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 2020年9月1日(火)
 PCR検査が進まないのは何故?
 新型コロナウイルスの感染者の増減に一喜一憂する日々が続いている。岐阜県は、このところ感染者0の日が続いていて…ほっとする。 
 
 でも、本当にゼロなのだろうか? 
 
 可児市選出の伊藤英生(ひでお)岐阜県議が、毎日岐阜県のPCR検査の数字と感染者(陽性患者数)、退院状況、後方施設状況、重症者数などを、県の資料をもとにFacebook上で報告してくれている。(8/31まで) 
 
 
 それによると8月28日 検査数21…陽性者0、8月29日 検査数7…陽性者4(ちなみに、この4名は全員可児市在住)8月30日 検査数10…陽性者0、8月31日 検査数14…陽性者0 
 
 どうしてこんなに検査数が少ないのだろう。検査数が少なければ、当然陽性者数も少なくて当然だ。 
 
 7月31日に岐阜県から出された「第2波非常事態」に対する緊急対策においては、医療福祉政策として「積極的PCR検査」として、現在1日当たりのPCR検査能力を464件から1000件に増やすとしている。 
 
 現状でも1日464件のPCR検査能力があるのに、1日10件程度しか検査しないというのはどういう理由だろうか? 
 
 可児市は、これまでのところ新型コロナ感染者数60名と、岐阜県の中では岐阜市に次いで2番目に多い。にもかかわらず私の周りでPCR検査を受けたという話を聞いたことがない。 
。 
 
 逆に陽性者と間接的な接点があり、保健所にPCR検査を要望したが断られたという話は聞く。いずれにしても、濃厚接触者のハードルが高く、よほどのクラスターが発生しない限り検査を受けれるようにはなっていない。 
 
 感染者数は、検査数を絞り込むことによってコントロール可能なのではないか。 
 
 全国的に見ても、東京や大阪など大都市ばかりが目立つが、肝心なのは何人検査して、どれくらい陽性者がいたかというデータだと思う。岐阜県で見る限り地方は検査数が著しく少ないのではないか。 
 
 報道機関もPCR検査能力の向上を言う割には、各県で実際にどれだけ検査されているかについて触れているのを私は見たことがない。 
 
 世界において、日本のPCR検査数の少なさが際立っている。英オックスフォード大学を拠点にする機関のデータによると、8月半ばまでの日本のPCR検査総数は146万3078件 千人当たりの検査数で12件だ。 
 
 これに対してアメリカは7015万5956件 千人当たり212件、イギリス1181万4098件 千人当たり174件、ドイツ926万5361件 千人当たり111件。 
 
 あまりにも日本は少ない。日本でも各界から政府に対してPCR検査の拡大の要請は常にあり、その能力は増強しているとの報道も多いが、実際に受けている人はそれほど増えているとは思えない。 
 
 市からもコロナ対策・対応について説明を受けるが、あまり要領を得ない。先日も市内の小中学校で、感染者が出て、それに対して教育委員会や保健師らがどのようなことをするのかと聞いたが、県から要請がないので何もできないという返事だった。 
 
 現場は可児市であっても、それに対応するのは県の保健所で、市の職員は同行さえしないのだという。可児市には保健所はなく、隣の美濃加茂市にあるが、可児市で起きていること対して、市の職員が何もできないのはどうなのかと思ってしまう。 
 
 ただ、これも法律による縛りがあり、新型コロナが指定感染症の2類ということになっているので、すべて県が主導で保健所が対策.対応しなければならない。 
 
 市には保健師が20名ほどいるが、コロナに関しては直接動くことはない。保健所の能力には限界があるのは明らかだ…だが、これも国の政策だからしかたない。今度、コロナ感染症2類から、インフルエンザ相当の5類への見直しが検討されるようだが、早くしてほしい。 
 
 目に見えない新型コロナは脅威だが、これもよくわからない「感染者数」の増減に左右され過ぎないようにしたい。インフルエンザがそうであるように、私たちは「感染者」はそこらじゅうにいるものとして、注意しながら生活や各種活動を立て直していくべきだと考える。 
 
 
 

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