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 2012年2月11日(土)
 総理、増税よりも競り下げを!
 友人とか後輩とか言うのも少し気が引けるが、大阪時代ボランティアで一緒に仕事をしていた村井宗明衆議院議員が、『総理、増税よりも競り下げを!』というタイトルの本を出した。 
 
 1997年温暖化防止京都会議(COP3)で、一緒に京都市内を行進したときはサルの着ぐるみを着て、皆の注目を引いた。当時は同志社大学の学生だったが、誰よりも多くの学生を動員した。 
 
 日本全国から京都に向けて自転車キャラバンを走らす「列島縦横自転車エコリレー」では一緒に大阪府を受け持った。私がはじめて市議に立候補するときには可児まで足を運んでくれた。 
 
 その後、民主党に就職し、2003年の衆議院議員選挙でふるさと富山に帰り見事初当選した。小泉旋風が吹き荒れた2005年の選挙でも持ち堪え、当然2009年の総選挙で三選。現在は衆議院災害対策特別委員会の委員長を務める若手のホープだ。 
 
 村井宗明氏HP↓ 
http://www.murai.tv/ 
 
 「競り下げ」という言葉はあまりなじみがなかったが、この本を読むと官民価格差を解消し、大きな財源を生み出せる「鉱脈」だと思った。 
 
 というより、何故このようなことが「官」においてはまかり通るのか不思議だ。村井氏のHPの映像で国会答弁の模様も見ることができるが、官僚の心理構造はどうなっているのか分らなくなる。 
 
 岐阜県の裏金問題でも、お金の処分に困った県職員がお金を焼いた話を思い出す。予算は消化してしまえば、また次の年度に入ってくるのだ。民間の感覚とは明らかに違う公務員の金銭感覚(すべての公務員とは言わないが…)を憂える。 
 
 競り下げというのは、たとえ競争入札で一番安い価格で引きあてても、さらに安い価格をつける業者があれば、そちらが落札するしくみ。価格を吊り上げてゆくオークションの逆パターンだ。 
 
 2011年3月23日の内閣府によるコピー用紙の競り下げでは、開始価格5900万2690円が、8回に渡る価格提示により4820万1750円と18%も安くなった。 
 
 また、政府の基準では小額随契というのがあって160万円以下の物品取引などは、その実態が掴めていない。その数、2008年で国が結んだすべての契約156万件のうち、89%の138万件がその小額随契で、財務省ですらその実態を把握していないという。 
 
 信じられないずさんさというしかない。恐らく官僚の壁が相当厚いのだろうが、ぜひ野田総理にはこの壁を破ってほしい。消費税増税は避けられないとは思うが、同時にコスト削減を徹底するのは当然のことだ。 
 
 この「お役所価格」というのは、地方自治体にもあると思う。議員がもっともっとチェックしなければならないのは当然として、公務員に本当の危機意識があるのなら、1円でも価格を下げる工夫をしてほしい。
 

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