++山根一男の徒然日記++
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 2011年3月10日(木)
 一般質問&質疑終了
 ほぼ予定通り14時50分から、私の番が回ってきた。質問したのは、以前にこのブログでもお知らせした「障がい者の未来を明るくするには」と「学校でのいじめを根絶するには」の二件だった。 
 
 自分としてはあまりいい点数はつけられない。せいぜい65点くらいか、メインに考えていた「いじめ」のほうが、昨日の山田喜弘議員と今日の小川ふき議員の二人に、先に触れられてしまっていたのが痛い。 
 
 しかし、最後のほうにやる限り、そういったことは覚悟している。障がい者のテーマでは、可児市役所の障がい者雇用率が2.02%で、公的事業所の義務である法定雇用率2.1%を割り込んでいることを明らかにしたことは、ポイントになるかもしれない。 
 
 つい最近、障がいを持っていた職員が退職したためらしいが、一人辞めたくらいで法定雇用率が達成できないなんていうのは、怠慢というしかない。 
 
 模範となるべき、可児市役所がそういう状態なので、市内に本社のある従業員56名以上の企業の障がい者雇用率は、わずか1.26%という低いレベルだ。民間企業の法定雇用率は1.8%なので、かなり低い。 
 
 この質問は、ある方から可児市役所には車椅子の職員とかいないけれど、障がい者ちゃんと雇っているの?という素朴な質問があったことがきっかけだ。その人曰く、現在の民間企業はかなり厳しい。民間企業では無理でも、市役所の1Fの市民課や福祉課の受付くらいはできる車椅子の人はいるんじゃないの?ということだった。 
 
 確かに、可児市役所は障がい者を雇っているが、ペースメーカー等外見では分らない障がい者が多い。車椅子の方はいないし、精神障がい者はいないし、知的障がい者はひとりだけだ。 
 
 その方曰く、過度の生産性を求められない市役所こそ、そういった障がい者を雇うべきで、市民との接点となる窓口に車椅子で働く方がいれば、市民の市役所や障がい者に対する見方も変わってくるだろうという意見だ。 
 
 私もそう思った。豊橋市役所では精神障がい者の方がメールサービスをやっていたし。事故などで下半身不随になってしまった方など、窓口業務ならこなせるという方はきっといるはずだ。 
 
 もう1点知ってていやみな質問をした。それは平成23年までに、福祉施設から一般就労する障がい者を4人つくるという目標を「可児市障がい者計画」のの中で立てていたが、達成できるのか?と聞いた。 
 
 この場合、福祉施設とは知的障がい者の作業所ふれあいの里可児である。 
ここには30名以上の知的障がい者が勤めているが、いわゆる福祉的就労という単純作業が中心で給料は1ヶ月1万円程度だと思う。 
 
 結局、ここを出て一般就労できた方は、たった1名、それも市役所勤務である。とうてい4名は無理だという。国から押し付けられた目標であり、当初から難しいとは思っていたが、やはり無理だった。それにしても、答弁を聞いても本当に努力したのかどうかは疑問だ。 
 
 市役所が本気なら、あと三人ふれあいの里可児から障がい者を雇用すれば、目標も達成でき障がい者雇用率でも法令順守できる。市役所が率先して障がい者を雇用してそのノウハウを蓄積しないと、民間はとても市役所の言うことを聞かないだろう。 
 
 一般質問の内容を全部書いていたら夜が明けてしまうので、この辺にしたい。質疑は私一人だけで、議案第28号可児市ペット霊園の設置の許可等に関する条例の制定について、質疑した。この件も重要な案件なので、できれば別の機会にお知らせしたい。
 

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