++山根一男の徒然日記++
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9月 29日(火) 残念な街路樹剪定・伐採
9月 28日(月) 九月議会終了
9月 27日(日) 草刈りざんまい
9月 26日(土) よりそいネットワークぎふ・『居場所』交流 in中濃
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9月 23日(水) 噂の三勝屋
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9月 21日(月) エンゼルフィッシュの卵
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 2020年9月3日(木)
 一般質問 終わる。生活に困っている人等への支援は
 可児市議会6月定例会 一般質問7名が登壇した。あと残り3名は明日だ。 
 
 今日は1番目 冨田牧子議員(共産党可児市議団)◆新型コロナウイルス感染症対策に関連して  2番目山田喜弘議員(可児市議会公明党)◆行政手続きのオンライン化について 3番目中野喜一議員(可児未来)◆アスベスト問題について 
 
 4番目川上文浩議員(可児未来)◆可児御嵩インターチェンジ工業団地開発事業について ◆「可児の企業魅力発見フェア」の開催について 5番目伊藤健二議員(日本共産党可児市議団)◆土田地区の大雨・洪水対策のあり方 ◆新型コロナ感染症対策 6番目天羽良明議員(可児未来)◆市営住宅入居状況と今後の個別計画は… 
 
 と来て7番目が私 山根一男(立憲民主党市民の声)◆生活に困っている世帯や人等に対する支援はできているか(15時頃〜40分間)だった。 
 
 70回近く一般質問やってても、心から満足がいくことはない。当然満額回答もない。ただ、今回は何か具体的なことをやってほしいという質問ではなく、執行部のコロナ対策の一部分について問題点を指摘することにあった。 
 
 その目的はある程度は達成された。それはそうだ、一般質問しなければ、ほとんど表に出ないような数字等を白日にさらしたことになる。 
 
 ただ、今日は40分間ということで、かなり時間を意識した。実際、9問もあったので、後半は再質問をする時間もなくなり、聴く人からすると尻切れトンボみたいに感じたかもしれない。 
 
 今日の私の一般質問の趣旨と質問項目は以下の通りだ。 
 
質問趣旨  
新型コロナウイルス感染症に関して、『可児市総合支援対策』の一環として、生活に困っている世帯や個人等に対する支援が行われているが、本当に困っている人たちを網羅できているか。 
 
質問項目  
質問1 特別定額給付金事業において、最終的に生活困窮者への給付は行き届いたか。 
質問2 住居確保給付金の給付状況および今後の見込みは。 
質問3 傷病手当の支給は成されたか。 
質問4 市税の徴収猶予の状況は。 
質問5 国民健康保険税・後期高齢者医療保険料・介護保険料の減免状況は。 
質問6 市営住宅の一時提供・家賃減額・家賃徴収猶予の状況は。 
質問7 上下水料金の納付猶予の状況は。 
質問8 社協の新型コロナウイルス特別貸付が急増しているがどのように分析しているか。 
質問9 各種施策の利用状況の分析等から、今後必要な支援は何か。 
 
 何が問題か? 一番目に指摘したことは、全体的に利用者が少ないということ。 
 
 例えば質問2の住宅確保給付金は、延べ960人ほどの問い合わせがあったにも関わらず支給決定者は35人 
 
質問3の傷病手当の支給は、1名の申請があっただけ(岐阜県下では7件) 
 
質問4の市税の徴収猶予は、全市民が対象だが50件だけ 
 
質問5の国民健康保険税等の減免は、国保にかぎれば38人で約947万円 
 
質問6の市営住宅の家賃減額は、262軒の市営住宅在住者のうち4人だけ 
 
質問7の上下水道料金の納付猶予は、19件だけ 
 
ところが質問8の社会福祉協議会の緊急小口資金貸付(20万円)については、8/7時点で1377名の相談があり、739名に貸し付けており総額は1億4463万円。 
今も140名が相談待ちで、相談を受けるまでに3週間〜1ヶ月かかる。 
 
 問2〜問7までの可児市の新型コロナウイルス感染症総合支援対策と、質問8の社会福祉協議会が行っている(原資は国)制度との落差があり過ぎる。 
 
 可児市の生活に困っている人等にたいする新型コロナ対策の各種施策に対して、押しなべて利用者が少ないのは、政策に魅力がない(あまり役に立たない)か周知がされていないかだ。多分両方だと思う。 
 
 周知方法については、どの施策もほぼ、市のホームページに載せました、市の広報紙に載りましたくらいで、一部、納付案内に載せましたというだけ。 
 
 例えば、これは残念ながら時間が無くて指摘できなかったのだが…質問6の市営住宅の家賃減額というのは、昨年よりも収入が下がったという用件はあるものの、誰だって家賃が下がれば嬉しいはずだ。 
 
 それが4人しかいない。いったいどれだけの人が普段から市のホームページを見るだろうか?減額対象は市内11か所の市営住宅に住む住人262世帯だけなのだから、そこに回覧なり、お手紙なり、張り紙をすれば周知できる。それはしていないという。 
 
 政策・施策というのは、それを利用する人がおり、そのことによって課題が解決されることによって評価される。極端に言えば利用者ゼロとかだと、ないも同然、絵にかいた餅というやつだ。 
 
 新型コロナ対策緊急支援 第1弾として、とても期待された支援対策だが、数字を見る限り、あまり多くの困っている人々の心には響いていないように感じる。もっとも、これらの政策は可児市だけでなく、ほとんどの自治体でやられているようだ。オリジナリティはほとんどない。 
 
 政策・施策を批判するのは誰でもできる、私も議員という立場であり評論家ではない。議場でも最後に伝えたが、大切なことはこれからどうするかということだ。 
 
 この3か月間の新型コロナ対策がどれだけ有効に機能しているかを踏まえた上で、さらに住民から喜ばれる施策、困っている人に寄り添う政策を、議員側からも提案していく必要を強く感じた。 
 
 
 

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