++山根一男の徒然日記++
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11月 30日(水) 東可児中学校区Educe9発表会
11月 29日(火) 石原産業四日市工場視察
11月 28日(月) 坂戸でタヌキ
11月 27日(日) 団塊世代塾 第4時間目
11月 26日(土) 恐怖の飛び降り
11月 25日(金) 水質汚染問題現地調査
11月 24日(木) 揖斐川町谷汲へ講師に会いに行く
11月 23日(水) 夜回り先生講演会
11月 22日(火) PTA代議員会
11月 21日(月) 山根一男掲示板復活!
2005年 11月
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 2005年11月23日(水)
 夜回り先生講演会
 アーラ(可児市文化創造センター)で、夜回り先生こと水谷修氏の講演があった。元横浜市の高校教師で、生活指導担当として中・高校生の非行、薬物汚染問題にかかわり、生徒たちの更正のために取り組んでこられた。 
 
 自身は現在がんを患っておられる(今回の講演の中ではその話はなかった)ということで、これが最後になるのでは…という噂まで流れて、ものすごい人気だった。 
 
 可児市人権啓発センターの主催で、入場無料だったが各公民館で配布された整理券配布では1000人以上の方があぶれてしまったらしい。この日も、駐車場は満杯で、近くの福祉センターまでとめに行った。主劇場が3階までいっぱいになるのを初めて見た。 
 
 母親らしい人が一番多かったが、中高生の姿も目立った。市長も来ておられた。内容は、身をもって体験してこられたことだけに、迫力があった。水谷さんがつぶした暴力団は二十数団体、刑務所に送った人は千人を超えるとおっしゃっていたが、とてもそんな猛者には見えない。 
 
 たんたんと語る口調、すらりとした体躯のどこにそれだけの力があるのかと思ったが、話を聴くうちに水谷さんの体全体から発する、死をも恐れぬ迫力がそうさせるのだと思った。 
 
 氏は子どもたちを叱ることがないという。子どもたちにがんばれということも怒鳴ることもしないという。ただ、あるがままの姿を受け入れるのだという。なぜなら、不完全なのが子どもなので、これまでにどんなに悪さをしてこようが、これから先改めれば良いだけだという。 
 
 現在、子どもたちの少なくとも3分の1は、きわめて危険な状況にあるという。追い詰めているのは、私たち大人だ。身につまされる話が随所にあった。あいちゃんと言われるエイズに侵された少女の話などは、涙なしには聴けなかった。水谷さんの話で、自殺を思い止めた子どもたちが相当いるのではないかと想像できる。 
 
 水谷氏は、子どもの側に寄り添うということを身をもって示されたいる。先日のヤンキー先生の話といい、親でありPTAとして教育の現場にも近い自分の立場として、とにかくもっとやらなければならないことがあることを自覚させられた1時間半だった。 
 

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