++山根一男の徒然日記++
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5月 29日(日) 岐阜コミュ二ティ創造大学 開校記念講演
5月 28日(土) プレゼン・会議・報告会
5月 27日(金) 可児市セクハラ裁判 第5回口頭弁論記述
5月 26日(木) 六月定例議会 初日は31分で終了
5月 25日(水) 通算29回目の一般質問通告
5月 23日(月) 夏休み地域児童クラブモデル事業検討会
5月 22日(日) 復興支援ボランティアバス
5月 21日(土) 第17回若葉台よもやま大学終了
5月 19日(木) 明日から東北へ
5月 18日(水) 県庁記者クラブ
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 2011年5月29日(日)
 岐阜コミュ二ティ創造大学 開校記念講演
 ついに雨が降った。梅雨入りということであれば仕方ないかもしれない。 
 
 というのは、今日は第20回目の可児川豪雨災害行方不明者捜索の予定日だった。昨年9月から、過去19回、雪は二度ほどあったが、雨で流れたことは一度もなかった。だが、これだけはっきり雨が降ると中止するしかない。 
 
 
だが、この雨の中でも第30回目となる可児市消防操法大会は、午前8時から市役所駐車場で行われた。行方不明者捜索は午前9時30分からなので、それまでの間、開会式と地元3-4分団の競技は応援することができた。 
 
 9時半に可児川下流域自然公園の市営駐車場に行った。行方不明者のご家族の方など数名は集まった。今後のことなど、雑談して分かれた。正式には6月4日(土)19時15分からアーラ(可児市文化創造センター)和室で第21回目となる運営会議で話し合う。 
 
 さて、捜索活動が中止になり、午後2時からアーラ美術ロフトで開催された 
冨田成輝可児市長による岐阜コミュニティ創造大学記念講演と15時からの大学の開校式に心おきなく参加できた。 
 

 冨田市長は、ちょうど操法大会が終わった直後で、昼食もまともに食べる間もなく消防の防災服のまま演壇に立たれた。 
 
 ちょうど1時間『参画と協働による市民中心のまちづくり』をテーマに講義をされた。ほぼ一番前、真正面で聴いていたが、終始笑顔を絶やすことなく、本当に分り易い言葉で話された。 
 
 記念講演を聴きに来た方は100名を超えていた。私のとなりは岐阜コミュ二ティ創造大学の講師のひとりで名古屋から来ていた女性だったが、しきりに感心して可児市の市長は柔和で説明責任をしっかり果たしているとべた褒めだった。 
 
 1時間という限られた時間だったが、もちろん原稿などはなく子どもの頃の話から、現在の日本や可児市が直面している課題、財政的な見通しや、代表的な10の政策公約について説明された。 
 
 話の組み立て方がとても上手い。『情報公開と対話』『職員のやる気向上』がキーだという。人口減少時代を迎えているのに、私たちは未だに右肩上がりの時代の感覚が色濃く残っている。 
 
 意識の変換が大切である。ただ、縮小モデルと言っても、何でも切る訳ではなく、必要な投資はしてゆく。何よりも人が財産であり、人が住みたくなるまち、それはとりもなおさず、今住んでいる住民の満足度の高いまちである。 
 
 『可児市の財政状況と新しい取組み』という、7ページの小冊子を用意して、今後の可児市の財政状況などを、目で見える形で説明された。 
 
 高齢化に連動して、増え続ける介護や医療費に対して、人口は減少し税収は横ばいであることがすぐ分る。なんでも行政にお願いする時代ではない。自分たちでできることは自分たちでやるのが当たり前なのである。 
 
 昔から日本はそうだった。ただ、高度成長期のほんの一時期だけ異常だったのだ。…参画と協働による、市民中心のまちづくりが何故必要なのか…多くの方の腹に落ちた講義だったと思う。 
 
 

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