++山根一男の徒然日記++
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11月 25日(金) 水質汚染問題現地調査
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2005年 11月
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 2005年11月25日(金)
 水質汚染問題現地調査
 市民団体とこの問題に関心を持つ数名の議員で、可児市久々利の新滝ヶ洞溜池上流、水質汚染現場の調査を行った。これまでに何度も一般質問をして、問題点を指摘してきたが、なかなか進展しない。 
 
 原因者が国土交通省ということで、行政も腰が引けている。東海環状自動車道工事にともなう残土を、公共工事ストックヤードという名で、可児市内の富士カントリークラブというゴルフ場敷地内の谷に埋めたのだ。 
 
 88万立米という途方もない量の残土が捨てられた。ストックヤードという名称から、地元の人も一時置き場という認識で、いつかはどこかへ移動するものと思っていたという。だが、これは最初から残土最終処分地にする予定で進められた。処理費として可児市が受け取ったお金は10億を超えている。 
 
 自然界から出たものとはいえ、多量の魚が浮き、いまだに一部の農家では耕作を自粛している。国土交通省は3億6千万もかけて、粘土質のベントナイトで残土を覆い、雨水の流入を防いで水質汚染を食い止めようとしたが、現時点では水量が減った程度で、依然、PH4.9程度の酸性水が観測されている。 
調整池上流では写真のような川床が赤茶けた状況で、夏に見た時より悪化しているように感じた。 
 
 国土交通省は、改善しない言い訳をもともとこの地域の土壌が悪かったとか、もともとゴルフ場に廃棄物が埋まっていたためとか責任を転嫁し始めた。フェロシルトの問題もそうだったが、近所に埋められた人はえらい迷惑だ。ましてこれは木曽川流域全体に影響を及ぼしかねない問題だ。国や地方自治体は、市民の生命を守ることが第一義である。地域住民が納得いくような誠意ある対応が求められる。 
 
 可児市は本来被害者であるのに、住民の側に立った対応をしているとは思えない点があり残念でならない。フェロシルト問題で高得点を挙げた、環境課の奮起を期待したい。 
 
 

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