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3月 20日(日) 第16回行方不明者捜索活動
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 2011年3月20日(日)
 第16回行方不明者捜索活動
一時期に比べたらだいぶ暖かくなった。今日は、午後から雨という予報であったが、それまでの間今まで地上からの捜索が十分にはされていない、木曽川左岸犬山市栗栖(くりす)地区への上陸作戦を行うことになった。 
 
 9時30分に、美濃加茂市の岐阜ボートライセンススクールのアルミボートを載せて、4tユニック車が集合場所である木曽川下流域自然公園駐車場に来てくれた。 
 
 集まった人数も、前回よりはかなり多くなった。行方不明の佐藤正二さんの勤め先の会社の方が、8人ほど来てくれたのが大きい。全部で30名以上になった。 
 
 そのうち16人程がボートによる犬山市栗栖地区への上陸作戦に参加すべく、対岸の木曽川右岸坂祝町役場付近に移動した。皆でボートを担ぎ上げ、川べりまで運んだ。 
 
 ライン下りで有名な木曽川である。流れが速いことは見れば分る。しかし、そこはボートライセンススクールの教官である。自在に操船して、私も含め計11名を前人未踏の木曽川左岸栗栖地区へ運んでくれた。 
 
 行方不明の佐藤正二さんの娘さんなど女性3名も渡った。特に上流部は3m近い笹の薮で、1m進むのにも難儀する状況だった。それでも、いろいろな漂着物があり今日こそは見つかるのではないかと期待が持てた。 
 
 奥さんが行方不明になっている細田さんのグループが骨を見つけたが、どうもそれは猪のものだったようだ。 
 
 実質3時間足らずの捜索時間で、結局手掛かりは何も掴めなかったが、今まで捜せなかった場所に足を踏み入れたという満足感は、行方不明者のご家族にもあったと思われる。 
 
 ただし、数kmに渡る川岸を10名ほどの人数では十分には捜せない。ぜひもう一度捜したいのだが、次回4月10日以降は岐阜ボートライセンススクールのほうも繁忙期に入りなかなか難しい。 
 
 もう一つの方法は、鳩吹山山頂から木曽川左岸へ下りるルートがあるが、これには道無きルートを薮こぎしながら2時間近くかけて行くことになり、行って帰るだけでかなりの体力を消耗すると思われる。 
 
 しかし、ボートで渡れない以上その方法も検討する必要がある。もう一方のチームは、可児川の木曽川合流地点の掘削作業だったが、こちらもかなり掘り進めたが手掛かりは見つからなかった。 
 
 結局何の成果もなかったのだが、今までには不可能だった地点の捜索ができたという点では、多少の充実感があった。でも、やはり見つからない以上今後もさらに捜索活動を充実させてゆくしかない。 
 
 東北関東大震災でも相当数の方がまだ行方不明となっており、たいへん気掛かりだ。一人でも多くの生存者がいる奇跡を信じたい。また、水の中や土の中にいらっしゃるなら1日も早く、ご家族の元に返してあげたい。 
 
  
 
 

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