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 2011年9月25日(日)
 陸前高田市災害ボランティアセンター
 行く前から分っていたが、24日はかなり多くのボランティアが陸前高田市に入った。その数、1200人!バス30数台だ。相当、広いセンターかと思えば市の中心部からかなり離れた場所に、決して広くはない土地にプレハブ建てで運営さてれいた。 
 
 今まで、宮城県の岩沼市と石巻市の災害ボランティアセンターに行っただけだが、ここ陸前高田市の災害ボランティアセンターの運営の素晴らしさには感嘆するばかりだった。 
 
 
まず、午前8時15分から全体ミーティングがあり、社会福祉協議会事務長やセンター責任者、救護班などからの話がある。全員といっても、多くは各ボランティア団体の責任者クラスで、それでも150人くらいはいる。 
 
 8時30分から、受け付開始で、初めての個人の方、2回目以上の個人の方、団体に分れ、マッチング(依頼事項と作業者)のあと、オリエンテーションがありバスの中までセンタースタッフが乗り込んで来て、丁寧に説明してくれた。その後、器材を割り振られてから出発する。 
 
 作業中もセンタースタッフが回ってきて、何か困り事はないかと聞いて回る。作業終了後、器材を返すのと作業報告のために、再びセンターに帰るのだが、センターを出るところで、数人のスタッフがありがとうの看板を掲げて、心から手を振ってくれた。 
 
 これには目頭が熱くなった。また来たいと思った。陸前高田市災害ボランティアセンターは、地元の社会福祉協議会メンバーに全国各地から派遣されて来た社協職員にボランティアが加わり30人くらいで運営しているというが、まさに心からの受け入れ体制で、全国からこれだけ支援に駆けつけて来るにも訳があるということが分った。 
 
 私たちの割り当ては、市内を少し外れた海岸で、津波の被害を受けた田畑のガレキ処理と草刈りだ。草刈り機を持ち込んでいたので、私は3時間くらい草刈り機を回していた。といっても30分に1回は休憩がある。 
 
 最後に、少し歩いて海岸まで行ったが、そこはまったくの手付かずの場所で、復興の槌音などまったくない。これは、陸前高田市の中心街もまったく同じで、ガレキの多くは撤去されているものの、巨大な空き地、荒地が広がっているだけで、いっこうに復興の槌音は聴こえてこない。 
 
 多分、壊滅的な打撃を受けた陸前高田市において、中心部の今後の青写真ができていないことが大きいと思う。改築や新たに建て直したくとも、見通しが立たないからだろうと推測する。 
 

 写真は、津波でなぎ倒された防波堤だ。こんなに暑いコンクリートブロックが波にあたったくらいで、ここまで破壊されるというのが、どうしても理解できない。現場に行くと、目で見たことが一瞬頭で理解できないことが多い。 
 

 コンクリートが粉々になって、土台しかない場所に子どものおもちゃがそっと置いてあった。これで遊んでいた子がどうか無事であることを祈りたい。 
 
 
 

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