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 2011年2月12日(土)
 息子がブータンへ
 今年大学を卒業する長男大典(だいすけ)が、九月から2年間ブータンに行くことになった。海外青年協力隊というやつだ。福祉系の大学で教員を目指していたが、採用試験には落ちてしまった。 
 
 自分で進路を見つけてきた。小学校の教員になるにしても、海外での経験を子どもたちに話してやりたいという動機で、JICA(国際協力機構)に応募した。試験があり、第一志望はタンザニアだったが、ブータンという通知が来た。 
 
ブータン王国HP⇒ 
     http://www.iip.co.jp/bhutan/ 
 
 2年間、約9万円ほどの給料が日本国内で出る。現地での滞在費は別に出るので、帰国後はまとまった貯金ができていることになる。なかなかしっかりした選択だと感心した。 
 
 それにつけても、息子がそういう進路を取るとは意外だった。ブレイクダンスに明け暮れ、海外旅行なども興味がないように思っていた。そんな息子がタンザニアを希望するとは驚きだったが、嬉しくもあり心配でもあった。 
 
 自分も大学生の頃、父に一年休学して海外を放浪したいと願い出た経験があった。その時は、説得され結局大学4年の夏休みにシベリア鉄道に乗ってロシア(当時はソ連)経由、全ヨーロッパ〜アフリカの一部〜タイの75日間ユーラシア大陸一周の旅で終わった。 
 
 だから息子から2年間海外に行きたいと言われても反対できなかった。ただアフリカは不安だっただけにブータンはありがたい。私はブータンには行っていないが、今までに行った二十数カ国のうち、一番印象深いのがブータンの近くのネパールだ。 
 
 今でもネパールには心の一部を置いてきてしまったので、いつか取りにいかなければならないと思っている。ブータンはさらに素朴で、物質的にはかなり貧しいが、幸福度は世界一を目指している国だという。 
 
 息子は首都ティンプーの小学校の体育教員として、子どもやブータン人の先生に教えるらしい。あちらでブレイクダンスがあるのか、そういったものは禁止なのか分らないが、もしかしたらブータンでのパイオニアになれるかもしれない。 
 
 日本には徴兵制はないが、まるで青年海外協力隊はそれと二重写しになった。もともとボランティアの根源の意味は志願兵である。息子は戦地へ赴くわけではないが、親の立場からすればタンザニアもブータンも未知なる世界で、大げさにいえば生きて帰って来られるのか心配である。 
 
 一緒に可児川豪雨災害の行方不明者を捜索している方の中に、何度もJICAの派遣で海外に行っており、65歳になる今年も2年間の予定でモザンビークに行くという人がいる。 
 
 その方の話によると、それほど危険な地域には行かないという。ただ、文化の違いからかうつ病になる人が結構多いという。ただ、ブータンはとても過ごしやすい国で大丈夫だろうとのことだ。 
 
 心配は尽きないが、親にできなかった息子の挑戦を支持したい。日本を代表しての国際貢献の最先端で経験を積み、人間を磨いて来てほしい。
 


  非常に勇気ある選択ですね。
山根さんもさぞかし悩まれた事と思います。
JICAに関しましては昨年の「事業仕分け」において非常識な給与形態に端を発し、その存在意義が問題視された組織であります。
その辺の状況を少し頭に入れつつ、活動するのも良いかと・・・
思いましたが、何も知らない方が夢があっていいのかな?

それにしても2年は長いですね。
私の経験では新鮮な環境に感動し、楽しめるのはせいぜい2、3週間まで。
1ヶ月を過ぎた頃からは”早く帰りたい”と思うようになります。

とにかく健康には細心の注意を払い、絶対に無理をしない事。
そして、どうしてもつらくなったら帰国する事。
若い人はどうしても「自分で決めた事だから」と意地を張ってしまいがちですが海外で、しかも意思疎通が十分にできない地域ですから自己判断を最重要視しないで、「諦める事は負ける事ではない」、と割り切る事も必要です。

なにはともあれ、同じB−BOYとして頑張って来て頂きたいと思います。
レオン ..3/1 15:31(火)
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