++山根一男の徒然日記++
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11月 28日(月) 十二月議会の論点
11月 27日(日) 第7回かにNPOフェスタ
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11月 18日(金) マツバギク冬支度
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 2011年11月6日(日)
 かにかも 高校生有志33名 陸前高田へ
 朝9時から、地元若葉台自治会主催の「歩け歩け大会」に参加した。毎年恒例で今年も460名もの住人が応募した。460名という数は単純に計算すると若葉台の人口3200人の約15%にも及ぶ。 
 
 距離は4kmと4.7kmの2コースで私は長い方を希望した。最後にお汁粉のサービスがあったりするが、単純な歩け歩け大会にどうしてこれほど多くの参加者があるか未だに分らない。他の地区はどうなのだろう? 
 
 10時30分からは、西可児駅前パレ・マルシェを中心に青少年育成市民会議帷子支部の恒例行事で、駅前やスーパーの前で道往く人に啓発グッズである使いきりカイロを手渡した。 
 

 14時からは少し足の不自由な母親を連れて、可児市文化創造センター(アーラ)に行き、可児ウィンドオーケストラ第14回定期演奏会に行った。この吹奏楽団は、一昨年前の可児市民ミュージカル「あいと地球と競売人」で音楽を担当してくれた楽団だ。母はとても喜んでくれた。 
 
 そして、19時からは同じ可児市文化センター(アーラ)の2Fデジタルアート工房にて、来る11日夜発、高校生対象陸前高田市行きバスの参加者説明会を行なった。 
 
これまでに桂川博文代表を中心に、可茂地区(可児市・可児郡・美濃加茂市・加茂郡)の9つすべての高校に呼びかけたところ68人からボランティア希望の申し出があった。 
 

 12日が学園祭当日である可児工業高校と、帝京可児高校(私立)を除く7校から応募があり、抽選の結果33名の高校生を選ばせてもらった。特に加茂高校・美濃加茂高校(私立)・八百津高校は二桁の応募があり、競争率は高かった。 
 
 内訳は可児高校(2名)・東濃高校(3名)・東濃実業高校(2名)・加茂高校(11名)・加茂農林高校(3名)・美濃加茂高校(9名)・八百津高校(3名)である。 
 
 申し込み者の約8割近く、参加決定者の7割近くは女性徒だ。加茂高校では10名近い女性徒が、1人で申し込んで来た。すごい覚悟だと思う。それにしても女性パワーの凄まじさはこの年代からしてそうなのか…と男としては少し淋しい気持ちになった。 
 
 先日の民主党の浜松での研修で、元外務省官僚の東郷和彦氏は、最近の若者(主に男子か?)はウォシュレットのない国には行きたがらないと嘆いておられたが、そんな兆候が高校生の段階で顕われているのかもしれない。 
 
 それはそうと、この自ら手を挙げて、選ばれし高校生たちは陸前高田市に行って何をやるか?もちろん復興支援ではあるが、最近の状況としては単純なガレキ処理などの作業依頼は減ってきている。 
 
 そこで、去る10月23日付けの中日新聞他で第一面で紹介された『桜ライン311』の植樹作業を手伝わせていただくことになっている。これは市内の津波到達線173kmに10mに一本くらいの感覚で桜の木を17300本植えるという遠大な計画だ。 
 
桜ライン311 HP↓ 
http://www.sakura-line311.org/ 
  
 これは津波で奥様を亡くされているにもかかわらず、壊滅状態に陥った陸前高田の復興に命をかけておられる戸羽太市長(46歳)の近著で厳しい冬の終わりを告げる桜を被災地に植える夢に共感した地元青年団の団長を務めておられた橋詰琢見氏(34歳)ら有志10名ほどで企画したという。 
 
 ボラバスねっと・かにかも代表の桂川さんは、いち早くこの団体と連絡を取り、岐阜県から行く高校生たちにこの作業を手伝わせてほしいとお願いしたところ、快諾していただいた。 
 
 単なるガレキ処理などのボランティアでは、同じところにまた行ってみようという気にはなれないかもしれないが、若い高校生たちが植えた桜は、いつか彼らが大人になり子どももできた頃、これはお父さん達が植えた桜だよ…と言ってやれるのではないかと思う。 
 
 17300本もの桜の木の植樹には苗木の購入だけでも1億円以上のお金がかかるとされている。当然、穴を掘ったりする労力も必要だ。 
 
 岐阜県には、昭和41年今は廃止されている名古屋と金沢を結ぶ266kmを走る旧国鉄バス名金線沿いに30万本もの桜を植えることを夢見た名金線車掌、故佐藤良二さん(享年47歳・昭和52年没)という偉大な先輩がいる。 
 
『さくら道』名金線車掌 佐藤良二さんのこと↓ 
http://www.bbt.co.jp/bspe/index120.html 
 
 各務原市の桜の回廊計画もある。可児加茂地区の高校生たちの行動が、岐阜県中、いや日本中の復興を願う人たちの心に火をつけてくれることを願う。 
 
 高校生33名を乗せたバスは、11月11日金曜日の19時頃、可児市役所駐車場を出発する。  
 
 

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