ポコズママの会「私の流産・死産体験記」

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２度の流産

20週2日

Name: みち ..infoweb.ne.jp
Date: 2011/07/22(金) 21:53

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Title: ２度の流産
	結婚して半年過ぎた頃、初めて妊娠が分かりました。陽性反応がでたことを主人に報告するだけで、嬉し恥ずかしの状態で、幸せでいっぱいでした。初診の前日から茶褐色の出血、当日には生理程の出血。結局赤ちゃんは見えず、化学的流産となりました。いろんなことを後悔し、自分を責め、泣いてばかり。私の赤ちゃんはどこへ行ってしまったのだろうかと、考えていました。主人は私を励まし、支え、常に楽しませようとしてくれました。時間はかかりましたが、気持ちも落ち着き、生活を楽しめるようになった頃、二度目の妊娠が判明しました。一度目と最も違う事は、今までなかった腰痛と、明るくならない気持ちでした。腰痛は、後に妊娠によるものとわかりましたが、喜びよりも不安が明らかに優っていました。陽性になったことを告げて、喜んでくれる主人とは反対に、泣いてしまい、不安しか口にだせない私。「妊娠した事は確かなんだ、喜ぼう」と言ってくれ、涙ながらも笑顔にはなれました。エコーで胎嚢が確認できたとき、<妊娠おめでとう>と書かれたファイルを渡されたときの喜びは、何とも言えませんでした。病院の帰り道、車の中で一人笑っていた自分がいました。次は２週間後。きっと７週目くらいだから、心音確認できるかな。なぜか性別は女の子だと夫婦の希望で勝手に決めつけ、名前も決めて、楽しみでしょうがありませんでした。次の診察の直前、少しチクチクと腹痛がありました。次第に強くなり、頻回になってきて、茶褐色の出血がはじまりました。心配で病院に電話したところ、「安静にするように」「増えてきたりしたら病院へきてください」と言われました。心配でしたが、きっと大丈夫だと信じていました。しかし、出血は増える一方、翌日病院へ行きました。信じられない言葉を聞きました。「あと半日か一日後に流産するでしょう。自宅で安静にしていてください」「塊が出てきたらそれをもってまたきてください」先生は何を言っているのか・・・流産の予告？そんなことがあるなんて。無知な私は知りませんでした。頭の中は真っ白、心の中は停止状態。それでも、どうやって持ってくるのか、見たらすぐにわかるのか、などと、冷静に質問する私がいました。自分だけど、自分じゃないみたいでした。泣いても泣いても腹痛と出血が止まらなくて。主人は仕事中だし、両親にも、友人にも妊娠した事すら言っていなくて。誰を頼ればいいのか、誰に不安をぶちまけたらいいのか。病院をでて３時間を過ぎた頃、激しい腹痛と吐き気に襲われた次の瞬間、ずるっと何かが出るのがわかりました。真っ赤な塊・・・私の赤ちゃんでした。泣きながら、また自分じゃないみたいな自分が、丁寧にその子を包み、病院へと電話してくれていました。エコーには何も写っていませんでした。ついさっきまであった、腰痛や腹痛、吐き気さえも、うそのようになくなっていました。何もかもがあっという間の出来事に感じ、エコーを見ても涙が流れず、また自分じゃないみたいでした。エコーを見ながら先生が、「一人で耐えてたの？つらかったね」と言ってくれた瞬間、「あぁ、私つらい」「悲しいよ」「私の赤ちゃんどこにいったの？」「どうしてこんなことになったの？」もう涙が止まりませんでした。病院でも、車でも、家でも。何をどうしてすごしていたのか。そのとき見ていたエコーはもらえませんでした。家事も仕事もしていました。重たいものを持ったことも、階段の上り下りも、１時間立ちっぱなしのときも、寝不足な日だってありました。妊娠にもっと早く気づいておとなしく生活して、仕事量も軽くしてもらっていたら、対処できたことたくさんあったのに。なによりもあの時、もっともっと、もっともっとたくさん喜んであげられていたら、育ってくれてたのかな。本当にごめんね。心配だよ、不安だよ、なんていってばかりのお母さんのもとに生まれるのは赤ちゃんだって不安だったよね。本当にごめんね。何度言っても、もう戻ってきてくれないんだよね。今更だよね。今でも、後悔も自責の念も涙も消えることはなくて、波のように訪れます。楽しいことや嬉しいことがあっても、私が楽しくて幸せになってはいけない、って思ってしまいます。誰とも話したくない、会いたくない、生きていたくもありません。でもそんな私を、主人も、妊娠・流産を知った両方の両親も心配してくれて、元気付けてくれようとしてくれます。ごく親しい友人に話したら、一緒に泣いてくれました。そんな人達の温かい心に支えられ、私は赤ちゃんの後を追わずにすみました。波はまだ続くけれど、今は、短い間でも私を母にしてくれた赤ちゃんへの感謝でいっぱいで、やっぱり二人の赤ちゃんが欲しい、愛したいというを芽生えさせてくれました。また、私のところへかえってきてね。待ってるから。次は笑顔で迎えるからね。安心して、私のところへきてね。

Name: ゆきまま ..docomo.ne.jp
Date: 2011/07/18(月) 05:35

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Title: 20週2日
	優也くん、私たち夫婦を選んでくれてありがとう。今回は突然で、きっと怖い思いをさせてしまいましたね。ごめんね。７月１５日パパとお昼寝していて、寝返りを打った瞬間、大量に出血しました。私はすぐに総合病院に連絡したけど、断られました。近くの個人病院に連絡して診てもらったけど、総合病院へ行けといわれて、たらい回しにされました。呆然としてるパパを尻目に、出血しているのに入院の荷物をまとめました。やっと着いた総合病院、そこで、すでに羊膜が見えていると言われました。「厳しいかもしれない」と。でも優也くんは、元気にお腹を蹴っていました。処置室へ移動して、腹部エコーに写ったあなたは、いつもと変わらず元気でした。なのにその瞬間、羊膜が体外に出てきてしまいました。一気に狭くなった袋の中で、必死で生きようと動く姿を、ママは見ました。それが優也くんの元気な最後の姿でした。そして分娩台に連れていかれました。すぐに破水して、陣痛が始まっていました。優也くんはまだお腹に居たかったのかな？逆子だったあなたの頭がママの固い子宮口に引っ掛かって、苦しめてしまいました。３時間も。きっと怖かったし、辛かったと思います。綺麗には産んであげられませんでした。でも、産まれてからずっと、パパとあなたを抱きしめていたよ。見つめていたよ。３５０ｇ、２４ｃｍパパにそっくりな鼻の高い男の子。昨日、お花とお菓子をいっぱいつめた箱に入ったあなたを、お空に見送りました。雲一つない青空。迷わないでお空に帰れたよね。今日は、供養をしてもらおうね。パパとママは優也と一緒に居たくて、納骨はしないことにしました。お墓に入るときは一緒に入ろうね。あなたの小さな、でもしっかりとした骨を見て、たくさん泣きました。優也がちゃんと生きていた証だよ。短かったけど、幸せをくれました。ありがとう。今はあなたの事が大好きで夫婦で毎日泣いています。でも、時間はかかっても、また笑顔であなたが選びたくなるような仲良し夫婦に戻るからね。寂しくなったら、優也がいるお空を見上げるよ。それと、たくさん疲れたと思うので、ゆっくり休んでください。そして、また仲の良い私たちの元に帰ってきて欲しいと願っています。大好きな優也くんへ。

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