++山根一男の徒然日記++
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12月 31日(金) 気がつけばあと15分で新年
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12月 19日(日) 年内最後の捜索と会議
12月 18日(土) 道徳の授業を参観
12月 17日(金) 赤ちゃん誕生!
12月 14日(火) 可児駅自転車置き場有料化問題
12月 12日(日) 第9回 豪雨災害行方不明者捜索活動
12月 10日(金) 文教福祉委員会 30億円超の指定管理料
12月 08日(水) 一般質問終わる
12月 05日(日) 『不登校からの出発』
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 2010年12月8日(水)
 一般質問終わる
 十二月議会の一般質問が無事終わった。昨日7名、今日も7名。私が14番目、最後だった。今日の15時頃から始まり、57分ほどだった。 
 
 以前にこのブログでも告知したように@アーラをもっと使いやすくするには A可児市を市民主権日本一のまちにするには の二件だった。@が35分、Aが22分ほど 
 
 Aの市民主権については、かなりのボリュームの割には時間に押され、消化不良だった。全体的には75点くらい。一般質問は、何回やっても満足いくものではない。 
 
 一般質問するときは、一応最低限の獲得目標を自分なりに考えて臨むが、それは達成できたと思う。今回、獲得目標のハードルは低めにしていた。 
 
 @については、・月に1回くらいしか使われていないデジタル工房などの部屋を、もっと利用される部屋に替えること ・アーラ利用者や利用団体が、アーラについて意見を言い合う会の開催を約束してもらう。Aについては、自治基本条例制定についての提案をする…というだけであった。 
 
 アーラについては、他にもかなり細かいことも含め、いろいろ注文をつけた。建物の上にalaという看板をつけたほうがいい…とか、受付の女性は1人でいい…とか、市役所からの出向者4名を1〜2名にすべきだ…とか、日本ライン今渡駅からアーラまでを、気持ちよく歩けるような工夫をすべき…だとか。閉館時間は22時30分までは必要なく22時閉館で良い…とか、高校生たちが勉強しに来るのに、もう少し便宜を図るべきだ…など。 
 
 半分は思いつきに過ぎないので、すぐ採用されるとは思っていない。ただ、アーラに関しては、もっともっと使いやすい施設にするために思ったことをどんどん言っていいんだということを示したかった。 
 
 アーラに対する、昨年度の税金投入額は4億8800万円。可児市の人口10万人で割れば4880円である。つまり、可児市民は赤ちゃんまで含めて、年間4880円をアーラの維持管理のために支払っている。 
 
 5人家族なら24,400円だ。オーナーは市民なのである。もっともっと使わないと損だし、意見はどんどん言うべきだ。 
 
 しかし、全体的にはアーラの存在を高く評価し、9年目を迎え可児市のひとつの顔として、なくてはならない施設となったと賞賛した。冨田新市長が掲げる『安全して楽しく暮らせる可児市に…』というキャッチフレーズの「楽しく」の部分を請け負う大きな要素になり得ることだろう。 
 
↓↓↓これより、本日の一般質問の現稿の一部抜粋↓↓↓ 
  ※長文ですが、ご関心のある方は読んでください。 
 
 
 
 さて、アーラについては過去に何人もの議員が質問しています。 
折りしも今議会においては、アーラの指定管理者として、可児市文化芸術振興財団について、これまでの三年間同様、今後平成23年4月から28年3月までの5年間についても、指定することに関する議案が上程されております。 
 
 開館から8年が経過し、アーラは私たち可児市に住む者にとって、とても身近で、なくてはならない存在になってきていると感じています。実際、日本中探しても、当市のような十万都市で、これほど立派な施設を持っている市はないということであります。 
 
 可児市の大きな特徴として、アーラという立派な文化芸術施設があることだと、大いに誇っていい存在だと思います。さらに、知名度が増してゆけば、アーラがあるから可児市に移り住もう…という方も出てくるかと思います。 
 
  しかし、そのことの代償として、人口10万人規模のまちとしては、かなり負担が大きいという一面を持っています。昨年平成21年度の決算で指定管理料とセンターの維持経費だけで、約4億8800万円と市の一般会計の約1.7%を占めるという突出ぶりです。 
 
 おそらく10万規模の市で、文化行政にこれだけ巨額の費用を費やしているまちは他にはないでしょう。県内でいえば、可児市の文化振興予算は、人口40万の岐阜市よりも上です。もし、これが単なる箱物であったとしたら…将来的に、とても維持管理してゆくことさえできなくなるでしょう。 
 
  ただ、この施設を年間27万人が利用するようになりました。この数字には、ロビーに遊びに来た人や、テーブルで勉強している高校生たちの人数はカウントされていないということですから、実際にはもっと多くの市民が利用していることになります。 
 
 私も、アーラのヘビーユーザーのひとりであると自負しています。市役所と自宅の間に、アーラがある関係もありますが、週に3回以上はアーラに立ち寄ります。特に用はなくとも、ラウンジで考え事したりするだけでも、とても満ち足りた気持ちになれます。 
 
  夜、10時半までやっていますので、急ぎのときは10時頃に行って印刷室を利用したりします。ワークショップルーム和室は、使用料が1時間わずか200円ですので、各種会合をするにしても負担感なく使えます。 
 
 これまで何度も、映画上映会や講演会、各種イベントで使わせてもらいましたし、昨年には、可児市初めての市民ミュージカル『愛と地球と競売人』に出演させていただきました。半年間に渡る、本格的なけいこを通じて、一生忘れられないような貴重な経験と多くの仲間を得ました。 
 
 個人的には、本当に可児にアーラがあってよかったなと思っています。アーラは、可児市の顔としても、堂々と誇って良い存在だと思っております。 
 
 今年の6月に発表された、ニッセイ基礎研究所の調査結果によれば、アーラの経済波及効果をパブリシティ効果を含めて12億1500万円とはじき出されております。例えば平成21年度の、アーラの主催事業の公演や貸館事業での新聞記事等の件数が193件あったということです。 
 
 これを広告掲載料金に換算すると約5500万円になるという計算ですが、私は金額の価値以上に、アーラが話題になることによる心の満足感、誇りといったものの効果のほうがはるかに大きいような気がします。 
 
 収益的にも、特に昨年度の伸びは著しく、事業収益で平成20年度の7739万円から、9605万円へと約20%も向上しています。これは、鑑賞事業の集客率が前年よりも28.5ポイントも改善し、81.3%、集荷約数で対前年比148%となったことが大きいと思います。  
 
 まさに衛紀生館長が、やられてきた新日本フィルハーモニー交響楽団や劇団文学座との地域拠点契約等、可児市のまちづくりに貢献する「まち元気プロジェクト」。 
 
 市民ミュージカルやオーケストラで踊ろう等、多くの市民が参加してつくる大規模市民参加型事業の展開、多国籍の参加者を得てつくられた「多文化共生プロジェクト」、障がい者の社会参加事業としての「エイブル・アート展」、その他、利用者の便やサプライズを演出するチケット販売システムなど、さまざまな取り組みが、数字になって現れてきた結果だと思います。 
 
 先月の産業フェア in可児2010には、二日間でなんと1万8000人もの人が押し寄せたということですし、まさに衛館長が説いておられた、文化芸術ではなく「人間」をど真ん中に据えた経営が功を奏しつつあると評価しております。 
 まさにアーラにおいては、舞台上でもさまざまな演劇や演奏、映画などが催されていますが、そこに集う市民の間でも日々、さまざまなドラマが演じられています。単に芸術を鑑賞するということから、「良い体験」「ここちよい時間」「忘れがたい記憶」を味わえる場所として、お金には換算できないスペシャルな場所にならんとしています。 
 
 アーラは開館から丸8年が過ぎ、9年目に入っています。様々な経験を経て、新たな段階に入りつつあると見ています。折りしも今回誕生した冨田新市長の目指す可児市の姿、それは『安心して楽しく暮らせる可児市に…』ということです。この中の、楽しくという部分を請け負う大きな要素としても、今後アーラに寄せられる期待や評価は益々大きくなってゆくものと思います。 
                              以上 
 
 


  一部抜粋だからかもしれませんが若干、重箱の隅をつつくような指摘が多い様な気がしました。
閉館時間を早めることと高校生の勉強の為の便宜とは相反しているような気もしますし・・・
ですが、山根さんのアーラに対する思い入れの強さは十分に伝わってきました。

もっとアーラを有効活用すべきという案には自分も大賛成です。
先日の中日新聞の市議会報告欄に天羽議員のサッカー場建設の是非についての質問内容が記載されていたと記憶しています。
新しい箱物の検討も結構ですが今ある箱物を有効活用する、しかもその箱が宝箱であるのならばもっと輝かせないといけません。
(我ながら良い例えだな〜)

アーラのHPのイベントカレンダーを観ていても一般の人、特に若い人が楽しめそうな
イベントはほとんどありません。
若い人はもちろん、幅広い世代の人が「これなら観たい」と思えるようなイベントを是非とも企画してもらいたいものです。
で、私のアイデアなんですが、数年前からずっと言ってますけど、やっぱり「お笑い」ですね。

TVでよく観るレベルのお笑い芸人の方々って結構安いギャラで出演を依頼する事ができます。
同じ事務所同士であれば割引も利きますし。
かつて難波花月を爆笑の渦に巻き込んだ小生に一肌脱いでほしい時がありましたら一声おかけ下さい。
レオン ..12/15 12:33(水)

  レオンさん、いつもながらウィットに富んだご指摘ありがとうございます。そうだ、レオンさんは元芸人でしたね。ぜひ、可児市民をも笑いの渦に巻き込んでほしいですね。
アーラをより使いよく、より効果的にするための動きは今後、さらに活発になってゆくものと思われます。重箱の隅をつつくようなことでも構いません。特に可児市民であれば、一人6千円見当、5人家族なら年間3万円ほどの税金をアーラに投入しているのです。市民はアーラの利用者でもあるけれど、オーナーであるということも忘れずにお願いします。
山根 一男 ..1/8 4:03(土)
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