++山根一男の徒然日記++
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 2010年12月2日(木)
 またぞろ中学校のいじめ
 今年6月、あれだけ大きな問題となった可児市の中学校でのいじめ。そことは別の学校だが、いじめが常態化しているとの相談を複数の親から受けている。 
 
 学年に2クラスしかない小規模な中学校だ。一つの小学校卒業生が、その中学校に進む。つまり小中一貫といえば聞こえがいいが、いじめられている子にとっては逃げ場がない。 
 
 いじめを先導するのは、2〜3人だが、そういう子がどちらのクラスにもいるのでターゲットにされた子は、クラスに行けなくなり、保健室登校になり、ついには不登校になる。 
 
 いじめる子の意のままに服従することを否定する、勇気ある子がターゲットにされる構造のようだ。クラスの皆が立ち上がれば解決できるように思うが、そういうふうにはなっていないようだ。 
 
 教育委員会もこの件は把握しているようだが、当該学校を飛び越えて指導に入るようなことは原則しないようだ。 
 
 当然、当該学校での対応が一番大切だが、それができていないからいまだにいじめ被害者が出る。学校と話したわけではないから、どこまで真剣に取り組んでいるかは分からない。 
 
 親の中には、直接いじめをしている親に掛け合ったりしているようだが、親は子がいじめをしていること自体を認めない。そういう親だ。子どもも巧妙なので、第三者にはわからないようにいじめる。 
 
 学校も、自分たちの手でいじめを解決できないなら、手遅れにならないうちに外部の専門家や組織にSOSを出せばいいのだが、それは自分たちの能力のなさを露呈することと考えるのか…それはしない。 
 
 プライドや保身にこだわっている場合ではない。こうしている間にも、いじめを受けている子ども、そしてそれを助長し、あるいは傍観している子どもらの精神的苦痛は続く。成長過程の子どもたちにとって大きな傷跡となって残る可能性がある。 
 
 いじめの存在が把握されていながら、有効な手立てが施されていないという状況は、憂慮に堪えない。しかし、当事者の方々が何らかの動きをつくらないと、事情も分らない第三者がしゃしゃり出るわけにはいかない。今は事件が起きないことを祈るしかない。 
 
 12月5日(日)13時30分〜16時頃に『不登校からの出発』という題の講演会と相談会が桜ヶ丘公民館である。講師は東海学院人間関係学部心理学科 特任教授の花井正樹氏である。 
 
 私もメンバーである「いじめ・不登校ほっとライン NPO法人てのひらの会」(代表 宮嶋 健太郎氏)の主催である。参加費は500円、問合せは090-9932-0849(宮嶋氏)。 
 
 まず、こういった場で親同士が学習し、連携してことの打開に当たるしかない。クラスのいじめの有効な解決方法が見出せない教師もこういう場に勇気を持って参加してほしい。
 


  学校という組織をよくよく見た時、一見開かれた空間のように見えますが、実はかなり保守的な組織体であることが、全国の学校の不祥事、いじめ問題、等々の案件をみて明らかです

よくよく考えて見れば、いわゆる公立の先生方は小・中・高・大を出てそのまま教員になられる方ばかりで、それが悪いという意味ではありませんが、つまるところ「学校」とい空間しか知らない という所に根本的な問題があるように思います

要は 何が一般か というのは非常に難しいところですが、自分の住む島しか知らないが故に、やや排他的な面があり 自らの常識の殻にこもりがちな面が多々あるという事です

先日のどこぞの学校でも、小学6年生の女児がいじめ(無視 等)を苦に自殺し 保護者が学校側に掛け合ったが、当初は自殺の原因がいじめであった事すら否定をしており、調べて行く中で、いじめは認めたが、自殺との因果関係は認められない…という 正に珍回答を校長が述べていましたが、彼は自分自身の見解で本当にそう思っていたか?

私は違うと思います。結局 教育委員会という立派な看板を背負った要は教員OBが助け船をだし、自らの、組織の、校長の立場を”守ためだけ”に指示を出し、校長は操り人形のように指示された事を”言わされただけ”に過ぎないのです…

この事は全国どこでも似たような構図で起きており、学校行政は少しずつは確かに変わっているものの、根本的な何か、つまり外部組織の常置化、教員の勤務評定の見直しなどがより必要になってくると思います
スピッツ ..12/4 16:06(土)

  スピッツさん 初投稿ですね。ありがとうございます。物事の本質をしっかり見据えながら、前向きなご意見素晴らしいと思います。相当、事情にお詳しい方のようですね。おっしゃる通り、学校現場はどこも余裕はなく、問題が起きたとき、もしくは起きそうな兆候があっても、有効な対応ができないケースが多いと思います。本来は家庭で完結していたようなことが、学校現場に持ち込まれて対処に戸惑うことも多いかと想像します。そこで「外部組織の常置化」というセーフティーネットの充実が求められるかと思います。これは、どういうものなのか…まだ暗中模索なのでしょうが、行政や教育委員会だけに責任を押し付けるのではなく、地域の方や教職OBの方など社会全体で受け止め、対処できるような仕組みができたらいいなと思います。私の場合は他人事ではいけないのですが…
山根 一男 ..12/6 5:40(月)

  現在の教員職の現状は、多忙で一人ひとりがが孤立しやすく(基本担任制の為)、また教室という密室性が高い性格上、他の先生方の目にも触れにくく、全てがmyselfで完結せざる得ないという構造上の問題もあるかと思います

悪く言えば、情報は現場の教員でいくらでも握り潰しやすく、気が付いた時にはコントロールが出来ない事態にまで事が大きくなっていた…というのが、昨今見られる大きな事件・事故かと

また校長職は形骸化しつつあり、彼等はそこが最終達成目標になりがちで、その椅子に座った途端、極端な保守主義になりがちで、現場の先生方の悲鳴を十分にすくい上げるどころか叱責したり、権力をかざす者も少なからずいるという現実は、教育者の名が廃ります

実は教員同士のいじめ、パワハラも表沙汰にならないだけでもいくらでもあります

子ども達に一番近い教育者、大人、がこれでは…と思います

制度上の批判を繰り返しても仕方がありません。どこをどんなに改善してもこうした問題点は出てくる訳ですから…

ただ、どんな 組織もそうですが風通しの良さを確保しないとこのような腐敗というのは避けられませんよね…難しい話です

※当然の事ながら本当にしっかりと仕事される先生がほとんどだと思っています。ただ学校行政の 大きな傾向としてこのような問題点はあるのかな…っと 思い投稿してみました!
スピッツ ..12/7 15:54(火)
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