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   7週 完全流産   
   6週 初期流産   

Name: 天ちゃんママ    ..mesh.ad.jp
Date: 2013/06/08(土) 22:16
     削除 
Title: 7週 完全流産    
妊娠検査薬で2回目の陽性反応を確認してから、産婦人科を受診しました。

胎嚢の大きさが少し小さめだけど、2週間後に受診するときには、赤ちゃんの大きさから予定日なども分かるでしょうと言われました。
「ただし、このまま大きくならないなら流産となります」とも言われましたが、だいたいの妊婦さんにこのように言っているんだろうと思っていました。
先生からの「おめでとうございます」という言葉が忘れられません。

前年に入籍はしていたものの、お互いの仕事のために離れて暮らしており、3月下旬の結婚式、私の退職を経て一緒に暮らし始めた矢先の出来事で、びっくりしたというのが一番大きな気持ちでした。

失業給付を申請しようとしていたところに妊娠が判明したので、延長申請とするためハローワークで延長理由を話し、書類に予定日や母子手帳のコピーを付けなければいけないことを知りました。
この日は書類だけもらって帰宅して、早く母子手帳が欲しいなあと思っていました。

5月10日
この日以降、前日以前と腹痛の感じが変わりました。
今までは弱い下腹部痛が時々という感じが、腹部全体で強い痛みが頻繁にあるという感じになりました。
このときはわかりませんでしたが、今思えば、この日くらいから流産が進んでいたと思います。

翌日、赤ちゃんの予定日を聞くのを楽しみに受診しました。
それなのに・・・
前回の受診時より胎嚢は大きくなっているものの、心拍が確認できず、赤ちゃんの姿も見つかりません。
胎嚢の大きさも小さく、流産の可能性が高い。
念のため1週間後の再診で確定できるであろうとのことでした。
茶色のおりものがあるが、子宮の壁からの出血ではないから大丈夫とも言われました。

流産が実感できなかったのか、頭が混乱していたからか、診察室で涙は出ませんでした。
ただ、説明している先生の顔を見たら泣いてしまう、という気持ちはあって、途中から先生の顔は見れなくなっていました。
待合室に戻ってからもぼうぜんとして、早く家に帰りたい、そんな気持ちでした。

家に帰ってからは布団に突っ伏していましたが、何故だかいつもみたいにご飯つくらないと、と昼食だけは元気なふりして作った覚えがあります。
結局、長く続かずこの日から泣いて過ごしました。

5月13日の午後から茶色のおりものが増え、腰痛が強くなってきました。
30分も座っているとつらくなってきます。

この日は健康診断を受診しており、問診票に「妊娠していますか」の項目がありました。
3回の問診で「今、何週ですか?」と聞かれたり、精神状態の項目で引っかかり、流産の確定診断待ちの状態であることを話すことになったりして、その度に泣いてしまいました。

運動をするプログラムもあり、健診の病院での医者の指示で見学になったのに、インストラクターに上手く伝わっていなかったようで、見学理由を聞かれ「妊娠していて」としか答えられず、帰り際に「赤ちゃんがんばって」なんて声をかけられたりしてまた泣いてしまいました。

翌日の夕方、出血が鮮血にかわり、量も多くなってきたので、心配になって受診しました。
妊婦さんに会いたくないので車の中で待機し、最後の患者が帰ってから受診することにしました。
胎嚢の様子は前回と全く変わっておらず、出血は流産が始まっているからで、今日、明日のうちに流産するかもしれないとのこと。

帰宅後、さらに腹痛がひどくなり、立っておられず、膝から崩れました。息もできず、脂汗が出るほどの激痛に襲われ、そのうち出血したのを感じ、トイレへ行きました。
大出血の中にレバー状の塊が多数あり、動くたびに出血がひどくなります。
トイレの中を見ると4〜5cmくらいの薄いピンクの胎嚢らしきものと、いくつかに分かれた血の塊。

胎嚢が出た時の感触は、明らかに血の塊の時と違って弾力と大きさを感じました。
赤ちゃんだとすぐに分かりました。
病院に電話して指示を仰ぐと、子宮内容物をビニール袋に入れて、翌朝一番に外来受診するようにとのことでした。

電話をしている間に、うそのように腹痛がひいていきました。
数時間前、病院で胎嚢が確認されたのがうそのようでした。
その後、夕飯を食べ、シャワーを済ませ、就寝するものの、再び強い腹痛が襲ってきてあまり寝られませんでした。

朝になって受診すると、子宮の中身はほぼ出ていて、完全流産との診断が下りました。

数日は、子宮が元に戻ろうとする痛みで、かなり強く苦しみました。10日ほどで出血がおさまりました。
心身ともに痛い思いをたくさんしましたが、赤ちゃんには本当に幸せな時間をくれたことを感謝しています。

流産してから1か月が経とうとしています。
普段の自分だったらきっと気にならない、ほんの少しのショックですぐに心のバランスが崩れて泣いてしまいます。
おまけに、友人知人も誰もいない知らない土地、主人は2週間の出張のために不在で、寂しくなってきてしまい…こんな場があったことに感謝しています。
一番心に響く言葉は経験した人からの言葉です。





Name: m    ..panda-world.ne.jp
Date: 2013/06/07(金) 13:50
     削除 
Title: 6週 初期流産    
ママは19歳、大学2年生です。
パパは26歳の社会人で、私たちは未婚です。

生理が少し遅れていることに気がついたと同時に、あなたがお腹にきてくれたことがわかりました。
妊娠検査薬を使った5月20日のことは、よく覚えています。
仕事から帰ってきた彼は、すぐに私を抱きしめて「おめでとう」と言ってくれました。
学生であり未婚であること、私自身の経済力の無さ。
ものすごい不安に押しつぶされそうになりながらも、さまざまなことを二人で乗り越える決意をしたのです。

5月29日、あなたが育つための小さな小さな袋が見えましたね。ママ、とても嬉しかったんだよ。
だけど、その翌日から出血が始まりました。
すぐに病院に行きましたが「薬を飲んで安静にするだけ」と言われました。「流産かもしれないから、覚悟は必要だ」とも言われました。
とても怖かったけど、私はあなたを信じました。きっとすくすくと育ってくれると。

その日に、流産の可能性もあることも含め、親族へ報告をしました。実家の両親や彼の家族は驚いていましたが、喜んでくれました。
時期を見て入籍し、切りのいいタイミングで大学を中退することに決めていました。

出血は3日間でおさまりましたが、今思えば、本当に大量の出血でした。確かに、それまであった吐き気や胸の張りも、出血とともにおさまっていたこと、本当はそれで少しずつ覚悟していました。
それでももちろん、最後まであなたの生きようとする力を信じました。

6月6日、出血が始まってから1週間後。
エコーは、本当にきれいで何も見えませんでした。
「赤ちゃんの袋、流れちゃったね」と、先生は言いました。
何度も聞きました。
どこにもありませんか?もうだめですか?と。
やっぱりあなたは、もういませんでした。

あなたは、本当にあっという間に居なくなってしまいました。
それでも、あなたが私のお腹に、私たちの間にきてくれたことは、今まで生きてきた中で何よりも素晴らしかったよ。
若くて未熟な私の中にも、少しずつ芽生えていく母性は本当に愛おしかったんだよ。
きっと色んなことを、伝えるために来てくれたんだね。
だけど今はまだ、あなたの不在を悲しむことしか出来ません。
ごめんね。

パパとはずうっと一緒にいるよ。
ママは泣いてばかりだけど、パパはとても前向きです。
パパが言うように、きっとあなたはまた私たちの所にやってくる。そのときは、あなたが安心して育ってくれるようにしておくからね。

短い間だったけど、私と一緒に生きてくれて、本当にありがとう。
しばらく泣いてばかりいるかもしれないけど、そんなママをどうか許してください。
こんなに未熟で幼いママだったけど、何よりもあなたを愛したよ。これから先も、ずうっと愛しているからね。

最後に、私の中に宿った小さな生命と私の身体を案じてくれた周りの人々への感謝と、この文章を読んでくださって、あの小さな生命のことを知ってくれたあなたへ感謝します。
ありがとうございました。



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