ポコズママの会「私の流産・死産体験記」

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妊娠１6週・死産

２度の流産

Name: ayano ..bbtec.net
Date: 2005/04/13(水) 00:12

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Title: 妊娠１6週・死産
	2005年1月2日、突然、水のようなものが大量に出てきて急いで病院に行きました。病院について検診台に上がった時には大量の血に変わっていました。先生が破水して羊水がすべて出てしまった、と。でも赤ちゃんの心臓は動いていました。でも助けてあげられない。涙がとまらなかった。1週間前に検診で元気に動いてる姿みたのに。。。その日は病院に泊まりました。赤ちゃんが自然に出てくると思う、と言われ頭の中が真っ白で先生の説明も全然聞こえなかった。朝になっても赤ちゃんは出てこなかった。先生に薬で陣痛を起こすか、自然に出てくるのを待つか、と言われ私は自然に出てくるのを待ちました。2日たってもでてこなかった。その間も赤ちゃんは生きてました。それなのにどうして助けてあげられないの、なんでなんで。次の日これ以上待つのは母体によくないと言われ薬を使いました。隣の病室からは生まれたばかりの赤ちゃんの声がしました。陣痛が始まり分娩室に入り、とても痛くて痛くてでも生まれてくる赤ちゃんには命が与えられない。生まれた瞬間もうどうしようもなく泣けて泣けて。たった5ヶ月だけどママになれたことすごくうれしかった。こんなにツライけど旦那が側にいてくれてとても支えられました。いつか必ずこの手で抱きたい。（掲載日：2005/02/02）

Name: ひげこ ..bbtec.net
Date: 2005/04/13(水) 00:11

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Title: ２度の流産
	流産を経験するまで、妊娠・出産はコントロールできるものと思っていました。だから、結婚して１年は経口避妊薬で避妊し、落ち着いたころに初めて妊娠した時は、自分の計画のスムーズさに自己満足すら感じていました。２度の流産を経験して思ったことは、手術や前処置は痛かったし、苦しかったけど、もっとつらいことは、劣等感や挫折感、周囲の人たちの心無い言葉（無知によるものだと思いますが）でした。「ひょっとしたら、流産かもしれない」と病院で言われてから、手術をして、当たり前のように（見えるだけですが）周囲が妊娠出産していく中で、自分だけが喜びを味わえないという挫折感や女性として自分は不良品なのでは？という劣等感、彼にパパになる喜びを味わせてあげられなかったとか、自分だけが不幸なんじゃ・・・という延々と同じことを何度も考えて、泣いてということを繰り返して、「心がボロボロ」ってこういうことをいうんだなと思いました。２度目の妊娠でも胎のうが小さいといわれ、妊娠継続の可能性が８０％→５０％→３％と１週間ごとに下がっていった時、「３％の可能性なら、もう手術をして自分が楽になりたい」と思いました。結局、３％と言われてから４日後に出血をして進行流産したのですが、母親なら、３％の可能性だって自分の子供の命を信じるべきだったのでは・・・？と今でも悩みます。お正月に友人の生まれたばかりの赤ちゃんを見に行きました。高校時代から一緒にバカやってきた友人が母親になっていて、「自分の子供はかわいい」と言っている姿を見ると自分には母親になる資格、素養がないのではと思ってしまいました。自分と彼の子供は欲しい。でも、何のために赤ちゃんを産むのか、果たして本当に自分に育てられるのか、最近はそんなことを考えたりして、赤ちゃんがすごく欲しかったり、二人で暮らすのもいいかなと思ったり両極端の考えがぐるぐると頭の中を駆け巡っています。流産して、人のやさしさとか残酷さとかわかったこともたくさんあるけど、こんな経験はもう２度としたくありません。また、世間の人たちは流産に対して無知だなと感じました。うつ病などの精神疾患が最近世間でも認知されてきたのと同じように、流産に対してももっともっと一般の人たちにも知ってもらって苦しんでいる人がいるってことを理解してもらいたいと思います。少しでも私たちの苦しみ・感じてしまう肩身の狭さを楽にして欲しいです。このホームページで自分と同じような経験をした人がたくさんいるってことを知ってすごく救われました。（掲載日：2005/02/02）

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