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   人工死産、流産   
   7週 完全流産   
   14週 人工死産   

Name: h.y.i    ..catvnet.ne.jp
Date: 2016/03/18(金) 02:14
  返信  引用  編集 
Title: 人工死産、流産    
付き合って間もない彼との間に出来たあかちゃん。
親には当初反対されましたが、籍を入れ、月日とともに周りにも受け入れられつつあったとき、検診で首のむくみを指摘されました。
染色体異常の可能性が高く、羊水検査をしましたが、結果は違いました。
しかし骨が発達しない病気であることがわかり、生まれても長く生きられないため諦めるという選択もあると言われました。

泣き続け、私たちが決めた結果は死産でした。
5ヶ月になっていました。
陣痛を起こして普通分娩で出産した小さな我が子は、小さい以外なにも変わらない、普通の男の子でした。
しかし、先生から見るとやはり胸囲が小さかったようでした。

その後3ヶ月で次の妊娠をしました。
心配ばかりでしたが、あかちゃんは順調でした。
もうすぐ6ヶ月というとき、私は脳出血を起こして倒れました。
何年も前から脳に腫瘍があったらしく、そこからの出血でした。

幸い軽度のもので意識はありましたが、それ以上の出血を抑えるための薬を入れながら妊娠を継続するということ、また、妊娠した体で頭の手術をするということが、今の医療では未知の世界だとの説明を受けました。
また、出産まで私の命が持つという確証もなく、主人や親、みんながあかちゃんを諦めるように諭しました。
死んでも産む、と言っていましたが、残された側の気持ちを考えると突き通すことが出来ず、結局私は諦めることを自分で決めました。

普通分娩に耐えうる体ではないので、全身麻酔の帝王切開で男の子をうみました。
火葬にも立ち会えず、私は1週間後に開頭手術を行いました。
大きな後遺症もなく終わりました。

そして10ヶ月後、妊娠しました。
しかし1ヶ月で流産しました。
腹痛の中でそのまま出てきてしまいました。
先生に言われていた期間より早く妊娠したから帰ってしまったのだろうか、と自分を責めました。

もうしばらくは子供を作らないでおこうと考えていましたが、4ヶ月後、私はまた妊娠しました。
驚きと、嬉しさと、何よりも不安でした。
母子手帳をもらっても、大丈夫と言われても、安定期に入っても、胎動を感じてもずっと不安でした。
7ヶ月のときパートを辞めたとたんに切迫早産になり2ヶ月入院しました。
38週で、予定帝王切開で男の子を出産しました。

この子は、私たちを夫婦にしてくれた1人目の子と、
私の病気を知らせてくれた2人目の子と、
私に休むよう教えてくれた3人目の子、
みんながいたからうまれた命です。
いまでもこれで良かったのかと思うときがあります。
でも、すべては自分で選択してきたことです。
間違っているという人もいるでしょうが、私にこれからできることを与えられた命で全うしていかねばならないと思っています。





Name: はれママ    ..home.ne.jp
Date: 2016/03/12(土) 17:57
  返信  引用  編集 
Title: 7週 完全流産    
第二子を望んで、しばらくしてから検査薬で陽性反応。
5週で病院にいくと胎嚢が確認できず、子宮外妊娠が疑われると言われ、不安な日々を過ごして3日後に再診。
胎嚢が確認でき、電話で主人に報告したときは嬉しくて涙があふれ出ました。

毎日お腹の赤ちゃんに「愛してるよ」「順調に育って生まれてくるんだよ」「パパもお姉ちゃんもみんな待ってるよ」などと話かけたり、家族4人になる生活を想像しながら幸せな日々を過ごしていました。

その1週間後の夜、鮮血の出血が始まりました。
流産という言葉が頭をよぎり、ネットでいろいろ検索して、自分は腹痛がないし出血もそこまで多くないから大丈夫、お腹の子にも「がんばれー!しがみついてるんだよ」と何度も声をかけました。

翌朝診察し、まだ子宮内に赤ちゃんがいることが確認できたときは、とても安心しました。
安静指示のため主人に家事や子守をまかせ、なるべく横になっていました。
しかし出血は一向に止まらず、増える一方。
もうだめかもと思いながらも、きっと赤ちゃんも頑張ってくれると信じました。

翌朝ズズズッとお腹の中で何かが降りてくる感覚があり、目覚めると、陰部に少し痛みと違和感を感じました。
トイレに行き座ろうとした瞬間、するっと塊が出てきました。
ふわふわの膜に包まれたそれは、すぐに赤ちゃんだとわかりました。
そのときはなぜか冷静にその子を手に取り、自然と「がんばったんだね」「えらかったね」と声をかけている自分がいました。

主人は会社に行ってしまったあとだったため、すぐに電話をかけて、赤ちゃん出てきちゃったと伝えた瞬間から涙が止まらなくなりました。
その後娘が起きてきて、1歳になりたてで言葉もまだ話せないのに状況がわかっているのか、しばらく大泣きしていました。
「ごめんね、赤ちゃん出てきちゃったの」と伝え、娘を抱きしめました。

出てきた赤ちゃんを持って病院にいきました。
子宮内はきれいになっているため手術は必要ないとのことでした。病理に出した赤ちゃんは返してもらえないかと聞きましたが、それはできないとのことでした。

帰りにお花を買って帰り、家族の写真の横に飾りました。

まだ、ここ数日のことのため、現実を受け入れられていません。
目覚めるたびに夢じゃなかったんだと思ってしまいます。
思いつめて辛い時間のほうが多いのですが、
赤ちゃんは一旦お空にかえっただけでまた戻ってきてくれると前向きな気持ちになれるときもあります。

短い間でしたがお腹にいてくれた赤ちゃんはたくさんの幸せをくれました。そして命の尊さを教えてくれました。
主人、娘をこれからも大切に思い、お空にいった赤ちゃんが戻ってきてくれるのを家族で待とうと思います。





Name: のりママ    ..bbtec.net
Date: 2016/03/07(月) 23:11
  返信  引用  編集 
Title: 14週 人工死産    
初めての妊娠は悪阻もほとんどなく、順調でした。
次年度の仕事の相談や、産前産後の生活など、少しずつ準備を進めているところでした。
2回目の検診で、お腹の上からのエコーが見づらく、超音波検査の内診をしていただいたところ、赤ちゃんの頭部に異常が見つかりました。
無脳児の可能性が高いということで、すぐに人工死産を勧められました。
いろいろ考えた結果、セカンドオピニオンとして、別の病院でも見ていただきましたが、同じ診断でした。

赤ちゃんのためにも、自分のためにもと納得して赤ちゃんとお別れすることになりました。なんだか悪い夢を見ているような気がしました。夢ならいいのにと、何度も思いました。

入院前には、病院の助産師さんが赤ちゃんとのお別れの準備なども丁寧にご指導くださいました。
そのおかげで、落ち着いて入院の日を迎えられました。
陣痛促進剤を使ってから約8時間後、予定日より6ヶ月も早く赤ちゃんと対面することになりました。
かわいい男の子でした。
私や夫のこと、病院の先生や看護師さん、助産師さんのことも考えてくれたのか、早く産まれてきてくれました。

赤ちゃんは無脳児、脊椎も上手に形成されていませんでした。
でも、にっこり笑った口元と鼻筋は確かに私たちの面影を宿していました。
前日に作った洋服を着せ、布団に寝かせてあげました。
助産師さんにとっていただいた手形足形は大切な宝物です。
分娩当日は安心感と疲労で早く寝てしまいましたが、次の日からは喪失感で押し潰されそうでした。
幸い夫が仕事を休んでくれ、母と妹も駆けつけてくれたので、心強かったです。
1週間後に、仕事に復帰しました。
仕事をしている間は、辛さから逃れることができます。

なぜ私たちなのだろう、真っ直ぐ生きてきたのに何がいけなかったのだろう、などと考え、ネガティヴになってしまうことも多いです。
妊婦さんを見て羨んでしまう自分に嫌気がさすこともあります。
身体は回復していますが、こころの回復にはまだ時間がかかりそうです。
周りは、もう大丈夫そうだね、とか、次がんばりなさいなどと言います。何も言わない人も、きっと私はもう平気だと思っています。
周りに甘えられず、弱みを見せられないので、ここに書き込みたいと思います。






 
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