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 2011年2月10日(木)
 水源汚染問題ネットワーク・可児 市長面談
 14時に市長と面談するアポを取っていた。『水源汚染問題ネットワーク・可児』といって7年前に可児市久々利地区の新滝ヶ洞溜池で魚が大量に死んだ事件を機に生まれたグループである。 
 
水源汚染問題ネットワーク・可児の解説http://www.news.janjan.jp/area/0702/0702029304/1.php 
 
 私は当初からこの問題に関わり続けていて、この件に関する一般質問も何度もやった。任意団体ではあるが、これもNPOである。NPOにもいろいろあるが、行政と距離を置くというか、敵対してきた経緯のあるグループである。 
 
 前の市長では考えもしなかったが今回冨田成輝市長は快く会っていただけることになった。席上、市長から「過去において職員の不適切な言動や対応があったとしても、それは首長がそうさせていたことであり、全責任は現在の首長である私にある」と言って深々と頭を下げられた。 
 
 これには私もほろりとしてしまった。ここ2年ほどは、問題の久々利大萱・大平地区に念願の水道が引かれるということもあって、少しトーンダウンしている感があるが、それまでの運動は熾烈なものであった。 
 
 県の公害審査会に提訴したり、国土交通省に情報公開請求をしたり…マスコミに報道依頼したりと闘争の歴史がある。事態が完全に解決したわけではないのだが、感情的なわだかまりは市長のこの一言で氷解したように私は感じた。 
 
 首長に一番必要な資質は誠意ではないだろうか。公務員に限らず前任者のせいにして逃げるリーダーが多い中で、冨田市長のこの態度は立派だと思った。 
 
 新滝ヶ洞溜池の水質汚染問題に関しては、あまりにも膨大な経緯があったので、ここでは語りつくせない。今回、会が市長に手渡した文書を文末に転記することでご理解いただきたい。 
 
 この件に関して今月24日に久々の対策協議会が開かれる。ご関心のある方はぜひ傍聴を申し込まれたい。 
 
 以下転記↓↓↓ 
 
 可児市長 冨田成輝 様 
       《要望書》 
 平成15年(2003年)4月26日、久々利大萱地区の新滝ヶ洞ため池に放流された魚1000匹の死亡により、水質汚染事件が発覚しました。それからすでに7年が経過しています。 
 これは、国土交通省の直轄事業である東海環状自動車道建設に伴なう五斗蒔トンネル付近の掘削残土を、可児市が富士カントリーゴルフクラブから借地して、地域住民の水源である簡易水道付近の谷間に残土埋立地として利用したところから、始まりました。 
 埋立残土を通して出る水に有害物質が含まれていることがわかったのです。 
 国土交通省が行った道路建設工事で、本来、事前の予測調査と十分な対策を取っていたならば、防ぐことができた筈のものでした。 
 十分な対策を取らず、残土を河川上流の谷間に埋め立てたその責任は重大ですが、可児市もまた、残土1トン当たり、1170円のお金を貰い、企業から借地した谷間に、平成12年(2000年)9月〜平成15年(2003年)4月まで約88.7万立方メートルの残土を仲介した責任も一方ではある筈です。 
 しかも地元住民には、事前説明も何の協議もなく埋立てられたことは、情報公開に反するというより隠蔽にあたります。 
 
 この事件が起きるまでは、河川の水で米作りなどをしていましたが、事件後は、この水系にある稲作は休田しており、常に水質の監視、調査を行っています。今もそれは続いています。 
 私たち、この山里に居住していいる住民は、もとの何事もなかった頃の谷川の水に回帰させてほしいと願っています。 
簡易水道の安全性確保は、上水道を付設することで、ひとまず解消されようとしていますが、環境破壊、河川汚染の問題は、未解決のままです。 
 河川上流に常に監視、点検を怠れない水処理プラント施設が存在し続けなければならない状況は異常です。 
 また、残土埋立地の地震による崩落や、水害による決壊を心配しながらの生活は、とても安全、安心とは言えません。 
 
 冨田市長さんに於かれましても、この山奥の問題に関心を持ち、目を向けて頂きます様、また、是非一度現場の視察をして頂けますようお願い致します。 
(以下6行略) 
  
                         平成23年2月1日 
 
               水源汚染問題ネットワーク 
 
                代表  梅田 裕孝 
                    可児市久々利 298-2
 

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