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   稽留流産 胞状奇胎   
   8週 稽留流産   

Name: あかり    ..ocn.ne.jp
Date: 2010/05/29(土) 18:37
     削除 
Title: 稽留流産 胞状奇胎    
2008年12月15日妊娠判明。
2009年1月8日、手術を受けました。
もう、1年以上が経っていて、最近は、小さい子どもを見ても動揺することなく、将来の話もできるようになっていたのに、何かがぶり返したように涙が止まりません。

私の赤ちゃんは一度もエコーにも映らず、心音も聞くことはありませんでした。
最初に受診したとき「早すぎて、まだうつらない」と、先生に言われました。
次の週もエコーにはうつらないものの、妊娠反応はしっかりでていることから「もしかしたら子宮外妊娠かもしれない」と、言われていました。

私は赤ちゃんの姿をみることはありませんでしたが、つわりの症状がひどかったため、それだけが私の妊娠の自覚でした。
3回目の受診のときも映らず、「妊娠の反応が弱まってきている。子宮外妊娠か流産でしょう」と言われて、2009年12月31日、稽留流産と診断されました。

まだつわりもあるのに、本当に死んだの?と、疑問をもち、
私は赤ちゃんが死んでしまった事実を受け入れられないまま、手術を受けました。手術が終わってからも、まだ本当は生きていたんじゃないか?とか、苦しかったんじゃないかな?と思うと、辛くて仕方ありませんでした。
子宮外妊娠でなかったかを調べるために、病理検査に出した結果、赤ちゃんはお腹の中に居たけど胞状奇胎だったという診断もいただきました。
流産した上にお腹の大きくなったお母さん達がたくさん居る産婦人科に通院は、辛すぎました。

つわりがあったのも、正常な妊娠じゃなくて胞状奇胎だったからなんだとわかったら、哀れでした。
それから私は、すぐにタバコをやめなかったこと。お腹が張っていても仕事に行ったこと。お腹がちょっと痛くても我慢したこと。つわりの症状が早すぎたのに気づかなかったことなどを悔やみました。

当時、22歳で結婚前の妊娠でした。その時の彼とは絆は深められませんでしたが、今付き合っている彼は、当事者でもないのに泣いても責めもしないし、そっとしておいてくれます。それでも涙が止まらないのが申し訳ないのと、どこからこの気持ちが来てるのかわからないのが辛いです。
ただ、思い出すと何かにスイッチが入ったように涙が出てくるし、今だに涙が止まらないです。どこに居ても涙がでてくるから困ってます。

1年以上も昔の話で、母親になった自覚なんてほんのわずかな時間だったのに、こんなに泣いたり、吐いたりするのはおかしいんじゃないかな?
あたしが弱いだけかな?って思っていましたが、ここのサイトをみてなんだか救われました。ありがとうございました。少しずつ自分と向き合って、いつかママになれるようにがんばります。





Name: みっこ    ..eaccess.ne.jp
Date: 2010/05/28(金) 15:19
     削除 
Title: 8週 稽留流産    
8週で、性別も分からないままに我が子は空へ帰っていきました。
結婚6年目にして初めての妊娠で、6週で心拍も確認できて、夫婦で喜んでいました。

8週に入ってすぐ、母子手帳を手にする喜びを早く味わいたくて、急いでクリニックへ向かいました。その日はドクターに紹介状をいただいて、分娩施設のある病院へ転院する予定もあり、しとしとと霧雨の降る肌寒い日でしたけれども、30分かけて歩いて行きました。

人柄の良いドクターは、その日もにこにこしながら「調子はいかがですか?」と尋ねて下さり、さっそくエコーで見ることになりました。
そこに映った我が子は、以前よりずっと大きくなっていて、手足も出てきていました。
しかし、いつもなら「心臓が動いているのが見えますね」と、やさしく教えて下さるドクターが「心拍が見えませんね」と、言ったきり、無言で何度もエコーの場所を変えていました。
その雰囲気で異変があるのを悟りましたが、きっと角度のせいで見えないんだろう、赤ちゃんの発育が良くて体の影になっていてみえないんだと、自分に言い聞かせていました。

診察台から降りてお話を伺いましたが、「心臓が動いていない」「8週相当まで成長しているので、ほんの少し前まで心臓が動いていたのでしょう。流産の可能性が非常に高いので、手術が必要になると思います」と、告げられました。
それを聞いても頭の中は真っ白で、何を言われているのか分かりませんでした。待合室に戻って、いつも診察で言われたことをメモしていたメモ帳に「手術が必要」と書き込んだ時、ようやく重い事実が飲み込めました。
会計を済ませ、悲しい紹介状を受け取り、泣きながら家へ帰りました。帰り道は、どこをどう通って帰ったのかよく覚えていません。

その日は泣いたり、泣き疲れて横になったりを繰り返していました。
最後の診察を受ける前日に、うちの猫と軽く追いかけっこやかくれんぼをして遊びましたので、この子も一緒に楽しんでくれただろうかと考えると、涙が止まりませんでした。
こうして嘆き悲しんでいてもこの子は喜ばないだろうけれど、この子はお腹の中でどう感じていたんだろう、どう感じているのだろう、もしもそれが分かればどれだけ救われるだろうか、とその時思いました。

その翌朝、起床直後にある曲の一部がふっと頭に流れました。「今日のさよならは終わりなんかじゃない。また会えるよ。自分の心はそばにいるよ」という意味の曲です。
それは、私が中学校時代に好きで聴いていた曲ですが、もう十数年も聴いていなかった曲でした。
そして今朝は小さな男の子と遊ぶ楽しい夢を見て、起きると同時に「諸行無常」という言葉が頭に浮かびました。「すべての物は移ろいゆき、一時たりとも留まっているものは無い」という意味ですが、私には「今はいったん離れてしまうけれど、また帰ってくるよ」という意味のように感じられてなりません。
現実逃避だと笑われてしまうかもしれませんが、きっとこの子からのメッセージなのだと私は思います。

週明けに手術を受けます。そうしたら一度お別れですが、また来てくれる時が来るまで、毎日、その日一日を大切にして生きていきたい、そう思います。



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