ポコズママの会「私の流産・死産体験記」

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１６週

２３週３日　胎児水腫 ....

Name: tae ..plala.or.jp
Date: 2009/11/12(木) 15:37

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Title: １６週
	１１月１０日、定期健診へ行きました。５ヶ月に入ったばかりで、前回の検診から１ヶ月が経っていました。待合室で、偶然親友に会い、彼女の出産予定日と近く、手を取り合って喜びました。彼女の診察の次が私で、「じゃあ、行ってくるね」と、笑って診察室へ入って、その日は初めて腹部エコーを受けられる日だったので、うきうきしながら診察台へ横になりました。いつものように先生と冗談を言い合い「じゃあ、おなかの赤ちゃんにあいさつしようか」と、エコーをあてて、モニターに目をやったとき、悪寒が走りました。明らかに、前回より小さくなっていました。１ヶ月も経っているのに、前より小さく感じました。気のせいなのかと先生を見ると、先生は無言のままカルテを何度も見ていまいした。私が起き上がってモニターを見ようとしたところ、先生が「心音がしない」と言いました。何を言っているのか分からず、声も出せず、次の言葉を聞きたくないと思いました。先生から「赤ちゃん、だめになっちゃった」と、告げられました。すぐに内診を受けましたが、同じことを言われ、先生も切なそうに話をしていましたが、私は声が出なくて、涙だけがあふれてきました。「明日、手術をする」と、説明されました。ちょうどお昼どきで、外では親友が一緒にランチをしようと待っていてくれたのだと思います。私はメールに返信できず、診察室から出られませんでした。ついさっきまでいた、幸せな待合室へ戻ることができませんでした。親友には始めての妊娠だから、このことで動揺させたくないと、すごく冷静な自分もいました。中の検査室で会計を済ませ、妊婦さんの前を通って外へ出ました。でも、悪い夢を見ているようで、まだ信じられませんでした。仕事にも戻れず、どこへも行けず、夫にも電話できないまま、広いところへ、明るい方へと車を走らせ、気づいたら海へ出ていました。ものすごく良い天気でした。車の中で、携帯で流産について検索していたら、このサイトへ着きました。そこで体験談を見て、他人事じゃなくて、自分に起こっていることなのだと、はじめて声を出して泣きました。動物のように泣きました。なんで？安定期になったはずなのに、この前まで順調だって言ってたのに、おなかは少し痛んだことあったけど、上の娘の時もそうだったのに私が動きすぎたから？仕事なんかしてたから？なんで動いていたんだろう？おなかが痛かった時にすぐに病院へ行けばよかったのに。最低だ、最悪な母親だ、私は自分が許せない。夫に話して、翌日、病院で処置を受けて、痛くて、からだよりも心が壊れそうです。新生児がいて、妊婦がいて、私も半年後、ここに居るはずだったのになあ。なんで、隣の分娩台じゃなくて、手術台にいるんだろう？外はものすごい雨で、まっくらな空で、それだけはよかった。天気が良いより良かった。立ち止まっても仕方がないし、事実は変えられないし、私には娘と夫が居て、帰る場所も守るものもあるのだから。でも、こんなに辛いなんて、どうして？ごめんね、赤ちゃん。ごめんね、ごめんね、ごめんね。

Name: mama ..dion.ne.jp
Date: 2009/11/11(水) 15:33

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Title: ２３週３日　胎児水腫　子宮内胎児死亡
	１１月９日、お腹の中で亡くなったわが子を出産しました。３日前の診察で、心拍が停止していることが確認されました。その時には「亡くなって、もう１週間くらいはたっているようだ」と、言われました。少し、体が小さくなっていると告げられました。妊娠９週の時に胎児頸部浮腫が確認され、次の週には全身が腫れた状態になっており、先生からは「お腹の中で亡くなる確率が高い」と言われていました。それから状態は悪化する一途だったので、そんなに遠くない時期にお別れの日がやってくるというのはわかっていました。でも、わが子はがんばりました。苦しかっただろうに、よく２３週も一緒に過ごしてくれたと思います。先生も「この状態でよくここまで生きてくれたと思うよ」「すごい、生命力の強い子だよ」と言っていました。名前を翼（つばさ）とつけました。お空を自由に駆け回れるように。その翼でパパとママのところへいつでも会いにこれるように。そんな思いで名づけました。私は翼に謝りたいことばかりです。翼に異常があると分ってから、自分が考えてきたこと、してきたことを振り返ると、懺悔する以外に何もありません。お腹から出てきてくれた翼に会って、その小さな体を見て、顔を見て、先生からどれだけ翼ががんばってくれていたかを聞かせてもらって・・・。私は母親として「この子のために何をしてあげたの？何もしてあげていない」と、そんな自分が情けなくて、翼に申し訳なくて、涙が止まりません。何で一緒に過ごせたこの時間をもっと大切にしなかったのかと後悔するしかありません。涙はとめどなく溢れてきます。だけど、これからは翼には「ごめんなさい」じゃなくて「ありがとう」「よくがんばったね」って言います。もう後悔しても、あの日々は帰ってこないから、心の中で一緒に過ごしていくこれからを大切にしようと思います。翼、ママのお腹にやってきてくれて、２３週と３日一緒にいてくれてありがとう。パパ、一緒に泣いてくれて、ママを支えてくれてありがとう。先生、翼と私を見守ってくれてありがとう。助産師さん、ずっとついていてくれて、翼をやさしく抱き上げてくれて、一緒に泣いてくれてありがとう。みんな、みんな、ありがとう。

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