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   妊娠16週・死産   
   妊娠16週・死産   

Name: 陶子    ..bbtec.net
Date: 2005/04/12(火) 22:12
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Title: 妊娠16週・死産    
初めての妊娠で流産してしまいました。妊娠したときは流産なんて考えたこともなくて、実際病院に通っていたときも最初から赤ちゃんの心拍もみえていて、順調に育っているなぁと毎回感じていたくらいでした。でも、今回この経験をして、赤ちゃんが産まれるということは奇跡なんだと実感しました。

結婚式が控えていたため準備で毎週のように電車に乗って歩いたこと、仕事の後、夕飯をつくったり、家事をしたりして体を休めなかったこと、おなかが張っていたのに、「行ってたいしたことなかったらどうしよう」と、病院に行かなかったこと、すべてが悔やまれて、自分の責任だなぁと考えてしまいます。

流産する何日か前に切迫流産で自宅安静になってしまい、落ち込んでいた時期だったのですが、その日は16週に入って、「今日から5ヶ月だ!!」と喜んだ夜の出来事でした。
破水と出血で急いで病院に行ったら、「もう羊水が全然ない。これはだめだね。」と、先生にあっさり言われてしまい、本当に目の前が真っ白になったという感じでした。

あまりのショックに診察台から降りたとき倒れ、看護婦さんたちに起こされて、診察台に乗せられて泣き叫び、つきそってきてくれた母に「体を元にもどさなきゃ」「しっかりして」と言われてもまだ泣きました。信じられなくて、うそだうそだと思っていたら、即入院でした。
「子宮口がひらいていないから、手術は明日だね。」と先生に言われて、「なんの手術?」とわけのわからないまま病室に運ばれました。

かけつけてきた夫の顔をみてまた泣きました。その日は夫がつきそってくれたのですが、私はなかなか眠れず、うとうとしてもすぐに起きてしまい、破水したときのことを思い出してうなされました。赤ちゃん苦しかっただろうな…羊水が急になくなって呼吸できなくなったんだよな…。一晩中そんなことを考えました。

夜があけて分娩台に連れて行かれ、陣痛をおこして子宮口を広げ、赤ちゃんを出す手術
をすると言われました。つまり分娩と同じことをするということでした。手術は恐かったけど、赤ちゃんのほうが苦しかっただろうなぁ…。と思うと全ての痛みがとんでしまいました。
手術中はずっと泣きやめなくて、赤ちゃんに出てこなくていいよと、ずっと思っていました。
背中に麻酔をうち、4時間くらい分娩室で陣痛を耐えた後、少し眠りましょうねと、注射をうたれて意識が遠のきました。次に目が覚めたときは、「赤ちゃん出てきましたよ。ママの体を気遣ってか、すぐに出てきましたよ」と看護婦さんに言われました。お腹に手をあてたら、ふくらみがありませんでした。

「だんなさまを呼んで赤ちゃんを抱きますか?」と聞かれ、はいと答えるとだんさまが分娩室に入ってきました。タオルに包まれた赤ちゃんをふたりで抱き、泣きました。もう本当にごめんねと繰り返し言いました。苦しかったよねと言いました。看護婦さんに「ママのおっぱいを指でさわって、赤ちゃんの口にあててあげましょうね」と言われて、指で赤ちゃんの口に2、3回触れたら、まるでおっぱいを飲んでいるかのように口が動いたのを見て、声をあげて泣きました。顔がだんさまそっくりで、手も足も小さいけどちゃんとあって、なんでこの子が生きれらないのか、わからなかったです。

手術が終わっても病室でだんなさまと泣いていたら、婦長さんが、入ってきました。
「泣くだけ泣いてくださいね。声を出して泣いていいんですよ。手術中もずっと声を出さずに泣いていましたね。」と言われて、私は「昨日まで元気だったんです。なんでですか。」と泣いて聞くと、
「赤ちゃんの寿命だったんですよ。自分を責めてはダメですよ。神さまは、きっとふたりに試練を与えたんですよ。ふたりなら、きっと乗り越えられるから。ふたりにこの試練を与えたんですよ。だから今は、泣きたいだけふたりで泣いていいんですよ。」と言われました。

この経験をして、夫と絆が深まったと思います。私はずっと泣いて自分を責めて、夫はずっと私のせいではないことを繰り返してくれました。夫が泣いてるのを見て、悲しいのはわたしだけではないと思いました。

ふたりで庭にあの子のために木を植えようと、あの子はきっと天国で幸せに暮らしているからと、話せるまでに時間はかかったけれど、そう思えるようになれてよかったです。

今はまだまだ次のことまで考えられないけれど・・・。いつか、私にも元気なわが子を抱ける日がくると、信じています。

(掲載日:2004/10/8)





Name: こう    ..bbtec.net
Date: 2005/04/12(火) 22:11
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Title: 妊娠16週・死産    
私は、妊娠16週で死産しました。結婚して一年、待ちに待って来てくれた子供でした。

妊娠初期から出血したり止まったりしていました。それでも子供は順調に大きくなってくれました。でも16週に入った検診の後、水洋のおりものが続き、カンジタかもしれないとゆう事で膣座薬を処方されました。その後出血しだして、土日だったから病院にも行けず、家で安静に過ごし、月曜日に病院に行ったところ、金曜日まではあった羊水が全く残っていませんでした。胎児の心臓は元気に動いてるんだから大丈夫だと、信じていました。

翌日前期破水の疑いとの事で紹介状を頂き、大学病院に行きました。先生は「妊娠継続をしても、助かる確率はほぼ0です。医者は絶対が言えないから0だとは言えません。」と絶望的な事を言っていました。私はほとんど覚えていませんが・・・。子宮内に炎症があるから、このままだと母体も危ないと言われ翌日入院、子宮口を広げる処置をされました。またエコーで確認していましたが、胎児の心臓は動いていました。おなかの中で生きている我が子を殺す道しかわたしには残されていませんでした。

生まれてきた子供は本当に綺麗で、尊い存在でした。19センチ、120グラムの小さい子供。
私たちのところにきてくれてありがとう。守れなくてごめんねと繰り返しています。
あれから1ヶ月が経ちました。あの子が生きていた証を残したくて投稿しました。

(掲載日:2004/10/8)



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