元気な赤ちゃんを抱きたい。今は切にそう願っています。（掲載日：2005/3/15）

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