++山根一男の徒然日記++
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9月 29日(木) 明日の討論原案
9月 28日(水) (財)自転車駐車場整備センター
9月 27日(火) 日本ライン共和国国民交流会議
9月 26日(月) 苦渋の選択
9月 25日(日) 陸前高田市災害ボランティアセンター
9月 23日(金) 運動会・災害視察・そして陸前高田へ
9月 22日(木) 25日に西可児駅周辺を美しくする会【告知】
9月 21日(水) 再び豪雨災害(台風15号)
9月 20日(火) 総務企画常任委員会 傍聴
9月 19日(月) 可児やすらぎの森
2011年 9月
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 2011年9月28日(水)
 (財)自転車駐車場整備センター
 あれこれ考えあぐねるよりも、先ず行動すべきだと、午前中、名古屋市名駅にある財団法人自転車駐車場整備センターを尋ねた。昨日、電話で責任者の方とお話しているのだが、もう少し詳しい情報が欲しいと思った。 
 
 名鉄新名古屋駅から5分ほどのビルに入っている。電話の問合せ等に答えるオペレーターは他の場所にいるのか、男性数名のこじんまりした事務所だった。アポなしで行ったのに丁寧に対応していただいた。 
 
 (財)自転車駐車場整備センター(以下センター)は言うまでもなく、この度の可児市の可児駅自転車駐車場を建設し、今後25年間の約束で自転車駐車場の管理運営を委託する事業者である。 
 
 自転車駐車場整備センターHP⇒     http://www.jitensha.jp/ 
 
 
 東京・大阪を中心に全国で直営管理622ヶ所、受託管理15ヶ所、指定管理142ヶ所で、50万8千台の自転車や原付を預かっているセンターだが、実は岐阜県は可児市が第一号である。 
 
 センターの平成22年度の決算額は、支出ベースで98億8千万円。可児市の自転車駐車場の1億7千万は、さほど大きな額とはいえない。ただし、中部圏はこれまでの実績ではあまり多くはない。 
 
 ここで確認できたのは、センターから東西それぞれの利用料金や管理体制など細かい提案がされたのは7月26日であり、それに対して可児市は8月2日に合意文書を送っている。ちょうど市議選の真っ最中だ。 
 
 この時はじめて、駅東は月額2000円、駅西は月額1800円など…細かい取り決めがされた。なので、これ以前には実際の運用に基いた、運用や利用料金などの詳細な検討はできなかったことになる。 
 
 また、自転車駐輪場のオープン時に、行政側の自転車の放置禁止区域などを定めた条例が施行されていなかった事例として、昨年10月1日にオープンした春日井市の勝川駅東西自転車等駐車場があることを知った。 
 
 この駐輪所周辺での、放置禁止地区などを定めた条例が施行されたのは翌23年の3月1日のことだった。早速、春日井市の交通対策課に電話して聞いてみた。 
 
 勝川の場合、駅から500mほど離れたところに、市の無料駐輪場があり、駐輪場オープンにより多少放置自転車が増えたものの、条例施行後はほとんどなくなったという。 
 
 センターが整備するような大規模な駐輪場は、やはり都会中心だし、それぞれの地域にはそれぞれの事情がある。ちなみに、勝川の場合利用料は、可児と同じ一時利用100円、一ヶ月2000円だが、学生割引がない。バイクも50cc以下で月3500円、50〜125ccでは4500円ということだ。 
 
 午後からは、可児市役所で明日の議会運営委員会についての打合せがあったが、それは30分くらいのもので、ずっと過去の資料とか市の条例集など調べ続けた。行政手続法について総務省行政管理局(行政手続・制度調査室)に電話で問合せもした。 
 
 議案45号『自転車等の放置の防止に関する条例の制定について』(以下、自転車放置防止条例)私には、可決した翌日から施行ということが、どうしても引っかかる。 
 
 この条例案には第7条には、自転車を撤去する場合において必要があるときは、当該自転車と工作物を繋いでいる鎖等を切断することができる。としている。撤去保管された自転車を返却してもらうには、撤去保管料1000円(原付2000円)を支払わねばならないとされている。 
 
 このような市民にとって不利益処分となる条例を、一般に周知期間と目される、公布日から施行日まで1日でもいいのだろうか?総務省担当課長の見解は、国として地方公共団体の条例について不法とか不適切という判断は難しく、むしろ議会の場でそのことの妥当性は協議されることではないか…というコメントをいただいた。 
 
 確かにその通りで、市の行政手続条例を見ても、さすがに公布日から施行日までの間を何日おいたらいいか…などとは書いていない。 
 
 あと、自転車放置防止条例(案)の根拠法であると思われる『自転車の安全利用の促進及び、自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律』の中で、自転車等駐車対策協議会を立ち上げることが努力義務ではあるが、可能だとしている。(可児市はそれをやっていない。)  
 
 調べてゆくといろんなことが分って来る。自転車放置防止条例(案)の上程が遅くなったのは、7月15日から8月3日までのパブリックコメントを実施した為だというが、それが議案成立から施行日までの間を1日しか置かない理由にすべきではない。 
 
可児市役所パブリックコメントのページ↓ 
http://www.city.kani.gifu.jp/view.rbz?nd=343&ik=3&pnp=178&pnp=223&pnp=343&cd=3167 
 
 私は前期は建設経済委員でもなかったので、ここまでの詳しい経緯について不承知である部分が多い。しかし、議員としてアンテナを立てていればそれ相当の情報は入って来たはずだ。 
 
 それを怠っていたことは深く反省する。しかし、たとえ過去に話し合ったことだとしても、事件は今起こっている。自分自身に置き換えてみれば、今まで何十年もタダで停めてきたのを、選択の余地もなく、いきなり有料化され、指定した駐輪場に入れなければ、鎖を切ってでも持って行かれてしまう…という構図では行政不信が募ることは明らかだ。 
 
 もう少し余裕が必要だと考える。それとともに、それは過去に話し合ったことだから…と、現実に起きつつある市民の不満や怒りに耳を貸さず、周知期間の設定がない、この自転車放置防止条例を全会一致で認めるようでは、議会に対する不信感をも助長してしまうと思う。 
 
 午後4時が、30日最終採決日の討論通告締めの時間だった。私はずいぶん久しぶりに議案に反対の書面を出した。当日は、どれだけの議員が同調してくれるか分らない。私一人かもしれない。たとえ一票でも選挙戦で市長を支えてきた私が反対票を投じることは、よほどのことだと思っていただきたい。
 


  パホーマー
X ..9/29 8:28(木)

  >センターから東西それぞれの利用料金や管理体制など細かい提案がされたのは7月26日であり、
>それに対して可児市は8月2日に合意文書を送っている。ちょうど市議選の真っ最中だ。
 
>この時はじめて、駅東は月額2000円、駅西は月額1800円など…細かい取り決めがされた。

 合意契約自体は8/2かも知れませんが、
その前の3、6月の建設経済委員議事録には、料金に関しても充分話し合われ結論が出ていると伺っております。
私は確認していませんが。

 
 山根掲示板でも去年12月から、2,000円等の案が書かれております。
 
 良く解かりません。
山根さんの意志として予算案賛成と言う事は
駐輪場も賛成(2,000円等料金も賛成)
の意味と思います。

 K議員ブログに対する解かりやすい反論
よろしくお願い致します。
職員等 ..9/29 12:44(木)

  所詮パホーマンスですから・・・


居眠りしてたのではないですか???
X ..9/29 16:23(木)
>> 返信

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