++山根一男の徒然日記++
山根一男HP 〜やまネット〜

山根一男掲示板

3月 31日(土) 歌あり マジックあり 笑いあり
3月 30日(金) 愛知淑徳大学へ メンター制度研究
3月 29日(木) 松本⇒長野 次女の引越し手伝い
3月 27日(火) 新滝ヶ洞溜池の水質異常に係わる対策協議会
3月 26日(月) 三月議会終了 震災がれき緊急全協
3月 25日(日) 駅前清掃・子育て応援フェスタ・オペラ
3月 24日(土) 大阪経済大学同窓会岐阜支部再興
3月 23日(金) 南帷子小学校卒業式
3月 22日(木) 25日に西可児駅周辺清掃します【告知】
3月 20日(火) 迎賓館サクラヒルズ 川上別荘
2012年 3月
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 2012年3月2日(金)
 一般質問通告一覧
 午後から市役所に行ったら、珍しいことに議員は私ひとりだった。市長・教育長など部長級以上と市議会議員は、登庁すると庁内(市役所内数ヶ所)の電光掲示板にランプがつく。 
 
 市役所受付の女性が、ボタンを押すか本人が操作して登庁にする。この時期は精読期間と言って、議員は3月議会の議案や一般質問の草稿づくりに追われている。今回も16人が一般質問するので、皆忙しいのだろう。 
 
 議会事務局に行くと、すでに7日(水)から始まる一般質問の通告一覧表が置いてあった。7日、朝一番は若手の澤野 伸議員(誠颯会)の『本市の森林整備、間伐等の実施状況と農業振興策について』…である。 
 
 その後、佐伯哲也議員⇒天羽良明議員⇒小川富貴議員⇒酒井正司議員⇒河村浩志議員⇒冨田牧子議員⇒伊藤壽議員⇒川上文浩議員⇒山口正博議員⇒野呂和久議員⇒伊藤健二議員⇒山田喜弘議員⇒伊藤英生議員⇒板津博之議員⇒そして、最後16番目が私、山根一男である。 
 
 7日(水)と8日(木)で収まる公算が高いが、8日の16時を過ぎるようだと9日(金)13時からとなる。私は微妙なところだ。ちなみに、2月28日の日記で公表したテーマ(可児市の人口減問題について)ともうひとつ『救急車による急患搬送体制について』質問する。 
 
 各議員の質問する内容は、今現在の可児市政を反映しており、どれも興味つきない内容だ。詳しくは、下記に示す『可児市議会ホームページ』にすでに記載されているので、ぜひチェックしてほしい。 
 
 ちなみに、議会広報特別委員長としての私としては、今、市議会ホームページをより市民に見てもらうような改善をしてゆくことが命題となっている。これを機会にぜひ、可児市議会のホームページにアクセスしていただきたい。 
 
 可児市役所の1日のアクセス数、約2700〜2800に及ぶべくもないが、可児市議会ホームページのアクセス数は1日50件前後だということだ。ちなみに私のこの『日記』の1日平均アクセス数が100前後なので、皆さんが下記アドレスをチェックしてもらうと一気にカウントが上がる可能性がある。 
 
可児市議会ホームページ↓ 
http://www.city.kani.gifu.jp/sigikai/ 
 
 今後、内容をもっと濃くしていき多くの方が訪問してくれる市議会ホームページを目指したい。
 

>> 返信
 

 2012年3月4日(日)
 東浦町の人口誤差問題
 私のブログでは、あまり自分が関わっていないことは書かないのだが、愛知県東浦町の国政調査時に人口水増し疑惑について触れてみたい。理由は二つ、3月8日に一般質問するテーマが人口減対策であるのと、東浦町の町長が友人だからだ。 
 
 神谷明彦町長は昨年8月に、それまで8期32年間町長を務めた前町長の9期目の選挙に、町議を辞し敢然と立ち向かい勝利した。32年間…といえば絶大な権力を誇っていたと想像できる。 
 
 神谷氏は私より3つくらい若い。7〜8年前だったか、その頃所属していた「無党派市民派自治体議員と市民のネットワーク」(自治ネット)の一員として東浦町議として知り合った。 
 
神谷明彦東浦町長HP(ブログもあり)↓ 
http://homepage3.nifty.com/kamiya-a/ 
 
 その後、私の選挙の応援にも可児市まで来てくれたことがある。私も一度だけ東浦町議選のときに応援に行った。自治ネットのその頃からの構成メンバーでは、私も含め7人がそれぞれ議員を辞し、それぞれの市町で首長選に挑戦したが、私を含めて5人は撃沈した。 
 
 当選した二人のうち一人は現愛知県岩倉市長だ。ただ、正確には自治ネットを退会し、自民党の支援を受けての当選だった。神谷明彦氏は唯一、自治ネットのメンバーとして当選した。 
 
 当選したのは快挙といっていいが、きっと苦労するだろうな…と思ったら案の定貧乏くじを引いた。人口を5万人台に乗せて、市制移行を推進したのは32年間君臨した前町長時代ことである。 
 
 それでも現町長が原因究明し、謝罪しなければならない。首長というのは大変だなと思う。組織的な関与はなかったというが、3人もの職員が同じようなミスをするのは不自然だと思う。 
 
 可児市セクハラ裁判でもあるように、市は接待時のお酌を指示したことはないというが、上司がそのことを率先垂範していれば、部下は倣うしかない。直接的な指示はなかったとしても、何らかのプレッシャーはあったのだろうと思う。 
 
 可児市の場合、市の人口統計は10万1500人ほどだが、国政調査では数千人少なく10万人には達していない。前から疑問に思っていたが、これはどちらを信じたら良いのか市民課の責任者に聞いてみた。 
 
 要は市の人口統計というのは、住民票があるかないかということで、移動していなければ「在住」していることになる。外国人も「登録票」の移動がなければ、そのまま在住していることになる。 
 
 これに対して、国政調査は調査員が直接全戸訪問するので、在住していない人、つまりは調査票を記入できない人はカウントされない。正確といえば正確かもしれないが、正しいとは言い切れない。たまたま国政調査の期間、家を空けている人もいるだろう。 
 
 一方で、市の人口統計は住民票に記載されている人と、外国人登録されている人の合計だから、正確といえば正確だが、今現在住んでいない人も住民票があればカウントされる。早い話が学生や単身赴任、海外長期出張の方なども住民票を移動させていない限り、カウントされる。 
 
 なので、どちらが正しいというより、どちらも正しいとしか言いようがないようだ。 
 
 


  細かい指摘なんですが国勢調査ですう・・・
あ!ひょっとして「将来は国政に参加するぞ」っていう内心の現れだったりして・・・
レオン ..3/6 17:19(火)
>> 返信
 

 2012年3月5日(月)
 議案質疑通告『介護保険料値上げについて』
 一般質問は、議員が執行部に対して問い質したいことなら、何でも(当然、市役所の事務事業の範囲内)質問できるのに対して、議案質疑は今議会で執行部から提案のあった議案に関しての質問である。 
 
 今日の16時がその締め切りだった。可児市議会においては一般質問をする議員は今回も16名と多くなっている。しかし、議案質疑をする議員はごくごく限られている。 
 
 共産党のお二人の議員か私か、その他1名か2名程度。多いときでも3〜4名程度だ。先月、視察に行った亀山市議会の昨年の九月議会では、議員定数22名(可児市と同じ、ただし人口は約半分50,261人)で一般質問17名に対し、議案質疑も11名というので驚いた。 
 
 本来、議案質疑は当該定例議会の提出議案に対しての質疑なので、市政のことなら何でもいい一般質問よりも、優先される質問だと思う。何故なら、その議案に賛成するか反対するかを決めるための質問だからだ。賛成すればその議案は条例や予算となり、市民生活に直接的な影響を及ぼすことになる。 
 
 ただ、思うに可児市議会は、本会議場で質疑しなくとも各常任委員会で、質疑や討論すれば良いという感覚が伝統的に強いように感じる。しかし、私は委員会室ではなく、市長も全執行部、全議員、傍聴者(いないことも多い)もいる本会議場で質疑することに意味があると思っている。 
 
 それで、これまで議員就任以来、全議会とはいかない(質疑する内容に乏しい議案しかない定例会もある)ほぼ毎議会で質疑するようにしている。議場で発言することは市議会議員の最低限の仕事で、また、それは市民から与えられた義務であり権限だと思っている。 
 
 前置きが長くなってしまった。 
それで、今日の16時前に議案質疑通告を出しに行ったら、私しかいないと聞き耳を疑った。 
 
 確かに、今議会のハイライトは「平成24年度可児市予算」であり、今日の質疑は予算以外(予算については予算特別委員会)となっているので、残った議案で質疑の対象となるのはわずか9議案で、しかもそのほとんどが「条ずれ」(国の法律が変わったために、項や文言を改めるだけ)や「市道廃止&認定」など、ほとんど議論の対象にはならない議案が大半だ。 
 
 ただひとつ議案第31号『可児市介護保険事業計画(3年計画)の見直しに伴ない、平成24年度から平成26年度までの保険料を改定するもの』であり、この議案が通れば65歳以上の可児市民、約21,000人は、今年6月から介護保険の月額支払い金額が平均で3,780円から4,900円に値上げされるのだ。(年額13,440円) 
 
 この件は2月22日の中日新聞紙上でもすでに紹介されており、多くの市民にとって、特に負担増となりる65歳以上の可児市民にとっては最大の関心事なはずだ。…と私の市民感覚ではそう思う。 
 
 29.6%、1,120円の値上げというのは尋常ではない。ほとんどの方は年金から天引きされる。1,120円というのは平均値であり、実際には11段階に区分される。 
 
 生活保護を受けている方など、第1段階の方は現行月額945円が1,225円に上がる。(年額3,360円9年収約1000万超の第11段階の方は、現行6,840円が9,800円に上がる。(年額35,960円アップ) 
 
 これだけ値上げ幅が多いのは、特に可児市だけではないが、支払う人の身になれば「なんでそうなるの?」と悲鳴を上げたくなるのではないだろうか?40歳以上64歳以下の我々の年代も、もちろん無縁ではない。 
 
 介護給付費の財源内訳のうち29%は、2号被保険者といって40歳から64歳の人が支えることになる。可児市でいえば平成24年度国民健康保険特別会計の中から、5億1,334万5千円を介護納付金として、納めている。当然、この金額は次年度以降、ごく単純に考えれば30前後は上がることになる。このため、平成22年度以来、据え置かれている国保税の支払い金額にも連動することになる可能性がある。 
 
 この市民生活に多大な負担増を強いる条例改定に対して、本会議で質疑すら出ないとすると、一体市議会は何なんだと言われかねない。当然、文教福祉委員会では審議されるが、私は建設経済委員会なので、その議論には加われないし、求めなければ詳しい説明さえ聞けない。 
 
 私自身は議員でもあり市の財政事情や、超高齢化の現状、介護保険を取り巻く現状については、少しは理解している。だから、この議案に反対することを目的に質疑するわけではない。ただ、詳しく公の場で問い質した後に、自分の中でも納得した上で表決に参加したいと思う。 
 
 質疑や一般質問は、自分のために聞くのではない。市民のために、その代理で聞くのである。これほどの議案なので、今回は3人くらいは、議案31号に質疑が集中するかと思っていた。 
 
 議案質疑の日程は、一般質問終了後となっている。…ということは、一般質問のラストが私で、その後、またすぐに登壇して質疑することになる。8日の16時以降か、9日の13時以降の予定だ。ただし、議案質疑は今のところ、ケーブルテレビでは実況中継も録画放送もないので、関心ある方はその時間に本会議場まで傍聴に来てほしい。 
 
 いきいき長寿課の情報によると、介護保険料値上げの議案が紹介された、2月22日以降でも一件も、問い合わせや抗議の電話の類はないそうだ。 
 
 関心がないのか、大人しいのか…諦めているのか…分らないが、反応がなければどんどん行政のペースで事は進められてゆく。65歳以上の方なら、昼間時間のある方も多いはずだ。一人でも多くの方に傍聴に来ていただき、無関心ではないことを示していただきたいものだ。 
 
 以下に通告内容を示す。どのような回答になるか、後日また掲載したい。 
質疑内容 
議案第31号 可児市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について  
 可児市介護保険事業計画(3年計画)の見直しに伴ない、平成24年度から平成26年度までの介護保険料を、月額換算で3,780円から4,900円に値上げすることを主旨とする議案である。3年前の前回改定では月額換算で前期よりも100円下がったことを考えても、29.6%の値上げというのは、市民生活に極めて多大な影響を及ぼす。そこで、今回の値上げ案上程に至った経緯や必要性等について、以下の点について質疑する。 
 
@ どのような経緯で、このような大幅値上げが必要になったのかその背景と具体的な原因について説明していただきたい。 
A 実際に65歳以上の介護保険加入者が支払う場合の、収入度合い等による違いをモデルケースを用いて説明いただきたい。 
B 近隣市町との比較、および市税等での補填により、少しでも値上げ幅を縮減する方法はないか見解を問う。 
C 今回の介護保険の値上げが、国保に与える影響を具体的に示していただきたい。(いつからどれくらい上がるのか?) 
D このような大幅値上げの傾向は3年後も続く公算が高いのかどうか見解を問う。 
                              以 上
 

>> 返信
 

 2012年3月6日(火)
 チューリップ街道
 暖かい一日だった。今日あたりから鼻がむづむずしだした。咳が止まったかと思ったら、くしゃみが出だした。そろそろ花粉の季節か… 
 
 このところ雨が多く、気温も上がっているので、そろそろ芽を出しているかと見に行った。場所は、西可児周辺の方なら分かると思うが、長坂口のミニストップとENEOS西可児のガソリンスタンドを挟んだ通り。 
 
 やまむら歯科の前辺り等、街路樹のない植栽ます計7ヶ所と、西可児駅ロータリーを出てすぐの、青山クリーニング店の前辺り。昨年、11月頃『西可児駅周辺を美しくする会』の活動の一環として、チューリップの球根を160球ほど植えた。 
 
 ずっと、ここ4年間、西可児駅周辺の街路樹下の植栽ますに『マツバギク』を植える活動をしている。おかげさまで、ほぼ9割くらいの植栽ますにおいてマツバギクは息づいている。 
 
 まだ、葉っぱは赤っぽい茶色だったりして、死んでいるように見えるが、これから春の訪れと共に、急激に繁茂するはずだ。もう少し暖かくなったら、少し手をかけて、さらに根付いていないところに増やして行かなければ 
ならない。 
 
 そのマツバギクは、街路樹のない植栽ますのぐるりを囲むとして、中心部にチューリップを植えてみたのだ。赤白黄色どころか、かなり色彩豊かな花が咲くはずだ。寒い冬を乗越えて、やっと芽を出してくれたのが嬉しい。 
 
 西可児駅周辺を美しくする会(不肖私が事務局長)では、年四回の定例清掃日の活動に参加していただける方と、時間の空いたときに一緒に、西可児駅周辺の植栽ますの手入れなどを手伝ってくださる方を募集している。 
 
 公共の土地は、市がメンテナンスして当たり前!という時代は過去の話になりつつある。自分たちの住むまちは、自分たちの手できれいにしていくのは当然だと思う。 
 
 西可児駅周辺の街路樹下の植栽ますは、数は忘れたが多分150ヶ所以上はあると思う。これはやりがいがある。公共の土地を、市民がメンテナンスするなんてことは、あまり多くはない。 
 
 しかし、これはけっこう楽しい。植物はとても正直で、手をかければかけるほど、美しく咲く。これから、4月には色とりどりのチューリップが咲き、5月にはショッキングピンクのマツバギクが咲き乱れる。雑草まるけの植栽ますよりもずっとはずんだ気持ちになれるはずだ。 
 
 3月は3ヶ月に一度の、公開美化活動の月である。3月25日(日)午前9時30分に、西可児駅から歩いて3分、中切公民館下の手水場があるところに集まって、約2時間ほど美化活動をする。時間があればチューリップやマツバギクの手入れもしたい。 
 
 ご参加いただける方、西可児周辺の方でなくてもOKなので、ぜひお手伝いしにきてほしい。公共の場所を皆で掃除するのは、とても気持ちがいい。どうぞ、よろしく。問合せ⇒(山根一男携帯:090‐1821‐4777) 
 
 
 

>> 返信
 

 2012年3月7日(水)
 一般質問初日
 今日から可児市議会三月定例会の一般質問が始まった。登壇予定(通告者)は16名。今日は、そのうち8番目の伊藤壽議員(誠颯会)で終わった。 
 
 1番目の澤野伸議員(誠颯会)の森林整備や間伐等についての質問は、今まであまり聞かれなかった話題で、とてもよく調べれていて、大変参考になった。2番目の佐伯哲也議員(誠颯会)のお可児市のAED設置状況等の質問も、思った以上に奥が深くいい質問だった。 
 
 3番目の天羽良明議員(誠颯会)もいつも通り元気良く、企業誘致の課題を提起していた。4番目の小川富貴議員(みどりの風)も放射能物質汚染対策に対する、するどい突っ込みはふきさんならではのものだった。 
 
 5番目の酒井正司議員(誠颯会)の高齢者福祉施策の見直しも、明日介護保険料について審理する上でもとても役立った。6番目の河村浩志議員(自民クラブ)は、今日が市議会議員として、デビュー戦だった。冒頭で東北のガレキ撤去先として可児市も手を挙げるべきだと話していた。 
 
 7番目は冨田牧子議員(共産党可児市議団)は、圧倒的な福祉政策の知識を元に、第5期介護保険事業や子育て新システムについて鋭い質問をされていた。8番目の伊藤壽議員(誠颯会)は、安全で安心できる通学路の確保について質問された。 
 
 この分だと明日の最後(原則、16時を過ぎると翌日に回される)というよりは、三日目、9日の午後1時となる可能性が高くなった。 
 
 


 
ここで 有効な質疑をしていない議員は

来期はないな

ブルー ..3/8 5:53(木)
>> 返信
 

 2012年3月9日(金)
 西可児中学校卒業式に思う
 今日の午前中、可児市内の公立中学校5校は、卒業式である。私は地元若葉台にある西可児中学校の第33回卒業式に参加した。3人の子どもが卒業した学校であり、平成17・18・19年と三年連続PTA会長を務めた中学校なので、ひときは思い入れが強い。 
 
 上の写真は答辞を読む場面だが、二人で行っていた。恒例の卒業式だが、随所な新しい工夫がされていた。これまた恒例の式典直後の最後の学年合唱
では『大地賛頌』と『河口』を歌った。歌いこんでるだけにさすがに上手い。 
 
 卒業証書を最後に受領した子は第9147番。そして、卒業生は147名(4クラス)だ。共にPTAの役員をやった方のご子息や、近所の子もいる。 
 
 来賓席には亀谷光議員、私と佐伯哲也議員、出口忠雄議員、そして来賓ではないが今年度副会長で平成24年度PTA会長の山田喜弘議員と、この中学校区には5人も市議がいる。 
 
 隣の佐伯哲也議員は、西可児中の第3期あたりの卒業生だという。彼が在籍していた頃は、まだ広陵中学校の分離前で、なんと一学年13クラスあったという。1学年で今の全校生徒数を上回っている。 
 
 これだから日本の人口は減っていくわけだ。学校教育の上でも1学年が少なすぎて弊害が出始めている。分離した広陵中学校(生徒数226人)などは、一学年2クラスしかいない。 
 
 この春、広陵中学区の帷子小学校では、74人しかいない6年生のうち12名が私立中へ進むという。幼稚園から小・中学校と他校と交わることなく持ち上がってゆくことを嫌う傾向があるようだ。西可児中と統合するなら行かせたいという親の声もちらほら聞く。 
 
 西可児中でもすでに私がPTA会長を務めていた頃から、一部で部活が維持できなくなっていた。西可児中と広陵中は、名鉄広見線を挟んで、直線距離なら758mしか離れていない。(ガッコ・コムによる) 
 
 西可児中と広陵中の生徒数を合わせたら710人。それでも蘇南中(931人)、中部中(856人)に遠く及ばない。中学校は大き過ぎても問題があるが、小さ過ぎても教育上よろしくないと思う。 
 
 議会や行政内でまだそのような議論があるわけではないが、少子化がさらに進むことが確実な状況の下、校区再編の検討も現実味を帯びてきているように思う。 
 

>> 返信
 

 2012年3月10日(土)
 ブラボー!『君といた夏』〜スタンドバイミー可児〜
 可児市民ミュージカル『君といた夏』〜スタンドバイミー可児〜を観て感動した。笑えた。はらはらした。涙した。3年前、私自身がキャストで出演した可児市民ミュージカル第一弾『あいと地球と競売人』を超えたと思った。 
 
『君といた夏』オフィシャルblog↓ 
http://kimitoitanatsu.blog.fc2.com/ 
  
 11歳から13歳(想定6年生)の男の子たち5人が実に見事に役を演じていた。もちろん、それ以外のキャスト総勢97名、そのうち半分以上は小中学生の子どもたちだが、いわゆる学芸会ではない。昨年、10月以来相当量の稽古を積み上げている。かなり高い完成度だと思った。 
 

 私にも、また出ないかと複数の方から声をかけられたが、その練習量の凄まじさを知っているだけに、とてもできないと思った。 
←(3年前の市民ミュージカル『あいと地球と競売人』で死神役を演じた:前列左) 
 
 舞台は昭和49年(1974年)夏、まだ人口が3万ほどで、その後急激に人口増が起きる可児町だ。その年、6年生ということは今、ちょうど50歳くらいの年齢層の方には、まるで自分が主人公になったような気分だ。 
 
 私は、その年すでに高校1年生で、埼玉県の大宮高校に在籍していた。なので、その頃の可児町とはまったく縁はなかったが、小学校4〜中学1年くらいのさまざまな思い出とオーバーラップした。 
 
 舞台では、男の子たち5人が、新しく中間に加わった秀才の男の子が想っていた女の子に会うため、名古屋まで歩いて行く。可児から名古屋は25km以上あるので、子どもの足では1日では歩けない。 
 
 結局、往き帰りで2泊3日の旅になるのだが、その間にさまざまな冒険や事件が巻き起こる。自分にも経験があるが、その時分の男の子は秘密基地をつくったり、帰り時間のことも考えずにどんどん遠くに行ったり…世界がどんどん広がってゆく中で、小さな冒険をいっぱい繰り返す。 
 
 今の子は、昔ほど無茶はしないように思うが、誰しも経験があることだと思う。6年1組の掃除を巡っての女子と男子の言い争いも面白かった。このような場面をすべて、音楽にしてダンスしながら歌うのだ。 
 
 あいと地球と競売人の妖怪ダンスや天使の歌声を彷彿するような「闇の王」や「森の精」たちのダンスや美しい歌声に、思わず引きこまれた。 
 
 三年前に一緒に共演した友人も何人もいる。『あいと地球と競売人』は衣装も脚本も、島根県からの借り物だったが、今回は純粋に可児市オリジナルである。 
 
あいと地球と競売人(可児市)HP↓ 
http://www.kpac.or.jp/ack/story.html 
 
 でも演出は同じ黒田百合さん、いつも金沢市から可児まで来て稽古を指導してくださる。厳しいが、一人ひとりの心をしっかり繋ぎとめて、作品に仕上げて行く。 
 
 なので『君といた夏』は、子どもたちが主役だが、決して学芸会のレベルではない。歌もダンスも台詞もすべてに完成度が高い。終演後、会場で会った元おやこ劇場の代表の方も絶賛していた。 
 
 すでに他県からも、出張公演のオファーが届いているらしい。明日(11日)14時開演の二回目の公演後、今年の5月6日に、可児市市制30周年記念行事として、もう一度上演する予定だ。 
 
 さらに、計画では3年後に、今度はキャストを代えて再上演するという。『あいと地球と競売人』も島根県では18年前から、毎年メンバーを入れ替えながら30回も公演が続いている。 
 
 まさに『君といた夏』は可児市オリジナル。可児市から全国に発信される、きわめて完成度の高い子どもたちを主役としたミュージカルだ。 
 
 映画『スタンドバイミー』を彷彿させるような、少年時代のノスタルジアと、恐らく東日本大震災の家族との悲しい決別を意識したであろう「友情・命・家族の再会」等、さまざまな視点を持ったミュージカルだ。 
  
 名実ともに可児市文化創造センターの役割を形にしていただいた衛 紀生館長(総監督)黒田百合さん(演出)はじめ、スタッフ・キャスト・関係者の皆さまに感謝したい。 
 
 可児市が誇りを持って世に出せるものがまたひとつ増えた。主役の5人の少年たちは一躍人気者となるだろう。3年後の再演を目指して、がんばる子らも出て来ると思う。ぜひ、行政も市民もそれぞれの方法で全国にアピールしてほしい。 
 
 アーラ(可児市文化創造センター)も今年10周年。アーラがあるから、可児市に移り住みたいという方もそろそろ現れて来そうな予感がする。 
 
 明日は、私は美濃加茂市で震災関係のイベント(『復興支援!ボラバスねっと・かにかも』で行った陸前高田市での高校生によるサクラの植樹経験等)の主催者側におり、14時からの二回目の公演は観れない。自由席なので13時30分の開場直後に行けば、まだ座れると思う。 
 

 3年前の「あいと地球と競売人」のときは、鑑賞料2,000円だったのだが、今回は1,000円にしたようだ。この内容で1,000円は安くしすぎだと思った。しかも議員は招待だったので、会場で販売していた東日本大震災復興支援(南三陸町・大槌町)の食べるボランティア『チョコボ』を二つ買った。 
 
 ぜひ、『君といた夏』〜スタンドバイミー可児〜観てほしい。明日14時か5月6日、アーラ主劇場にて
 

>> 返信
 

 2012年3月11日(日)
 美濃加茂から祈りを捧げ、被災地を想う会
 午後1時30分から美濃加茂市立東図書館において、タイトル名のイベントがあった。サブタイトルとして「災害ボランティアに行った私たちが伝えたいこと」となっている。 
 
 主催団体は、ボラバスねっと・かにかも、KIプロジェクト、牧野イベント実行委員会、みのかもままネット、高校生ボランティア桜ライン311、そして美濃加茂市立図書館である。 
 
 実質的には、ボラバスねっと・かにかもの副代表の小原将史氏が中心になり、東図書館と協働で準備をして来た。代表の桂川博文氏は、今日は『桜ライン311』の運営ボランティアで陸前高田市に行っている。 
 
 私はボラバスねっとの事務局長という立場だが、今日のイベントには議会中でもあり、美濃加茂市中心に進めてきた経緯もあり、ほとんどタッチしてきていなかった。 
 
 しかし、私の思いとしても、震災から1年目となる今日の日は、被災地支援に少しでも関わる集団の中にいたかった。残念ながら、地元可児市ではそういったイベントがなかった。 
 
 震災後、被災地には5月(宮城県岩沼市)・6月2回(同・多賀城市)、8月(石巻市)、9月(岩手県陸前高田市)、11月(同)と合計6回、そのうちボラバスねっとの主催事業としてバスを仕立てて、人を集めて4回入った。 
 
 現地の状況を見てきた者として、いてもたってもいられない心境である。ただ、今何をするのが自分にとって、被災地支援になるのか、今は少し迷いがある。だから、今日の日はせめてそのような場に身を置いていたかった。 
 
 小原氏は、私よりかなり若い。自営で保険の仕事をしていて、ほとんどボランティアや市民活動の経験はないようだった。たまたま、昨年5月に私も参加者として、下呂市のKIプロジェクト主催のボラバスで被災地支援に行き、その最後にバスが美濃加茂の昭和村駐車場に着き、解散した直後に声をかけ、意気投合した。 
 
 今回、このようなイベントを企画してくれたことに感謝している。本来は、事務局長である自分が動かなければならないところだが、今現時点で私は復興支援について全く動けていない。 
 
 昨日と今日で、『チョコボ』を3個買ったくらいだ。3個で3,000円、大槌町バージョンが2個、南三陸町バージョンが1個だから、これで大槌町の災害ボランティアセンターに1,000円、南三陸町の災害支援センターに500円カンパしたことになる。 
 
 Facebookでも発信しているので、せめて広報面でも…と思うのだが、もっと議員としてやれることに力を注ぐべきだという、内なる声も聞こえる。一つには、やはり定期的に被災地に行かないと感覚がどうしても遠のいてしまう。テレビや新聞では、どうしても他人事に映ってしまう。 
 
 今日の会合には50人ほどの方が詰めかけていた。可茂周辺では震災にまつわるイベントが他にあまりなかったためか、小さなイベントの割にはマスコミ数社が取材に来ていた。 
 
 発表では、昨年11月ボラバスねっと・かにかもが主催した陸前高田市で桜の木を植える高校生ボランティアに参加した加茂高校の武市英之君が見事にその体験談を話してくれた。 
 

 古井小学校の校長先生も来ていて、今度桜植樹に行った高校生に、小学校で被災地ボランティアの話をする会を計画しているという。この場所が小学生にも馴染みの場所と見えて、小学生らが自主的に参加しているのを見て感心した。古井小学校と東中学校には全児童生徒にちらしを配ったという。 
 
 14時46分に、会場にいたすべてのメンバーで1分間の黙祷をした。子どもたちも祈っていた。私も、被災地の方々のために今の自分にできる最大限のことは何かと自問しながら黙祷した。 
 

 それは多分、ガレキの受入れを可児市、つまりは美濃加茂市も含む2市7町1村で運営する「ささゆりクリーンパーク」で受け入れることを進めることだと思った。私には、陸前高田市で見たビルよりも高いガレキの山が忘れられない。 
 
 今議会の一般質問では、公明党の野呂和久議員が、この問題に絞って市に対応を迫ったが、市の回答は前向きのものではなかった。放射能汚染の疑いが払拭されない限り難しいという回答だ。 
 
 しかし、逆にいえば放射能汚染の疑いがなければ可能だということでもある。いずれにしても、これから岐阜県が仲介する国と市町村の説明会もあるし、国も相当力を入れているので進展させる機運はある。 
 
 一日も早い復興を祈るといいながら、義援金やお祈りは行うが、現地からのガレキは一切お断りというのでは、まったくつじつまが合わない。気持ちはあるし、お金は出すが一切リスクは負いたくないとうのが本音なのかと言われてもしかたない。 
 
 いっこうに進まないガレキ処理の現実は、世界から絶賛された日本人の絆を大切にする国民性に対しても疑問視されるようになるだろう。 
 
 確かに調べてみると放射能汚染というリスクはあるが、そのガレキと隣り合わせに毎日暮らしている被災地の方々のリスクに比べたら、ガレキを受入れて、その搬出中や焼却時、廃棄時の放射能リスクは取るに足らないと思う。 
 
 ただ、この問題は自分の家の隣で、放射能汚染リスクのあるガレキ処理や処分をされるという気持ちで考えなければならない。可児市でいえば、焼却施設のある塩河(しゅうが)の人たちの気持ちになって検証しなければ何ごとも始まらない。 
 
 おそらく、市長も今現在の情報量では、地元を説得できないと見て進められないのだろう。地元塩河(しゅうが)の住民にいかに納得してもらうかにかかっている。今の気持ちとしては、塩河の一軒一軒を尋ねてでも、了解をもらいたいくらいだが、確かに説得して回るにしても情報が不足している。 
 
 最近、ガレキ処理の遅れに対するマスコミ報道も多くなり、世論としては受入れの方向へ進むと思う。ただ、「受け入れたい」と「受け入れる」の間の溝は深く、すべて地元の方の理解が得られるかにかかっている。 
 
 これから24年度可児市決算審議のヤマ場でもあり、年度末で様々な「締め」が近づきつつある。私たちは、被災地のためにいったい何ができるか、その痛みの何万分の一でもいいから共有すべきだと思う。ただ、それを形にするハードルはまだ高い。しばらく自問自答の時期が続きそうだ。 
  
 
 
 


  そういえば、震災当日、一言もあいさつすら無いまま何時もどおり、にこにこ写真付き
ミュージカルやっていた市長と市議を思い出します。
匿名 ..3/12 12:43(月)

  桜ケ丘連絡所では盛大に支援バザーをやっていました、中日新聞・ケーブルテレビ他 各種団体の皆さんの応援で 売上はすべて被災地へと頑張っておられました
駐車場 満杯 整理に 苦労しました
隊長
隊長 ..3/12 22:51(月)

  隊長さん コメントありがとうございました。中日新聞で知りました。相変わらず桜ヶ丘は何ごとにも活動的ですね!
山根 一男 ..3/14 4:00(水)
>> 返信
 

 2012年3月13日(火)
 (仮)自然と人の共生モニュメント建立
 可児市議会は今日から三日間、平成23年度補正予算並びに、平成24年度の市の予算について集中的に質疑ならび審議する予算特別委員会が開催される。メンバーは議長・監査役を除く20名の議員で構成する。 
 
 本日は総務企画委員会管轄、明日は建設経済委員会管轄、15日が文教福祉委員会管轄予算である。なお、予算特別委員会終了後、それぞれの常任委員会があり、本日の総務企画委員会は私は最後までは傍聴できなかったが、午後6時を回ったようだ。 
 
 たいへん珍しいことだが(可児市議会においては通常市長は委員会審議には出席しない)本日午前9時から始まった総務企画委員会所轄分野の予算特別委員会において、冨田市長が標題の『(仮)自然と人の共生モニュメントの建立』について説明された。 
 
 平成24年度可児市予算において、災害対策経費として「慰霊碑建立委託料」として、100万円が計上されていることに関して、先日の議会全員協議会で意見が相次いだことから、その趣旨を説明したものだ。 
 
 これは一昨年7月15日に可児市を襲った集中豪雨によって、可児川が溢れ、可児市土田の名鉄線アンダーパス(市道50号線)を通行中だった3人の市民が可児川に流され一人が遺体で見つかり、今なおお二人の方が行方不明のままである事態に対する慰霊の意味を込めたものだ。 
 
 そして、今日の市長の説明で明確になったが、その直接的なきっかけは昨年7月17日「7.15可児川豪雨災害行方不明者のご家族を応援する会」が主催して行った『惜別と感謝の集い』の中で、奥さんが流されて行方不明の細田昭彦さんが、事故が風化してしまわないように慰霊碑をつくることを懇願したことである。  
 
昨年7月17日の私のブログから↓ 
http://www.th21.jp/adiary/diary3.cgi?id=yamanet&action=view&year=2011&month=7&day=17#7_17 
 
 実はそれ以前から、私は細田さんやご主人が行方不明の佐藤雪枝さんからそのような希望を聞いていて、これは時期が来たら「応援する会」で市民に呼びかけてやらなけらばならないことかと思っていた。 
 
 様々な理由から個人的には、市に要望しても難しいのではないかと考えていたが、今日の市長のお話では、そういう話は細田さんからの要請前から市役所内で一部あったようだ。 
 
 市長は災害被害である細田さんから直接の要請を受けて、その実現性について関係部署に検討を指示すると共に、自らどういう形で実現するのがいいのか半年以上考え続けたそうだ。ご本人は思い悩んだという表現を使われた。 
 
 結論は、単なる慰霊碑ではなく、自然が人々の暮らしに大きな恵みをもたらす一方、時として大きな脅威となることを忘れないための、自然と人の共生モニュメントとするのが適切と判断されたようだ。 
 
 平成11年9月の台風16号による豪雨で、可児川上流の久々利川で車ごと流され、後に伊勢湾で遺体が見つかった災害についても併せて慰霊したいという意向もある。 
 
 今年に入って、可児市久々利在住で、日本を代表する著名な日展理事である彫刻家の先生に、この思いを伝えたところ、今年の第43回日展に、7.15集中豪雨災害を受けて、自然と人間に対する鎮魂と、自然と人間との共生の大切さを表わした女性像を出品したということであった。その後、この女性像をモニュメントとしてお願いしたところ快諾された。 
 
 今日明らかになった(仮)自然と人の共生モニュメントの建立計画によると、建立期日は事故から丸二年となる今年(平成24年)7月15日(日)、建立場所は三人が流された名鉄線アンダーパスに程近い虹ヶ丘橋の土田側の橋のたもとである。 
 
 建立費用として総額1000万円を予定しており、そのうち900万円を広く市民から寄付を募りたいとしている。寄付金募集は、4月2日から6月29日までとして、税制上の優遇措置として寄付金申し出による「ふるさと納税」が適用可能としている。 
 
 議員の間からは、建立場所が幹線道路際で駐車スペースもない狭い場所であることや、これまでの経過説明が十分でないとの指摘もあった。 
 
 私は、この場所は昨年の『惜別と感謝の集い』行った場所であり、すぐ50mほど下流で行方不明の細田由里さんの車が見つかった場所であり、遺族や行方不明者ご家族の気持ちを最優先すべきだと発言した。 
 
 確かに、ただの慰霊碑とするのではそれ以上の拡がりはない。自然と人の共生モニュメントとするのはいいと思う。ただ、やはりあくまでも犠牲になられた三人を慰霊するのが本筋だと思う。 
 
 何の罪もない、たまたま7月15日のその時間に名鉄線アンダーパス(市道50号線)を走っていただけの可児市民3人である。近隣の人なら、自分が犠牲になっていたかもしれないと思うだろう。 
 
 900万もの寄付金を募ることは容易ではないと思うが、市のやる気しだいである。今も可児市民の多くの人の心の中に、亡くなられた方や行方不明者の方に対する申し訳ない気持ちはあると信じている。 
 
 ちなみに今週、18日(日)午前9時30分に、可児市土田の可児川下流域自然公園市営駐車場前に有志が集まって、第30回目となる7.15豪雨災害行方不明者の捜索活動をする。慰霊碑建立も大切なことだが、まだ諦めていない行方不明者ご家族を応援することで、少しでもご家族の悲しみを和らげることができたらと思う。 
 
 

>> 返信
 

 2012年3月15日(木)
 可児市いじめ防止専門委員会 議論百出!
 予算特別委員会三日目、今日は朝9時から文教福祉委員会所管の平成24年度可児市予算についての集中質疑だった。事前質問だけで49項目あり、質疑終了後に「いじめ防止第三者機関の設置について」の説明があった。 
 
 予算特別委員会終了後、17時15分から文教福祉常任委員会があり、傍聴した。終わったのは18時をまわっていた。以前は、議会が18時を過ぎても継続するようなことはなかったが今週は二度もあった。これも、ある意味議会の活性化といえるかもしれない。 
 
 「いじめ防止第三者機関の設置について」は、まちづくり推進課の所管であり、一昨日の総務企画常任委員会所管の予算審議の際、質疑や意見が集中し、その後の総務企画常任委員会で再度、予算特別委員会での説明を申し入れ実現した。 
 
 いじめ防止第三者機関の設置については、市長の選挙公約に基くものだ。さらにその背景には、一昨年夏に市内中学校で発覚し、全国ネットで報道されてしまった悲惨ないじめ事件がある。 
 
 いじめ防止第三者機関の設置という施策は、いじめは絶対許さない。少なくとも可児市の小中学校からはいじめは根絶するという強い意識から生まれたものだ。 
 
 昨年4月には大学教授や臨床心理士、PTA関係者等7名からなる「いじめ防止第三者機関検討委員会」が設置され、6回に渡って検討され、9月には『いじめ防止第三者機関設置に関する提言書』をまとめている。 
 
 私も何度か傍聴したが、驚いたのは冨田市長自ら、この委員会に出席して議論を交わしていたことだ。通常、このような検討委員会にまで市長が出ることはない。それだけ力を入れてきた施策である。 
 
 にも関わらず、予算特別委員会では、こんな組織は必要ないという意見まで出る始末で、唖然としてしまった。論調としては、条例も制定されておらず制度設計が甘い、学校との連携が担保されていない、予算が高すぎる…というものだ。 
 
 ちなみにこの事業(いじめ防止第三者機関運営経費)の平成24年度予算は1015万8000円である。内訳はいじめ防止第三者機関委員報酬として176万(4名20回分の会議を想定)臨時職員2名の賃金として560万円、アドバイザー(1名)委託料150万円、パンフレット等印刷費73万円となっている。 
 
 確かに新規事業としては、かなり高額ではある。しかし、24年度の施政方針の中でも第一番目に挙げている『安心して子育てができるまち』を推進してゆく上でも「いじめ撲滅に対する方策」は避けて通れない施策である。 
 
 何故なら、私は可児市民にとって一昨年夏の中学生によるいじめ事件は心の刺となって残っていると思う。この事件では、全国から可児市役所に対して200件以上の苦情電話が寄せれている。残念ながら「いじめのあるまち」として、インプットされてしまった。 
 
2010年7月可児市でのいじめ事件(私のブログから)↓ 
http://www.th21.jp/adiary/diary3.cgi?id=yamanet&action=view&year=2010&month=7&day=14#7_14 
 
 事件だけが報道され、その後の対応はニュースにもならない。ぜひ、可児市からいじめは絶対に許さないというメッセージを込めた政策を全国発信してほしい。 
 
 いじめ防止第三者機関というものは、全国的にもそれほど事例があるわけではない。事務局長である臨時職員の給与は月22万4000円とのことだ。この機関の成否は臨時職員2名の質とやる気にかかっていると思う。 
 
 この程度の報酬で来てくれるかどうかは分からないが、ぜひ事務局長は全国公募して、少しでも可児市のいじめ撲滅に対する姿勢を表現するとともに、本気で取り組んでもらえる方を探し出してほしい。 
 
 予算委員会の議論の中では、正規職員でない臨時職員にどれだけ期待できるか…という意見もあったが、私の意見は逆で正職員ではない民間の方こそ期待できると思っている。 
 
 これまでも、また今現在も沢山のいじめの相談を受けているが、聞こえてくるのは学校や先生、教育委員会に対する不信感だ。いじめを根絶してゆく上で、学校の持つ役割は依然として大きいが、この度の「第三者機関」が学校や教育委員会とは別組織で設置されることは正解だと思う。 
 
 このことは、必ずしも学校や教育委員会を批判するものではない。むしろ、その努力には敬意を表する。ただ、限界があるのも事実だし、なるべく隠そうとする体質はある意味変わることはないと感じる。 
 
 弁護士や臨床心理士、発達障がいの専門家(大学准教授)、子ども相談センター課長の4名とスクールソーシャルワーカーの資格を持つ2名の事務局員からなる可児市いじめ防止専門委員会は、文字通り第三者機関として、いじめを受けている子どもや保護者、学校からも直接相談できる、そんな心強い委員会になると思う。 
 
 より良い組織としてスタートするために、議会としてもしっかり議論することは大切だが、ここまで苦労して準備してきた「案」を後ろ向きな議論でつぶすのは避けるべきだ。 
  
 年間50件くらいの「依頼」があるとの想定だ。初めてのことで、やってみなければ分からないことは多い。石橋を叩き過ぎて壊してしまわないように。私には、いじめに苦しむ多くの子どもや親たちが、一日も早くこの委員会が立ち上がることを心待ちにしている姿が浮かぶ。
 


   恥ずかしげも無く、よく、こんな記事かけますねえ。

なんと書いて良いかも解かりません。
情けなくも悲しいです。
職員等 ..3/17 14:19(土)

  市民の“つぶやき” 
「幼少期の基礎的徳育(躾け)を徹底せよ!!」

「いじめ防止第三者機関」の設置は、ポーズに過ぎず、あらたな教育利権を産み出すだけで根本的解決とはならない。

何時の時代も「いじめ」は存在しており、本来の人格形成の進歩を促す一つの訓練となるとも言われている。
家庭において、日本人の伝統的な「恥の文化」「善悪をわきまえる感覚=おてんとうさまがみている」が、常に「知育」に優先して存在する躾けを忘れてしまったことに起因するのではないか。

「陰湿ないじめ」の本質は、戦後の教育制度が生んだ歪みであって、幼稚園・保育園の時から小学校にかけて、徹底的に基礎的徳育いわゆる「躾け」を重点的に行っていくことが肝腎ある。
  <徳育> 
 1.感謝の心を教える
 2.かならず挨拶をすることを教える
 3.弱いものいじめは「恥じ」であることを教える
 4.みんなで協調することを教える
 5.年長組が年少組を指導する仕組みをつくる
 6.目上の人を尊敬することを教える
 7.ものを大事にすることを教える
 8.規律・規則の大切さを教える
これだけを徹底するだけで、事態は随分よくなるはずである。

先生方は、「子どもの人権」などというあやふやな理念を捨て、子どもに対する毅然とした態度を取り戻すべきである。
また、起きてしまったことを謝罪するくらいなら、ためらうことなく、暴力でない愛の鞭(体罰)も辞さない態度で「道徳教育」に正面から向き合うべきである。
そして、親御さんは、義務教育は子どもにとって社会人とになるための厳しい修業の場と腹をくくり、「楽しいだけの学校」などありえないと心得るべきである。
今の、日教組温存の民主党政権では、教育の抜本的改革など絵に描いた餅に過ぎないが、地方政治に於いては、少なくとも幼少期の道徳教育(躾け)ぐらいは実現してほしいものである。

honebuto ..3/18 13:43(日)

  いじめを防止すべき、役所内、警察などでもいじめが有る。
何処にでも当たり前のようにあるし
ボランティア組織も政治家も売名的にしか
動いていない。 
これでは絶対無くならない。
職員等 ..3/18 18:27(日)

  岐阜県裏金問題を解決するにあたり多くのの先輩や同僚部下そしてその家族を死に追いやった輩がいじめや自殺予防対策を語るのには笑止せざるを得ない。
X ..3/18 19:06(日)

  僕は、小学校(先生及び同級生)中学校(同級生)高校(先生及び同級生)社会人(支店長を含む同僚)から、いじめを受けた。
中学時代は、僕を殺しても罪にならないと言う様な風潮があった。
又、『1日の早く死ぬことが世のため人のためになること』等と勉強の成績は優秀だが心の成績は最低な同級生が言った。
どうせなら、現実に受けた僕のようないじめの経験者に、第三者委員会の委員になって状況の把握及び実態の解明をすべきだ。
mario6 ..3/19 17:14(月)

  honebutoさんの幼児期の徳育に同感です。徳育をしっかりと身につけば人として輝いていると思います。いじめを起こせばそれは人生最大の汚点になり恥である。自分自身に愛する人守りたい人ができた時自分のその汚点・過去を話せるだろうか?
話せる訳がない。心に闇をもったままでしあわせのはずがない!
いじめは人の人生を狂わせる事自分の心をも闇にしてしまう事を早い時期から教える事が大切だと思います。
先日の中学生日記最終回での放送のいじめは絶するものだった。光なんて無いと感じ死にたいと、もがき苦しむのは当然と思った。生徒や学生の自殺者が去年より10、9%も増えたそうです
第3者委員会には被害者・保護者らの一日でも早く安らげる為のサポートをお願いしたいです。
加害者にも自分を振り返り見つめ謝罪の心を持てるよう指導して欲しい。

最上級の権威を持つ組織であって欲しい。
MOKA ..3/20 0:37(火)

  どこからがイジメと言えるか

明確な答えを 聞きたいものだな
ブルー ..3/20 2:56(火)

  mario6さんは、人を主観で判断して一方的排除しながら悪口を書き込むなど、ネットいじめをしていないか? 人間不信の為かな?
自身こそが、いじめにあったと感じるのだろうか? 悪循環を感じる。心理状態が、ある人と重なる。
 
他人の意見に耳を傾けられない状況では、いじめを受けたのでは無く、
人の話を誠実に聞けと言う非難
⇒貴方が理解しないのでエスカレート
と言う状況かも知れないのでは?と 勝手に想像した。 

いずれにせよ、謙虚に自己客観視すべきだ。
職員等 ..3/20 17:35(火)

  ちょうど並んだけど私は、
ブルーさんとmario6さんから、
いじめを受けたと感じてます。 
お二人共、稀な良い面を持っておられるが、“私に原因が有るから”私が悪い、従って ネットや電話で私が攻撃されて当然
と言う論理なら、それはいじめと違うのか?

 正直、山根氏も最近私に対して迷惑行為が有る。 不作為の作為によって損害を被る事も多いのだ。 NPO法人の役員としても民主党公認としても責任の有る立場だと思うが、KY過ぎだ。

 皆さん、どうして、冷静かつ建設的な討論が出来ないのか?
自分が、とにかく正しいのかね。

一撃離脱、一度気に入らない事があったら
即、人格全否定かのような縁切りばかりなのが、私には不思議です。

 陰口も非常に多いしね。堂々と来いよ見識を疑う。
職員等 ..3/20 17:45(火)

  職員等

お前かまってちゃんか?
私はお前に 電話で 私とは合わないから接したくないと言ったんだよ

このサイトにおいては お前が 悪戯にセクハラ裁判の原告に対して 嫌味にも取れる自己中心的な書き込みをしたから お前を批判しただけだ

それがイジメと感じるなら 私を訴えろ

お前こそ 言いたいことがあるなら 正々堂々と私に会いにこい

お前はなあ 人が嫌がることを平気でしといて 自分が攻撃を受けたら ああだこうだと言う

筋が通ってねんだよ

人に偉そうなことを言うなら お前もそれをやれ

明日以降 正々堂々と 私に会いにくるか 電話してこいよ

ブルー ..3/21 1:31(水)

  「我々が、もっと早く戦争の決意さえしていれば、容易に防げた戦争であった」チャーチル

「我々が、もっと早く(又はこれから、)いじめの決意さえしていれば、容易に防げたいじめであった。」 ←このような人達の気持ちは察する。 私にも理解出来る為、全否定はしない。
職員等 ..3/21 13:39(水)

  山根さん、この日記と言い、下記と言いなぜ人事のような書き方なのでしょうか?

特に下記の件、貴方は役員だから
貴方の意志にも基く組織的総意でも有ります。 何時も言うだけなら誰でも出来ます。
結果発表いつになるのですか?

>可児市教育委員会(窓口は学校教育課)に対して、5項目からなる公開質問状を提出した。
>市民として目に見える形で行動したことを評価したい。
>回答については、どのような結果になるか分からないが、このブログでの公開を検討したい。

http://www.th21.jp/adiary/diary3.cgi?id=yamanet&action=view&year=2010&month=7&day=8#7_8
職員等 [URL] ..3/21 19:27(水)

  mario6さん 率直な書き込みで、かなり貴方の人間像が理解出来て良かった。
良くぞ告白してくださったですね。 私は、お気持ち充分理解しますよ。

いじめられ体験談合戦で私が勝てば、
それだけで良いのなら、充分過ぎるほど勝てそうだが、
大変な経験を重ねた為、視野狭窄になられたのだと思う。 
これはトラウマ上、仕方無いのかも知れない。 
しかし誰も知る訳無いでしょう貴方のいじめられ体験など。
しかも、己が配慮を求めるより、配慮する側又は指導的立場では無いのかい。
 
 貴方は自身の感情的行動が誰にどの様な結果や気持ちをもたらすのか、
理解するだけの、ゆとりを無くしていると思います。 
これは私にも有る事ですから、充分気をつけるようにしていますが、
私ごとですが基本、一般人には怒りを向けないですよ。

 貴方もブルーさんも、公権力などの問題に対し特化して、ぶつかって欲しい。
私をこんなところで仮に負かしても不毛。
(しかし“殺人〜経験済みだ。”ってなんだよおい。人殺しはいかんでしょう。荒れた学校の事件話か?)

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可児に来て気がついた。 一見、人道的活動家ほど自己中でナルシストな為か平気で
他人に対し、ネガティブキャンペーンなどの陰口行為をする。
自分こそ正義なのだから、批判者は悪人と考えるらしい。

ミクシィ等SNSで陰口等行われると、匿名同士とは言え、
田舎なので個人が、ばれてしまう。

これら不当な行為をする人間は
驚く事に経営者(役員)、音楽家などの共通点がある。
他に医療関係者や政治家、役人など責任ある立場の人まで居た。
これは個人情報保護の観点からも非常に怖いと感じる。

提訴してもネット社会の概念は裁判所で、まだあまり周知されていない為
勝つのが難しいだろう。

しかし、このような人達は、万一同様な手法で報復された時、
立場上、信頼等失う物が多いはずだ。
可児はこんなレベルかと悲しく感じます。  
大人の発達障がい者が多いのかも知れん。 
文献が最近大量に出ている。 
馬鹿にしていると誤解しないで欲しいが
否定的な人ほど重症らしいので読む事をお勧めします。
山根さんも、あまりにKYだから、たぶんこれです。
職員等 ..3/21 19:28(水)

  mario6さん 
理解できたらアク禁解除して、***芸人コミュに書いた、ネガティブキャンペーン削除していただきたい。 
一義的には、いじめをする方が悪いが、己を客観的に気がつかないと、何時までも同様の失敗が続きます。 ご多幸祈ります。
職員等 ..3/23 17:25(金)

  職員等さん 繰り返しますが、この場は私の日記です。個人間の連絡や中傷、自己アピールに使うことはやめてください。
山根 一男 ..3/24 2:51(土)

   山根さん失礼致しました。 
意外なところで大変有意義でした。
 いじめ問題、よろしくお願い致します。
職員等 ..3/24 15:48(土)
>> 返信
 

 2012年3月17日(土)
 『平田健二さんの参議院議長就任を祝う会』
 昨年11月14日に平田健二議員が岐阜県選出国会議員として、初の参議院議長に就任された。参議院議長といえば、三権の長のひとりであり、大臣なんかよりもはるかにSPの数も多い。 
 
 生憎の雨だったが本日正午より、岐阜グランドホテルにて千人近い参加者の中で開催された。発起人には岐阜県知事、岐阜県市長会会長、同町村会会長、民主党岐阜県連代表、連合岐阜会長らが名前を連ねている。 
 
 来賓として前田武志国土交通大臣、古賀伸明連合会長があいさつされた。会費は8000円である。ほとんどの市町の首長や議長や、県議市町村議員も50名近い、県内の各種団体の代表も多く参加していて岐阜県内においては最大の政治パーティーともいえる規模の集まりであった。 
 

 写真は国会議員のテーブルであるが、今井雅人衆議院議員と藤井孝男参議院議員が並んで参加するなど、ふだんはあまり見られない光景であった。それだけ、議長の職責というものは多大なのだろう。 
 
 特に未曾有の難局を迎えているといっても過言ではない参議院を率いて行くことは、想像を絶する困難が待ち受けていると思わう。ぜひ恣意的なことではなく天下国家のために、良識の府としての参議院を平田健二議員には、ぜひ復活させてほしい。 
 

 平田議長は、昨年7月の可児市議選では私の応援のために可児まで足を運んでくださった。今考えたら有難いことである。いつも笑みを絶やさず、温厚でどんな人にも分け隔てなく接せられるその姿勢が満場一致で参議院議長に迎えられた理由だと思った。
 

>> 返信
 

 2012年3月18日(日)
 第30回 7.15行方不明者捜索
 前日までの雨も止んだ。そして、今日の捜索が終わった後、雨が降りだした。不思議と捜索の日は雨にならない。 
 
 今日は、私の住む若葉台の自治総会であったが、冒頭15分だけ出て失礼させてもらった。月に一回、20日前後の日曜日の午前9時30分集合と決めているので、いろんな行事と重なるが、微妙に時間差出席ができる。 
 
 今日も、可児川が木曽川に合流する地点の右岸(高級フランス料理リリアーヌがある辺り)である。可児川・木曽川ともいつもより2m近く水位が上がり、急峻な可児川べりの捜索現場は身の危険を感じたので、木曽川べりのなだらかな傾斜の部分を掘った。 
 
 木曽川の流れは速く、吸い込まれるような気分になる。こういう場合、想像した通り可児川からの水流は合流地点で止まったように見える。木曽川の水位や流れに負けてしまうのだ。 
 
 一昨年の7.15可児川豪雨災害時には、水位は今よりさらに5m以上高く、可児川の水流はすんなり木曽川に合流したか、この合流部で渦を巻くようになっていたかは定かではない。この場所を捜索するのは、後者ではないかという推測にもとづく。 
 
 
この場所は驚くほどサラサラの砂地で、いろいろな物が出てくる。果たして7.15豪雨災害のときのものかどうかは、特定が難しいが少しは期待が広がる。 
 
 結局、今日は15人ばかりでの捜索だったが、特に手掛かりは見つからなかった。やり始めると夢中になって、かなりハードにシャベルを動かしていたので、明日は身体が痛くなりそうだ。 
 

(社)岐阜県災害救助犬協会の方が、岐阜市から駆けつけてくださりとても心強かった。今後の捜索予定日として4月22日、5月20日、6月17日(いずれも日曜日)と決めた。集合場所等は今までと同じように、可児市土田の可児川下流域自然公園駐車場前である。 
 

>> 返信
 

 2012年3月19日(月)
 今年も中島薬局のお世話に
 毎年書いているような気もするが、花粉の季節、私が唯一頼りにしているのは八百津町にある中島薬局(0574-43-0135)で扱っいる漢方製剤である。 
 
私の花粉症歴は長いほうだと思う。確か二十代半ばからだから、もう30年近い。年によって強弱はあるが、まったく症状の出ない年はない。そして、いろいろ試してみたが、今はこの花粉地獄から救ってくれるのは、この中島薬局の漢方薬しかない。 
 
 かくて、今年もお世話になることになった。薬を買いに行くために、可児市内からは車で30分くらい走らなければならないが、花粉症がひどいときは、鼻がつまり、目がかゆくて開けてられない。 
 

 何も仕事ができなくなることを思えば、買いに行くくらいのことは何でもない。一包150円、一日二回服用で300円だ。これでラクになれば安いものだ。 
 
 私の前のお客さんは、1ヶ月分買って行った。きっと遠くから買いに来ているのだろう。他にも次々にお客さんが来るが、ほぼすべての客が、この花粉症の漢方薬を買いに来ているように見受けられる。 
 
 薬袋には、【アレルギー性鼻炎】1日2回朝晩で充分効きます。症状が軽くなれば、1日1回にして徐々に止めていただくのが効果的な飲み方です。…と書いてある。とりあえず、5日分だけ買って帰った。
 

>> 返信
 

 2012年3月20日(火)
 迎賓館サクラヒルズ 川上別荘
 このところ代議士や県議の結婚式と300〜600人という巨大披露宴が続いていたが、久々に普通規模の披露宴に招かれた。今井雅人衆議院議員の秘書の松田和樹氏の挙式である。 
 
 迎賓館サクラヒルズ 川上別荘は、明治時代日本初の女優といわれる川上貞奴が、自身と初恋の相手である福澤桃介(福澤諭吉の娘婿)のために建立した「貞照寺」にお参りする際に滞在する別荘を基としている。 
 
 明治の大女優、川上貞奴の館があることは知っていたが、中に入るのは初めてである。わざわざ支配人が、挙式の始まる前に別荘を案内してくださった。別荘を含む敷地を「萬松園」(ばんしょうえん)と呼ぶそうだ。 
 
川上貞奴(ウィキぺディアより)↓ 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E4%B8%8A%E8%B2%9E%E5%A5%B4 
 

 敷地面積1500坪、川上貞奴別荘は150坪、部屋数が25以上あり、純和風の部屋から、中華風、洋風、書院風など…どの部屋も、シンプルな中に気品が漂う。1933年(昭和8年)の建設である。 
 
 丁度品や壁画、天井画なども見事だが、興味をひくのは、すでに部屋ごとの換気扇や水洗トイレ、循環型の風呂、床下暖房など当時としては最先端を行く住環境である。二つとして同じ天井はないことにも感嘆した。 
 
 もうひとつ、私にとってこの場所には関心があった。川上別荘の前を木曽川が流れている。7.15可児川豪雨災害行方不明者捜索で、この近辺は何度か捜索したのだが、川上別荘の敷地内は捜していない。(木曽川に関しては捜せていない場所のほうがはるかに多い)支配人の方は、もし捜索するときは協力を約束してくれた。 
 
 さて、結婚式のほうだが素敵なチャペルでの挙式のあと、披露宴でのスピーチに今井雅人衆議院議員、乾杯の音頭を村上孝志県議がとった。映像での演出やキャンドルサービスに代わるセレモニーなど、楽しい時間が流れた。 
 

 特に新婦絵里菜さんのご友人6名での「少女時代」のアトラクションには度肝を抜かれた。皆スタイル良く、カワイイ系だ。可児市のいろんな行事にでもスカウトしたくなるほどの完成度の高さだった。 
 
 今は3人の子どもに恵まれ美濃加茂市に住んでいる私の長女と、花嫁の生まれた年が同じであることを知った。長女は、この結婚式場から木曽川沿いに数km上流にあるメルヴェイユ平安殿で6年程前に式を挙げた。当時のことが重なり少しうるうるきた。 
 
 


 
全くの個人的意見ですが

結婚式などの祝い事

私は大好きです

私も 今まで 友人の結婚式に招待され 何度もスピーチをさせていただきました

そこにいる皆が笑顔で
また本人たちやその親族も嬉し涙を流して 感動の様子でしたが


今思えば 感動してたのは 実は 招かれた側だったかも 知れませんね


本当は

一人の喜びを 友人の喜びを 他人の喜びを
自分の喜びの様に 一緒に 嬉しく思える そんな社会が

本当は 普通なのかも知れませんね

ブルー ..3/24 2:10(土)

  これが、ブルーさんの真意と思いたい。
職員等 ..3/24 17:09(土)
>> 返信
 

 2012年3月22日(木)
 25日に西可児駅周辺清掃します【告知】
 25日(日)は、3で割り切れる月の最終日曜日である。かにロードサポーター(特定の市道に関しての清掃を請け負うボランティア活動)の活動の一環として平成20年から続けている道路清掃の日である。 
 
 午前9時30分に、西可児駅から3分ほどの中切公民館下(十六銀行西可児支店近く)の手水場がある辺りに集まって、2時間ほど汗を流す。 
 
 自分たちの住むまちは、極力自分たちの手できれいにしたい…という、あくまでも個人の自由意志に基く活動であり、強制力はまったくない。地域外の方でもOKなので、ぜひ、公共の土地をきれいにする楽しみを味わいに来てほしい。問合せは山根(携帯:090−1821−4777)まで。 
 

>> 返信
 

 2012年3月23日(金)
 南帷子小学校卒業式
 あいにくの雨模様であったが、今日は可児市内11の市立小学校の卒業式であった。私は地元(小学校区)の南帷子(みなみかたびら)小学校へ来賓として出向いた。 
 
 次女が小学校5〜6年生だった、平成15・16年とPTA会長を務めたこの学校には、ことのほか思い入れが強い。ここ9年連続でみなかた(南帷子小学校の愛称)の卒業式には参加させていただいている。 
 
 「式」と名のつくものにはただ堅苦しいだけのものもあるが、卒業式には感動がある。そんな式に、毎年最前列(来賓席)で臨めることは、たいへん有難いことだ。 
 
 卒業証書を授与する際に一人ひとり名前が呼ばれる。どの顔も晴れ晴れとしていて凛々しい。まだ12歳であり、あどけなさはあるが、大人へのステップの第一段を昇り出した喜びを感じる。 
 
 多くの子どもたちは、親の愛情をいっぱい受けて育ったのだろう。74名の卒業生だが、名前の読めない(読み方が分からない)子が多くなった。女子の名前で、西可児中学校の卒業式では、「子」がつく女の子が5人くらいいたが、ついに今日は一人もいなかった。 
 
 数年前は袴姿の女の子が数名いたが、今日は一人だけだった。心なしか女の子はチェック柄の短めのスカートにブレザーという組み合わせが多く、男子はスーツにネクタイという子がいつになく多かった。 
 
 ここまで育て上げた親御さんの喜びはひとしおだろう。一人ひとりの顔を見ながら、中学校へ行って更なる成長を祈るとともに、決して命を落とさないことを願った。先月、5年生の男の子を水難で亡くした同僚のことが重なる。本当に無念の念に堪えない。 
 
 次女が卒業する頃は、卒業生は90名以上いた。今年は74名。そして、来年度、つまり4月の新一年生の人数を聞いたら60名とのことだ。団地に位置する小学校であるので、そのまま日本全体の傾向を現しているわけではないが、これだけ短い期間に子どもの数が激減してゆくことに危機感を持たざるを得ない。
 

>> 返信
 

 2012年3月24日(土)
 大阪経済大学同窓会岐阜支部再興
 私の母校である大阪経済大学の同窓会「大樟会」 岐阜支部の再興会議が、本日正午より岐阜駅近くのホテルリソル岐阜であった。大阪にいたころ何度か同窓会に出席したことはあったが、岐阜に来てからは初めてである。 
 
 同窓会といっても同級生がいるわけでもない。無理して行くこともないかもしれないが、私は人一倍、人との出会いに対する興味が強いので、こういう案内があると心が動く。 
 
 袖ふれあうも他生の縁といわれる中で、4年間同じキャンパスに通ったという縁は結構大きいものがある。 
 
 大阪経済大学は大阪市東淀川区にある。新幹線で新大阪駅に近づく、ほんの手前左側に校舎が見える。私が在学していた頃は経済学部と経営学部だけの単科大学で、キャンパスは狭く女子学生が少ない大学だった。 
 
 家族が転勤で関東に行ったため、3年間は阪急上新庄駅近くのアパートで下宿した。2年間は体育会系のカヌー部に在籍したが、2回生のとき、インド他を旅して世界に目覚め、その後は「地球を歩こう会」というサークルを立ち上げた。4年のうち、合計すると実に1年間は旅の空だった。 
 
 経済学の勉強をしたというよりは、4年間という時間を視野を広げること、自分を磨くことに費やしたという思いがある。 
 
 大阪経済大学は略して大経大(だいけいだい)という。すでに8万7千人の卒業生がいるということだが、東海地区には卒業生は少ない。それでも岐阜県内に176名の卒業生がいると聞き驚いた。 
 
 可児市にも数名いるということを知り嬉しくなった。ただ、それなりに歴史のある大学なので、6回卒から77回卒まで70歳もの開きがある。ちなみに私は1980年(昭和55年)卒業で46回卒だ。 
 
 大阪の同窓会本部から事務局長らが来ていた。今年、大経大は創立80周年である。全国40ヶ所以上同窓会支部があり、休眠中の同窓会支部の再興にも力が入っているようだ。結局、この日集まった7名を中心に11年ぶりに岐阜支部を再興することとなった。 
 
 私は副支部長ということになり、事実上の推進役となった。PTA等でもそうだったが、皆が躊躇していると、まだるっこくて、ついつい自分がやると引き受けてしまう性質である。それができる立場であることもある。 
 
 帰りに、早速、岐阜キャッスルインに寄り、今年の11月に同窓会総会をやるための予約をした。また、新たな出会いが生まれる。 
 


  幸せのバロメーターのひとつに「同窓会へ参加できること」という説があります。
参加するためには、ある程度のお金や時間や身心の余裕があるだけでなく、恩師や友達にまともに顔を向けられることが人として健全なレベルの生活を送っている証拠とも言われす。
「新たな出会い」は人生に彩りや奥行きを与えてくれることも多々あります。それもまた幸せなことです。


ノルウェーの森 ..3/26 23:08(月)

   ノルウェイの森さん、素敵なペンネームですね。初投稿ありがとうございます。「新たな出会い」は人生そのものだと思うことがあります。

 人生を豊かにするには、いろいろな要素がありますが、中でも人との出会いが一番大きいのではないかと思います。

 ただ、その出会いは求め続けなければしぼんでいきます。人との出会いが面倒になったら、終わりが近いのだと思います。

 私は旅を通じて、人との出会いこそが人生の目的ではないかと思うに至りました。
 私はどのような状況になっても、どのような手段を使ってでも、出会いを求め続けたいと思います。

 ノルウェイの森さんと、このような場で出会えたことにも感謝です。
山根 一男 ..4/1 3:28(日)
>> 返信
 

 2012年3月25日(日)
 駅前清掃・子育て応援フェスタ・オペラ
 朝起きたら、驚いたことに雪が降っていた。たしかに天気予報では、深夜に雪になるということだったが、朝まで降るとは…すぐに雨に変わったり、またさらに雪になったりと忙しい天気だった。 
 
 今日は3ヶ月に一度、三で割り切れる月の最後の日曜日の午前9時30分から行っている『西可児駅周辺を美しくする会』の定例清掃日である。前回(12/25)に続く荒天となり、ただでさえ少ない参加者がさらに少なくなるのは確実だった。 
 
 というより、雨や雪の中清掃活動をするのもどうかしている。これだけ雨や雪が降っていれば、中止と考えるのが普通だ。 
 
 ただ、かにロードサポーターの主催者としては、年3回以上の開催義務がある。一応、中止ということにしながらやれる人はやるということで、有志3名で駅周辺市道などの目立つゴミだけを拾った。 
 

 結局、午前中はゴミ拾いをしてから福祉センターに行った。第3回目のかに子育て応援フェスタを覗くためである。市内外の子育て系NPO等がたくさん関わっていて、知り合いも多い。 
 
 行ってみて驚いたのは、とにかく親子連れを中心に参加者が多いことだ。大ホールだけでなく、2階の部屋など、可児市福祉センターのすべての貸し部屋が会場になっていたが、どの部屋も親子連れでいっぱいだった。 
 
 ブラジル系やフィリピン系のブースもあり、多彩な内容だ。可児市には他にもいろんなフェスタがあるが、これほど工夫され、参加者が多いのはあまりないと思った。さすが子育てママのネットワーク力はすごい。とても行政には真似できないと思う。 
 
 2〜3年前だったか、市内の子育て支援ネットワークの結成過程に立ち会ったことがあるが、これほど短期間に力をつけて結びつきを強めてこられたことには驚嘆する。 
 
 この上は、一般質問等でも提案しているが、ぜひ市内の子育て系NPOの拠点となるような施設の運営を委託して、さらに利用者の視点で可児市の子育てサポートが充実するよう働きかけて行きたい。 
 

14時からは、福祉センターの隣のアーラ(可児市文化創造センター)演劇ロフトで、第8回目となる可児オペラグルッポ主催の『オペラレクチャーコンサート』に行った。 
 
 本日のメインは、ドニゼッティ作曲オペラ『愛の妙薬』である。フィガロの結婚と並ぶ、喜劇オペラの最高傑作とのことだ。レクチャーコンサートというだけあって、とても分かり易い解説付きで、歌詞も日本語、イタリア語を織り交ぜながらの展開である。 
 
 以前から、その美しい声と演技に魅了されているソプラノの鷲見真純さん、テノールの可児修司さんに加えて、ソプラノの蟹江杏奈さん、バリトンの杉園浩さんの日本歌曲の独唱など、多彩な内容で90分ほどの短時間にオペラの楽しさ、素晴らしさがちりばめられていた。 
 
 十万人規模の可児市にオペラ専門のグループが育ったりするのも、アーラのおかげだと思う。可児市民は、文化面ではアーラがあるおかげで、とても恵まれていると思う。 
 
 次回オペラグルッポ公演は、本年(平成24年)12月2日(日曜日)午後からアーラの小劇場とのことだ。かなり先の話だが、まだ聴いたことのない方には、特に鑑賞をお勧めしたい。たった1000円で、プロ並みの完成度の高いオペラを堪能できるのだ。
 

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 2012年3月26日(月)
 三月議会終了 震災がれき緊急全協
 2月24日から今日まで、32日間に渡った可児市議会三月定例会は今日が最終日である。議会最終日というのは、議会にとって一番大切な日といえる。執行部にとっても、特に三月議会においては、来年度、つまり4月以降の予算執行が可能になったということで、ほっと胸をなでおろす日といえよう。 
 
 これまで、議会が反対して予算が執行できない…などという事態は、可児市議会においては皆無ではあるが、やはり予算というのは、議会が承認しない限り執行できないことになっている。 
 
 議会としては、この予算の認定権が最大の権力といっていいだろう。最終日は、その採決の日である。順番としては、まず議案を付託された予算特別委員会や予算以外の議案審査を付託された三つの常任委員会の委員長が、それぞれの委員会での審査結果を報告する。 
 
 次に、それぞれの議案、本日でいえば36議案について反対、もしくは賛成の理由を述べる「討論」があり、その後に採決に入る。その際、反対討論のなかった議案については、一括採決され意義がなければすべて可決となる。 
 
 反対討論のあった議案、本日でいえば7議案あったが、それについてのみ起立採決となる。今議会は、私は討論をしなかった。ここ二議会(昨年9月、12月)続けて、私一人だけが反対した議案があった。それを思うと私にとっては平和な採決だった。 
 
 特に反対する議案が見当たらない。強いて言えば、対前年29.6%も値上げする介護保険だが、それとて値上げ幅を10円でも100円でも低くできないかというレベルで、反対するにしても、そのための財源が確保できなければ子ども会議の議決である。 
 
 本日は討論した議員が4人、そのうち反対討論は共産党の冨田牧子議員のもで、他の澤野伸議員・板津博之議員・川上文浩議員(いづれも誠颯会)は可児市一般会計、もしくは国保・介護保険特別会計への賛成討論だった。 
 
 これまで私も、予算や決算に対して賛成や反対討論をしてきたが、今回はしなかった。一般会計だけでも270億円もある市の予算である。個人的には問題を感じる部分もある。 
 
 だが、全体的にはそれほど大きな問題はないから賛成とすることもできるし、このような問題があるから反対とすることもできる。最近は、問題点を指摘しながら、全体的には適正だから賛成というパターンが多かった。 
 
 今回は、前二議会での反対討論と、今議会でもさんざん予算については意見を言ってきたので、あえて賛成討論をしようという気力がなかったが、今にして思うと、やはり議員としても議会としても一番重要な議案である次年度予算について、何も討論しないというのは良くないと反省した。 
 
 9時から始まった議会は、10時22分には終了した。その後、この三月末で定年退職される部長級三名(亀井和紀教育部長・奥村幸彦可茂衛生施設利用組合事務局長・丹羽逸郎総務部長)の送別の辞があった。 
 
 さらに10時50分より、緊急の議会全員協議会が開催された。テーマは「震災がれきの処理について」冨田市長から話があった。22日に岐阜県庁に県内全市町村長を集めて開かれた、国からの震災がれき処理についての依頼内容等の報告であった。 
 
 ただし、内容的に深く踏み込んだものではなく、直ちにがれき処理に舵をきるというものではない。そのためには、情報不足であり説明不足である。27日に、今度は実務者レベル(部長級)の説明会があり、そこでの結果を待たないと何も進まない。 
 
 方向としては、岐阜県の市町村としては、ある程度統一的な行動を模索するが、現時点では情報不足で動きようがない。ただし、いやしくも放射能汚染の少ないがれきを奪い合うようなことのいようにしたいとのことだ。 
 
 国は、今後28基の震災がれき処分場を被災地区に建設し、1800万tのがれきを処理する計画で、残り400万tのがれきを広域の自治体で処理してほしいという意向だが、処分場を造るには相当の時間がかかりいつになるか分からない。 
 
 さらに昨年8月31日の法改正で、それまで焼却できるゴミの放射線量を100ベクレル以下としていたのを、一気に8000ベクレルにかさ上げしているが、その安全の根拠がはっきりしないという声があったようだ。 
 
 市長は、国から説明を受けたその日のうちに、可児市を含む2市8ヵ町村の廃棄物処分場がある可児市塩河の自治会長ら報告している。塩河としては、安全性が担保されるなら受け入れても良いとのことだ。ただ、問題は何をもって安全といえるかである。 
 
 私は、なんとかして可児市でも受け入れてほしいと願う立場であるが、数値的な安全基準など、何も持ち合わせない中で、そのことを推進するわけにも行かない。今は、明日(27日)の実務者レベルの説明会の結果を待つしかない。情緒的に考えることはた易いが、実務を進めることの難しさを知る。
 

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 2012年3月27日(火)
 新滝ヶ洞溜池の水質異常に係わる対策協議会
 本日、13時30分からJR可児駅傍の可児市総合会館分室にて、第14回目の「新滝ヶ洞溜池の水質異常に係わる対策協議会」があり傍聴した。実に13回目から1年1ヶ月ぶりの開催である。 
 
 この問題に関わるようになって、すでに8年ほどになる。詳しい経緯については過去の私のブログを参照いただけるとありがたい。 
 
 2005年11月25日の私のブログから↓ 
http://www.th21.jp/adiary/diary3.cgi?id=yamanet&action=view&year=2005&month=11&day=25#11_25 
 
 時には、県の環境審議会へ調停をお願いしたり、名古屋の国土交通省へ情報公開請求をしたり、結構果敢に行動してきた経緯がある。私自身、水源汚染問題ネットワーク・可児のメンバーでもある。 
 
 しかし、ここ数年は汚染状況もある程度安定してきており、昨年からは酸性水を中和し、重金属等の有害物質を除去する新プラントが稼動している。加えてかつて、魚が浮くなどの被害があった久々利大萱地区へ水道が敷かれるべく工事が始まるなど、活動自体は少し下火になってきた。 
 
 もともとこの問題は、この地域のゴルフ場に東海環状自動車道のトンネル等の建設工事の残土を持ち込み、公共ストックヤードといいながら、恒久的な残土捨て場としたことから始まった。 
 

トンネル残土が中心なので、人工的な有害物質などが含まれている率は低いのだが、この地域に広く分布する黄鉄鉱が雨水に反応して、悪さをする。現在でもph4.5という極端な酸性水が流れており、そのまま川に流せないことから巨額のコストをかけて国土交通省が中和プラントを稼動させている。 
 
 市と国は定期的に水質調査をしているが、今日の会議では、水質がph以外は安定してきていることから、いくつかの重金属類の検査を取り止めたり、検査頻度を減らすことが提案された。 
 
 可児市の平成24年度一般会計予算でも、公共残土ストックヤード整備事業費として、水質検査の予算が前年度の750万円から550万円に減っている。 
 
 地域住民たちは、このストックヤードに埋立てられている残土自体の撤去を目指していたが、今となっては叶わないと見ている。そこに残土がある以上、不安はぬぐえない。今でも二週間に一度、ph濃度などの確認にメンバーが足を運んでいる。 
 
 この地域は、来年度以降やっと水道が敷かれるが、現状の飲料水は地下水であり、数値が安定しているといわれても水に対する不安はぬぐいきれない。過去は過去として、行政はこれまでの反省に立ち、不安を持つ市民に対して精神誠意当たってほしい。
 

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 2012年3月29日(木)
 松本⇒長野 次女の引越し手伝い
 信州大学に通う次女が、松本市での1年生時の教養課程を終え、工学部のある長野市に引っ越すというので夫婦で昨日から手伝いに行った。ベットなど大きな物は業者に頼んだようだが、その他の物はわが愛車、ファンカーゴで運ぶことにしていた。 
 
 ファンカーゴは、名前の通り後部座席を前部座席の下に収納すると、かなりの収納スペースができる。だが、自転車などもあり1年間に増えた荷物も多く、結局昨日は松本⇒長野(70km)を2往復した。 
 
 おまけに、雪と事故の影響で中央高速長野道が通行止めとなり、1回目の松本⇒長野は、途中の麻績(おみ)ICまでは、渋滞の下の道をノロノロ運転で運ばなければならなかった。 
 
 さらに、松本市の下宿には家電製品などが付いていたが、引越し先の長野市の下宿には何もないので、洗濯機・冷蔵庫・電灯・ガスコンロ・食器棚・靴箱・カーテン等を買い揃えねばならない。 
 

 長野市内をニトリ・ケーズデンキ・山田電機・ドンキホーテ・綿半(ホームセンター)・ハードオフ他リサイクルショップなど10ヶ所近くを回って買い揃えた。10万近い出費となった。それでも冷蔵庫やガスレンジはリサイクル品で最低限に抑えた結果だ。 
 
 下宿生活というのはお金が余分にかかる。あと3年後に娘が家に帰ってくる保証もないが、やはり末娘には甘くなるきらいがある。 
 
 松本市と長野市を比べるとどちらも山岳都市で、山に囲まれている。たしか松本が標高600m、長野市が340mくらいだったと思う。私も叶邇会に入社した社会人第一歩の2年間を松本で過ごし、長野市へも営業の仕事で毎月1〜3回くらい通った。 
 
 八十二銀行本店など当時担当した事業所を見ると感慨深い。もう、あれから30年も経っていることが信じがたい。それにしてもオリンピックを開催したまち、長野市は大きくなった。これから娘が3年間お世話になると思うと、ついひいき目で見てしまう。
 

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 2012年3月30日(金)
 愛知淑徳大学へ メンター制度研究
 同じ会派(民主ネット可児)を組む、伊藤英生市議が、この三月議会の一般質問で行った『青少年支援メンター制度』のことを、さらに詳しく調べようと愛知県長久手市の愛知淑徳大学を訪ねた。 
 
 伊藤市議と、カウンセリング等について詳しい二人の共通の友人も一緒だ。先方はわが国のメンター制度(メンタリング・プログラム)の第一人者渡辺かよ子教授と、その夫で慶応義塾大学教授の渡辺直登教授だ。 
 
 渡辺直登先生はたまたま春休みで名古屋に帰って来ているところを、わざわざ我々のために来てきただいたようだ。お二人ともとても柔和で気さくで笑みを絶やさず、こちらが恐縮してしまうくらい丁寧に応対していただいた。 
 
 ここへ来る発端は、今年1月30〜31日に行った会派の行政視察研修で、広島市役所を訪ねたことだった。全国で最先端をゆく『メンター制度』を活用している広島市で、その理論的な裏づけとなっているのが渡辺かよ子先生であることを知った。 
 
 メンターの語源はギリシア神話にあり、良き指導者とか良き理解者といえる人で、これに対してメンティ(もしくはプロテジェ)がいる。成熟した年長者であるメンターと、若年のメンティとが、基本的に1対1で、継続的定期的に交流し、適切な役割モデルの構築を通じてメンティの発達支援を目指す関係性。 
 
 広島市の実践では、メンターへの相談等を希望する小中学生に対して、人生経験豊富な大人を市がマッチングさせ、子どもの気軽な相談役を大人が引き受ける形だ。 
 
 これにより、不登校やいじめの問題が一気に好転した経緯がある。さらに、このメンター制度は、新入社員に対してベテランもしくは、ちょっと年上の方をマッチングする方法もある。 
 
 ブラザー工業は、新入社員200人に、それぞれ入社5〜6年の先輩社員をメンターとしてマッチングさせ、技術の継承やメンタル面での相談にも乗っているそうだ。 
 
メンターとは?↓ 
http://www.smartvision.co.jp/mentor.html 
 

 渡辺かよ子先生がおっしゃった…メンター制度は究極の民主主義だという言葉が耳に残っている。つまりメンター制度は、一人からできる社会貢献であり、社会変革でもある。 
 
 広島市の事例では、大人のメンターが小中学生のメンティにつくわけだが、子どもは両親以外の大人との接点を得る。子どもは、中には不登校や発達障がい等、なんらかの問題を抱える子もいるが、原則普通の子である。 
 
 つまり、問題が起きてからではなく、起きる前から人間関係をつくるのだ。制度では1年間、月に一度程度、二人で会うということだが、保護者にとっても頼りになる存在である。結局、1年で終わらずに高校入学まで続くケースが多いようだ。 
 
 メンターも当初は、定年を過ぎた熟年世代が多かったが、ここ数年は教育学部系の大学生など若い世代が一番多いそうだ。 
 
 さらにアメリカでは、このようなメンター制度は100年も前からあり、オバマ大統領もこの制度を推奨している。2005年のデータでは、300万人の大人がメンター制度に参加しており、4400万人の大人がメンター制度への参加を真剣に考えているという報告がある。 
 
 日本とアメリカはその文化的背景は大きく違うが、ここに来て日本の家族社会、ムラ社会という構造も崩壊しつつあり、個人主義が広がっている。それを助長しているのがパソコン・ゲーム・携帯電話である。 
 
 私もPTA会長を5年もやっていたので、考えることは多かったが、現在の地域での青少年育成プログラムにはある種の限界を感じている。 
 
 可児市でも地域全体で子どもを育てようというエデュースナインとか、青少年育成市民会議、各地の子ども見守り隊など、一生懸命活動はしている。すべて集団での活動であり、子ども達一人ひとりを観ているわけではない。 
 
 私自身、現在も帷子地区の青少年育成市民会議の理事ということになっている。(議員は全員理事)地域に根ざしたこうした活動を決して批判するものではないが、やれることとその手ごたえに空しさを感じることはある。 
 
 主な活動は、駅前での青少年育成啓発グッズ(使い捨てカイロ)を配ることや、シンポジウムへの参加、啓発リーフレットの作成、あいさつ運動や啓発のぼり旗の作成など、直接子どもたちに接することはない。 
 
 その点、昨夏から始まった夏休みキッズクラブなどは、直接子どもとのふれあいもあり、やりがいもあるがこれも集団対集団であり、子どもの成長を継続的に見てゆくということは難しい。 
 
 青少年支援メンター制度は、一人の子どもを一人の大人が1年単位で見てゆくということであり、その子の人生やその家族にもしかしたら大きな影響を与える可能性がある。 
 
 メンターは良き指導者、良き理解者という意味があることは先に触れたが、要は夢を実現するための手助けをする人という局面を持つ。無論、様々な問題を抱える子どもや家族もある。子どもが多すぎて、両親の手が回らないというケースもあろう、逆に一人っ子で親と先生以外に大人との接点がないという子もいるだろう。 
 
 メンターの側にとっても、子育てを終え、あるいは子育てを経験したことのない大人にとっても、たった一人の子を1年、場合によっては9年間支援するということは貴重な体験であり、いきがいになろう。 
 
 そして、良きメンターとは、臨床心理士とかカウンセラーとかいうことではなく、ごく普通の人で、挫折を経験した人、それでも希望を語れる人であるという。 
 
 このように考えると、このメンター制度は、今の社会が抱える、特に子どもたちを取り巻くいろいろな課題の解決に大いに役立ちそうである。ただ、しっかりとした制度設計、学問的な裏づけの基に進めないと危険なこともある。 
 
 全国的な成功事例は広島市くらいだが、ぜひわが可児市でも実現させていきたい。市長がいつもおっしゃてるように「可児市の可は可能性の可、可児市の児は小児の児」子どもたちの可能性を引き出せる、子育て環境の良い可児市づくりのため、メンター制度の導入を伊藤英生議員とともに、推進していきたいと思う。 
 

 今年中のなるべく早いうちに、渡辺かよ子先生を招いての勉強会等も企画してゆく予定だ。まずは、メンター制度(メンタリング・プログラム)の理解者を増やしてゆくことから始めたい。
 


  山根さん可児市でも是非こういう制度を実現してください。期待しております。
a to z ..4/1 7:15(日)
>> 返信
 

 2012年3月31日(土)
 歌あり マジックあり 笑いあり
 いつもの年なら、そろそろ花見という時期である。だが、今年はまだつぼみ程度で今日も日中以外は寒かった。おまけに昨日の夜からずっと雨だった。 
 
 以前から12時30分集合、八百津町野上の稲葉城公園にて花見を兼ねた集まりがあるということで、八百津町の霞祥子さんから招待を受けていた。霞さんは、このブログでも何度か紹介したことがある。 
 
 元教師、二十年以上の塾経営や子育てを終え、かねてからの自分の夢だった『歌手』になることを実践されており、昨日で84歳になったお父さんやご主人、二人の子どもとともに家族で音楽活動を続けている。 
 

この雨だし、稲葉城公園を知らなかったので、どうやってやるのか心配だったが、行ってみれば素敵な建屋があり雨が降っても、大音量で音を出してもいいような集会施設があった。 
 
 一品持ち寄り、1000円の会費で食べきれないほどの料理が出た。すぐ外では焼き鳥を炭火で焼いている。主に霞祥子さんのネットワークから様々な人が来ていた。 
 
 音楽をやっている人が多いが、その他にもいろいろな活動をしている人が、かなり広い範囲から来ていた。皆、何かに一生懸命取り組んでいる人ばかりで、こちらも励まされる。 
 

先日、アーラ(可児市文化想像センター)でカラオケ歌合戦を企画した若者たちや、以前からお世話になっている物まね寅さんこと上ノジョンさん、一度会ってみたいとおもっていた若葉台在住のマジシャン。 
 
 多治見でシャンソンを歌っている素敵な女性、岡崎市から来た芸能界にもつながりがある目の不自由な天才ピアニスト&マジシャン佐野氏。職業は保険屋というが、ギターを持たせたら絶叫型ボーカルを披露してくれた犬山のギタリスト…芸達者な方が多い。 
 
 こういう手作りで、こころのこもったパーティを企画できる霞ファミリーは素晴らしいと思った。おいしいものを食べて、素敵な音楽と、目を疑う仰天マジック、お笑いショー、そして何よりも人生に前向きな人たちとの新たな出会いは、これからの私にとってエネルギーとなる。 
 
 明日から4月、4月は私の誕生月であり、新たなるスタートの月でもある。雑多なことにあっぷあっぷしがちな今日この頃ではあるが、4月を機にしっかり目標を見据えて前に進みたい。
 


  山根さん、おはようございます!

昨日は、楽しくおしゃべりしてくださり、本当にありがとうございました!(^∇^)

昨日、私は祥子ちゃん以外、初対面の方ばかりでしたので、山根さんがおしゃべりしてくださったお陰で、とても安心して過ごす事ができました!
ありがとうございました。
祥子ちゃんは、私の理想としている女性像を持ちえた方で、出会ってすぐに親しみを感じました。
今回、こんなに素敵な会に誘って下さり、とてもとても嬉しく、又一つ良い思い出ができました。
こんなに素敵な時間をいただいて、私自身のこれからの人生時間をより大切に使っていこうとも思いました。

山根さんと、初めてお会いしお話させていただき、山根さんの熱意たっぷりのあたたかいお人柄を感じ、これからの可児市はきっと大丈夫、いえ絶対大丈夫、可児市にはこんなに素敵な議員さんがいらっしゃるんだから!!って、政治に素人の私が生意気かもしれませんが、心からそう思いました☆

素敵な山根さん、これからも、頑張って下さいませ!!
多治見市から応援させていただきます。
村瀬裕子 ..4/1 7:54(日)

  村瀬裕子さん、さっそくの投稿ありがとうございます。また、身に余る応援のことば嬉しく思います。村瀬さんこそ、今まで秘めていた力を解き放って、ご活躍されることをお祈りしています。
山根 一男 ..4/2 3:15(月)
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