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   早期胎盤剥離   
   21週 水頭症   
   19週 死産   

Name: 蒼史のお母さん    ..so-net.ne.jp
Date: 2018/08/22(水) 11:02
  返信  引用  編集 
Title: 早期胎盤剥離    
2018年6月22日23時66分
この日のこのとき、蒼史が生まれて天国に旅立ったときです。

臨月近いせいか、2、3日前から便秘気味でした。
22日の深夜に便意を感じたのでトイレに行くと出ない。
また、便意を感じていくけど出ない。
そんな繰り返しで、朝を迎えました。

朝になると吐き気が出始め、トイレにこもるようになりました。
夫から心配されましたが、私は「大丈夫。便秘なだけだから仕事へ行って」と、夫を会社へ送り出しました。

私はいつまでも改善しない便意にしびれを切らして、思いっきりいきんでしまいました。
おそらくこのことが原因だったのではないかと、今では思います。
そのあとから痛みが徐々に出始めて、9時ぐらいになると腹痛でのた打ち回るようになりました。
それでも、いままでの検診で「順調です。まったく問題はありません。お母さんがちょっと太り気味なことぐらいですね」と言われていたので、何も心配せず、便さえ出れば全てがよくなると楽観視していました。
頭痛の時に産院でもらった痛み止めを飲んで、無理矢理眠ったりして過ごしていました。

その後、お昼になっても夕方になっても出る気配がなく、痛みはひどくなる一方でした。
18時になって、さすがに病院に相談してみようと思い、電話をかけて病状を話すと「急いでタクシーを使って病院に来てください」と言われました。

処置室で看護師さんにエコーを見てもらいました。
その時にはもう、右向き以外で寝ると悶絶するほどの痛みが来るようになっていました。
その様子を見て看護師さんがこう言いました。
「お母さんの痛みは赤ちゃんの痛み。痛いならすぐにでも産院に来ないと。お母さん失格だよ」
その後来た医師が、なんども機器をおなかに押していました。
場所を変えて何度も何度も。
それから医師は言いづらそうに「赤ちゃんの心音が止まっている」そういいました。
私はわけわかりませんでした。
昨日まで当たり前にそばにいて、激しくおなかを蹴っていた息子が。
「そんなわけない」という私に医師は「おそらく早期胎盤剥離です。多分痛くなり始めたころから始まって、午前中にはもう。ここでは処置ができないので、大学病院に連絡します。」
そういって部屋から出て行きました。

そうこうしているうちに看護師が呼んだ夫が来て、夫に状況を伝えました。
夫も驚いていましたが「きっと大丈夫だよ。ちゃんと生きてるよ。俺たちの子供だよ。」と言ってくれました。
私はその言葉にすがりつき「生きているんだ。死んだりするわけがない」と心の中で祈りながら救急車で大学病院へ運ばれました。

そこでも同様のことを言われましたが、信じませんでした。
緊急手術を受けて、気がづくと病室でした。
そこへ夫が蒼史を連れてきてくれました。
ものすごく可愛くて、かつて祖母が言っていた「子供を初めて見たとき、こんなにかわいいものがこの世にあるなんて、とそう思った」と。私も同じことを思いました。
目に入れても痛くないとはこの事なんだなそう思いました。
ですが、私たちの蒼史はうぶ声を上げることはありませんでした。

その後の処理はすべて夫がやってくれて、私は1週間入院して家に戻ってきました。本当はもっと長くいるように言われたのですが、どうしても、と、30日に退院しました。
この日は蒼史を旅立たせるための日でした。
葬儀場へ行くのは夕方だったので、夫と私と蒼史とで海を見に行ったり、散歩したり、絵本を読んだり、精一杯3人の思い出を作りました。
病み上がりには蒼史が重たくて、よくこんなに育ってくれたねと思ったものです。

いざ納棺となると惜しげもなく号泣しました。
「なぜこんなにかわいい息子を手放さなければいけないのか」
怒りでいっぱいで、悔しくて、止めどない悲しみでした。

いまでも、あの時こうしていればとか、夫に頼んで病院へ行っていれば助かったのかもとか思う日々ですが、
少なくとも蒼史は泣いて臥せってばかりいる両親を見て喜ばないと思い、夫は仕事場へ復帰し、私は今就職先を探しています。
天国で蒼史にあった時、胸を張れるように頑張るつもりです。
願わくば、また蒼史に会えるようにといつも思っています。 





Name: さなえママ    ..au-net.ne.jp
Date: 2018/07/25(水) 23:25
  返信  引用  編集 
Title: 21週 水頭症    
生理不順、鈍い性格の私が妊娠していることに気付いた時には20週になっていました。
主人が私に「太った?」と聞いてきたのがきっかけでした。
「子どもはいらない。2人で一緒にいようね」といつも話していたのに、検査薬で陽性反応が出た日から主人も私も笑顔で
「男の子かな?女の子かな?どっちでも元気で明るい子に育ってほしいね。」と話していた数日後の検診。

「エコーみますね」と言った次の瞬間、先生の表情が曇り、すぐに他の先生を呼ばれました。
一緒に来ていた主人も待合室から呼ばれ、お腹の子が水頭症、片手が欠損している可能性が高いと言われました。
生まれても重度の障がい、長く生きられない可能性もあることを聞かされ、しかも気付くのが遅かった為、短期間で選択しなければならないとのこと。

3日間考える時間をもらって、2人で決めたのは子どもとの別れでした。
出産当日、痛がりの私を気遣ってくれたのか、驚くほどの早さで生まれたさなえちゃんは、とても可愛い女の子。
さなえちゃんの顔を見た主人が「こんなに可愛いのに、なんでウチの子が・・・」と、泣きそうになりながらポツリと言った直後、どこかの部屋から元気な泣き声。
羨ましさと悲しさで何も言えなくなりました。

さなえちゃん、元気に産んであげられなくてごめんなさい。
そして、主人と私の子どもになってくれてありがとう。
パパとママはさなえちゃんが大好きだよ。





Name: かけるママ    ..ocn.ne.jp
Date: 2018/07/13(金) 10:42
  返信  引用  編集 
Title: 19週 死産    
結婚8年目にして不妊治療の末、ようやく授かりました。
妊娠初期から出血が続いたので安静に過ごし、ようやく安定期の5ヶ月に入った矢先に突然の破水。
お腹の中には全くと言っていいほど羊水は残っていませんでした。
それでも懸命に心臓を動かしている我が子。
出血も止まらず、このままだと私の命も危ないと、泣く泣く出産しました。
この世にこんなに静かで悲しいお産があるなんて初めて知りました。

その後、奇跡的に自然妊娠で息子を授かり、今は元気に1歳を迎えました。
お兄ちゃんが導いてくれた命を大切に毎日育児に奮闘しています。当時、このサイトを毎日見てとても心の支えになりました。
とても辛い経験をしましたが、すべて意味がある事だと思えるようになり、ゆっくりでいいので前を向き日々を過ごして行って欲しいです。神様はちゃんと見てます。






 
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