++山根一男の徒然日記++
山根一男HP 〜やまネット〜

山根一男掲示板

11月 30日(水) 議会初日…今日は、会議四つ
11月 29日(火) 十二月議会一般質問通告
11月 28日(月) 十二月議会の論点
11月 27日(日) 第7回かにNPOフェスタ
11月 26日(土) 帷子ユニックフェスティバル
11月 25日(金) 議会基本条例特別委員会
11月 23日(水) 二つの感動
11月 20日(日) 第26回可児川豪雨災害行方不明者捜索活動
11月 19日(土) 下呂行き鈍行列車
11月 18日(金) マツバギク冬支度
2011年 11月
 日 月 火 水 木 金 土
- - 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
- - -

 

 2011年11月1日(火)
 エキスパートスタッフ養成セミナー・岐阜2
 今日は『中間支援組織・エキスパートスタッフ養成セミナー』岐阜会場第2日目である。午前中にはNPO法人Gネット代表 秋元 祥治氏とNPO会計に詳しい税理士 保木 陽三氏のレクチャー。 
 
 午後からは『言葉工房』主宰・大阪ボランティア協会が出版する、日本で一番古い歴史を誇る市民活動情報誌『ウォロ』の編集長を7月まで務めておられた吐山継彦氏の講演とワークショップだった。 
 
 Gネットの秋元氏は、岐阜市柳ヶ瀬に生まれ、10年ほど前まだ学生の頃からNPOを起業し、今では取扱い額年間6000万円にも上るNPO法人に仕立て上げた根っからの起業家である。 
 
 以前から面識はあったが、今日の講演を聞いてますます彼のすごさが分った。また、話し方も上手でまるで落語を聞いているような場面もあり、聞き手を飽きさせない。 
 
 NPO法人Gネットは、学生たちの起業へのインターンシップ等を手掛ける事業型NPOである。職員8名、ボランティアスタッフが30名ほどいて、いずれも若い。(ほとんど20歳代)秋元祥治氏は、経済産業省「地域産業を創りだす33人の演出家たち」に選ばれており、岐阜から全国に発信し続けている。 
 
 おそらく彼は、通常の起業家としても成功しただろうが、NPOでそれをやったところがすごい!彼の話を聴くと、おそらく大半の方はこれまでのNPOに対する認識が変わるだろう。 
  
 NPOは儲けてはいけないわけではなく、儲けを分配してはいけないだけで営業活動等は普通の企業となんら変わらない。ただ、ひとつ押さえておかなければならないことは、企業は儲けるために存在しており、NPOはミッション(団体設立の目的・使命)を実現するために活動する。 
 
NPO法人 G‐net HP↓ 
http://www.gifist.net/ 
 

 午後からは3時間半に渡り、吐山 継彦(はやまつぐひこ)氏の講演とワークショップだった。吐山さんとは大阪ボランティア協会時代(15年ほど前)に『市民プロデューサー養成講座』の企画時に一緒に仕事をした。 
 
吐山継彦氏紹介HP↓  
http://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7964.htm 
 
 『言葉工房』を主宰されているだけに『言葉』に対する思い入れが深い。インターネットが普及した現在のほうが、新聞雑誌の全盛時代よりもさらに「言葉」の持つ重みが増したと言い切っておられた。 
 
 実は吐山氏は、10年ほど前、可児にも3〜5回(回数の記憶はあいまい)くらい来られたことがある。 
 
 現在の可児市NPO協会(かにNPOセンターの運営団体)を設立するにあたり、私はその準備委員会の代表をやっていたことがあり、市からの要請をうけ市民公募で応募してきた委員のNPOへの認識を高めるための研修を吐山さんに依頼したのだ。 
 
 『融合のマジック』これはビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーの関係性を表現した言葉だったそうだが、そのことをNPO界で広めているのが吐山さんだ。 
 

 終盤に行ったワークショップでも、その言葉が現実となった。今日知り合ったばかりの5人がグループを組んで、たった1時間で中間支援に関するイベント等の企画を練り上げるというものだが見事にそれができた。 
 
 吐山さんは昔、べ平連で大阪城公園に5万人の運動家を集めたという闘志でもある。65歳にはとても見えない。意気軒高で世の中を変えてゆくために常に前を向いて歩き続けている方だと思う。
 

>> 返信

NEXT>> 3日 平成23年度可児市功労者表彰式


| 携帯用 | | RSS | | 検索 | 

++ Powered By 21style ++